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秀才クルークの退屈

第一話:秀才(自称)クルークの退屈~1~



「はあぁぁぁ・・・・」

今日の授業でもクルークは退屈していた。毎日毎日知っていることばかり習っていても・・・と自称秀才の悩みだったのかもしれない。

最近はここプリンプタウンの周りの国の歴史も習っていた。事実かさえも知らぬ歴史を・・・・

近くには滅びた古城のタトゥーンダ城という城がある。そこは昔、とても栄えた城下町があったのだが、悪政や厳しい税金によって少しずつ人は消えてゆき、今では廃墟になってしまった。廃墟になった理由はもう一つある。

無理な戦争をしたと言うこともある。近くの城との戦争だった。むなしくも惨敗、王家は信頼を失っていった。

しかしクルークには不自然に思うことがあった。

国が滅びた時代まで、300年ほどあいていたのだ。悪政が行われはじめ、税が厳しくなったのも戦争の時代からはずいぶん離れている。

そして今日もこんな事を考えて退屈していると、授業は終わっていて、夕方になっていた。

「・・・・・・・」

「・・・・・・クさん・・・」

「クルークさん・・・・」

誰かの声だ。はっとした。それは隣のクラスのリデルだった。リデルは、とても気が弱く、魔法もそんなに強くなかった。それとは対照的にクルークは魔法もよくできたし、気も強かった。

それにしてもリデルが何の用だろう・・・・。?

「さっきシグさんにこれを渡したかったんですけど、もう帰っちゃってたみたいで・・・。クルークさん、家近いですよね?直接手渡しでお願いします・・。」

シグというのはクルークと同じクラスの男の子で、いつもぼーっとしている。虫が大好きで、左手と左目だけ赤い。

クルークはシグが嫌いだった。

しかし・・・

「いいよ」

なぜ了承したのだろう?クルークはこう思っていた・・。

「前、遺跡で起こったあの事件で・・シグの手が光を放ち反応した。もう一度行ったら何かあるんじゃないか?」



そして早速シグの家へ。手渡ししてから遺跡に行かないか聞く。もう夕方だから明日いこうとシグは行った。

仕方なくクルークは了解したが、待ちきれなかった。

次の日、早帰りでまだ1時半。早速シグと遺跡へ。この遺跡は遙か昔プリンプで栄えた文明、「アルカ文明」が残されているため、アルカ遺跡と呼ばれていた。

そこにつくとクルークはいろいろと探してた。一方シグはなんかよくわからない虫を捕まえようとしてた・・・・。

シグが捕まえようと走っていたら、なんと!虫が壁の中へ!シグも「待て~~!」と壁の中へ・・・。

クルークもおそるおそる入ってみるとなんとそこに隠し部屋が!

隠し部屋に入ると真っ暗だ・・・。何か足音が聞こえてくる・・・しかも近づいてる!!

こんな時でもぼーっとしてるシグを見てイライラしてるクルーク。

「何で・・・・」

後ろから声がした・・・・。振り向くとジ○ンの亡霊みたいなのがたっていた・・・・。

「何で人間がこんなところにいるんだ?」

すると少しずつ人間ぽい形になってきた。

「あ、あなたは・・・・!」

クルークは驚いていた。何故ならそれは大昔最強の名を誇っていた魔導士のブレイクという人間だったのだ。

「な、何で・・」

「あ?いや・・・それはこっちが聞きたいんだけど・・・とにかく危険だから出てった方がいいぞ?」

「危険・・?それより・・!」

「あ、俺は一応幽霊でこの辺で地縛ってたりしてるんだけど。」

そのときだった。

「ケロケロ~ン!」

近くでよく見つけるどんぐりガエルという蛙の鳴き声が!

「ほ~ら、行ったそばからきた、奴が」

囲まれていた・・・。

「魔法、使えるか?」

「僕は得意だけど・・、そこにもう一人いるシグは魔法が得意じゃなくて・・・」

「なんか不思議な力を感じるな・・・」

ちょっとブレイクがニコ厨発言をしそうになったところで・・・

「私ケロティ!よろしく!・・・まあそこにいる2名も魔界行きかなぁ?」

出てきた。蛙の帽子をかぶっている。

「あ、ちなみにクルークだっけ?あいつは一応魔界の刺客でここの謎を守っているものなんだ。だから手荒な事はしたくないんだが・・・やらないとやられるしな・・・・」

「えっていうかいつ僕の名前を・・・」

クルークがそんなことを言っているうちに攻撃が・・・

なたのようなものを持っている。クルークは持ち前の魔法で戦った。

戦っているうちにケロティから声が聞こえてくるようだった・・・。

「どうしても消えないんだね・・・なら私にも手があるヨ」

「って、シグ何をやって・・・」

「ごめんね、その子はこの土地の守り神といったところなんだ。だから私は狙わない。」

「じゃあブレイクは・・」

「彼ははっきり言うとニコ厨のキワミだから。ガチホモだし。」

「そうだったの?!うわー・・・イメージダウンがすごい・・・」

「おしゃべりも終わりにしよっか♪」

「うわ!」

ケロティの攻撃が凄まじくなってゆく・・・。でもケロティの言っていることが少しわからない。守り神?どういう事だ?

クルークが追い詰められた・・。なたがクルークの首に少しずつ向かう・・・。

「ごめんね。ここに来た人はみんなこうなる運命。」

どん!

シグがケロティを後ろに倒した!

「なんのつもりか知らないけど・・・・人殺しは駄目だと思う。」

寝起きみたいに言う・・・。

「っっっっっっっハハハハハ!」

ケロティが狂ったように高笑いをした。

「シグ。あなたはこの地を離れたら守り神ではなくなる。ちょっとでも。離れている間は・・・。そのときは最初に倒すんじゃないかなぁ?」

そういいながらケロティはワープみたいな感じで去っていった・・・。

ひとまず家に帰って、次の日・・・

クルークにはものすごい疲れがたまっていた。もしかすると幽霊が見えるようになったのは

日頃の行い(ぷよチュー参照)なのかとも考えてしまう・・・



ちょっと衝撃的だった・・・



考えてもみればケロティなんてあんなレナみたいな性格の見た目諏訪子に襲われたのは他に理由があったんじゃ・・・

なーんて考えなくてもいいか。




しかしこれはまだこれから起こる事件の前触れにしか過ぎなかった・・・・・。