「物体具象化」(2016/12/11 (日) 00:39:50) の最新版変更点
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**物体具象化(;&italic(){Concretization of the object})
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***目次
&link_anchor(A){1.使用能力者(能力保有者)}
&link_anchor(B){2.能力の概要}
&link_anchor(C){3.能力の描写}
&link_anchor(D){4.登場する作品}&size(12)
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***&aname(A,option=nolink){1.使用能力者(能力保有者)}
・[[田中れいな]]
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***&aname(B,option=nolink){2.能力の概要}
-頭に思い描いた物体を現実のものとして顕現させる能力。
-気を集中させて具象化させるため、集中力が途切れると瞬く間に形を失い消えてしまう。
-現在のところ、『the new WIND』シリーズでのみの設定となっている。作中で田中は自らの能力を、[[道重さゆみ]]の使役する闇に対抗するかのような光の刃(ブライト・ソード)を具象化するまでに成長させた。刀以外の物体を具象化できるかどうかについては、言及されていない。
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***&aname(C,option=nolink){3.能力の描写}&size(12)
-&strong(){紹介するのは一部ですのでご了承ください}(※左下の[+]をクリックすると本文が開きます)
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田中れいなは喫茶リゾナントの地下にある鍛練場にひとり佇んだ。
大きく息を吸って、長めに吐く。
なんどかそれを繰り返し、すっと目を閉じた。
自分の呼吸に集中し、体の中心に己の“気”を集める。
流れるそれを感じるように、耳を澄ませ、開いていた心の扉を閉じる。
徐々に体が熱くなっていくのを感じ、今度は右手に意識を集中させた。
れいなの周囲の“気”が、れいなの右手へと集まってくる。
それを乱さないように、心は閉じたまま、じっと右手のみに感覚をもっていく。
頭の中で、完成のイメージ像をつくる。
最初に浮かんだそのイメージと合致するように、もっと具体的に、太く、濃く線を描く。
不定形だった気が、徐々に、ある形を成していく。
れいながそっとそれを握り締めると、確かに感触があった。
深く息を吐き、右手を見つめると、そこには立派な『刀』が握り締められていた。
『the new WIND―――久住小春』より
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