Episode 1:なぜここにいる?

なぜここにいる?




カメラはレッドベースに立っている、グリフとシモンズを映す。


シモンズ:おい。

グリフ:うん?

シモンズ:お前は今まで俺たちが何故ここにいるのかを、不思議に思わないのか?

グリフ:それは生命の大きなミステリーの一つであって疑問には思わない。何故我々はここにいる?
それはつまり我々は宇宙上での・・・偶然の産物だ。それとも神が本当に全てのことを見ていると?
プレイヤーの考えで動いているということを君も知っているだろう。だけど俺はその人を知らない。
でもそういうことを考えてると夜眠れないんだ。

シモンズ:・・・

グリフ:・・・

シモンズ:何?俺は何故この峡谷にいるかと聞いたんだ?

グリフ:ああ・・うん。

シモンズ:プレイヤー?神?なんだって?

グリフ:あー・・・なんでもない。

シモンズ;お前はそれについてまだ話したいか?

グリフ:いや。

シモンズ:確かか?

グリフ:ああ。


シモンズ:冗談は抜きで、何故ここにいるのか?俺が言えるのは、ここは人里離れた
箱型の峡谷で、出口や入り口は無い。

グリフ:ふむ

シモンズ:そして俺達がここにレッドベースを配置した理由は、奴らもあそこにブルーベースを配置しているからだ。
そして奴らがそこにブルーベースを配置してる理由は、俺らがここにレッドベースを配置してるからだ。

グリフ:ああ、俺達が互いに戦っているからだろ。

シモンズ:違う違う、つまりだな、もし俺達が今日撤退するとする、そしたら奴らは、俺たちの基地を奪いに来ることになる。
奴らはこの峡谷で2つの基地を持つことになる。大変じゃないか!

グリフ:いずれにしても、それがどうした?俺はよそ者と戦うために入隊したんだ。
マスタチーフはコブナントの艦隊を撃破した。それなのに俺はこんな所で動けない。
青野郎どもと戦うんだ。

チャーチはスナイパーライフルでレッドベースを見ている。彼の横にタッカーがいる。

タッカー:奴らは何をしてるんだ?

チャーチ:ああ?

タッカー:奴らは何をしてるのかって聞いたんだ。

チャーチ:ああ畜生!その質問はヘドが出るぜ!

タッカー:おい、てめえがライフルを持ってるから見れねえんだろ。
それなら俺は一日中ここでチン○をもてあそぶから不平は言うなよ。

チャーチ:よし、よし、見ろ、奴等はあそこで立って、喋ってる、いいな?
それが全てだ。今までそうしてた。そこに立って話してるんだ。奴らは先週もそうしてた。
お前が5分前に聞いた事をだ。今から5分、お前は俺に同じ事を聞く、
俺の答えは、奴等はやはり話してる!これから先も奴等はそこに立ってるんだ!

タッカー:・・・あいつらは何の話してるんだ?

チャーチ:えーとさ?俺お前嫌いだわ。

レッドベースのシモンズとグリフ

グリフ:退屈しのぎに付いて話そう、俺達は生き方の知的な形を見つけ、それに向かわなければならない。
わかるだろう?奴らと戦おう。

シモンズ:うん。やだね。それで俺らが奴らに突撃するってのか。

軍曹は地上に立って、彼らを見上げている。

軍曹:お前ら!前へ出て来い!二人共だ!

シモンズ:畜生!

グリフ:了解です!

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最終更新:2009年01月09日 16:05