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**物体具象化(;&italic(){Concretization of the object}) ---- ***目次 &link_anchor(A){1.使用能力者(能力保有者)} &link_anchor(B){2.能力の概要} &link_anchor(C){3.能力の描写} &link_anchor(D){4.登場する作品}&size(12) ---- ***&aname(A,option=nolink){1.使用能力者(能力保有者)}  ・[[田中れいな]] ---- ***&aname(B,option=nolink){2.能力の概要} -頭に思い描いた物体を現実のものとして顕現させる能力。 -気を集中させて具象化させるため、集中力が途切れると瞬く間に形を失い消えてしまう。 -現在のところ、『the new WIND』シリーズでのみの設定となっている。作中で田中は自らの能力を、[[道重さゆみ]]の使役する闇に対抗するかのような光の刃(ブライト・ソード)を具象化するまでに成長させた。刀以外の物体を具象化できるかどうかについては、言及されていない。 ---- ***&aname(C,option=nolink){3.能力の描写}&size(12) -&strong(){紹介するのは一部ですのでご了承ください}(※左下の[+]をクリックすると本文が開きます) #region ---- 田中れいなは喫茶リゾナントの地下にある鍛練場にひとり佇んだ。 大きく息を吸って、長めに吐く。 なんどかそれを繰り返し、すっと目を閉じた。 自分の呼吸に集中し、体の中心に己の“気”を集める。 流れるそれを感じるように、耳を澄ませ、開いていた心の扉を閉じる。 徐々に体が熱くなっていくのを感じ、今度は右手に意識を集中させた。 れいなの周囲の“気”が、れいなの右手へと集まってくる。 それを乱さないように、心は閉じたまま、じっと右手のみに感覚をもっていく。 頭の中で、完成のイメージ像をつくる。 最初に浮かんだそのイメージと合致するように、もっと具体的に、太く、濃く線を描く。 不定形だった気が、徐々に、ある形を成していく。 れいながそっとそれを握り締めると、確かに感触があった。 深く息を吐き、右手を見つめると、そこには立派な『刀』が握り締められていた。                      『the new WIND―――久住小春』より #endregion ---- T&counter(today) Y&counter(yesterday) &counter()

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