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『RとR』シリーズ


『RとR』シリーズはインターネットの掲示板2ちゃんねるの娘(狼)板に立てられたスレッド、「リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第8話」から投稿開始された小説。

目次



概要

本作は『RとR』『RからAへ』『AとA』『A-gain 愛よ再び』によって構成される第一章と、『復讐と帰還』の第二章、最終章となる第三章『R-Infinity』に分けられる。
作中の描写、ジュンジュンの年齢から作品中の時期は2009年の初夏頃だと思われる。
シリーズの項も参照のこと。作者はRとRの人
『異聞、「AとR」』『里沙とパンダ鍋とジュンジュン』『Dive into the“FUTURE”(全3話)』も同じ世界観に基づいており、それぞれ第一章よりも前の時系列で描かれている。(下記「番外編」参照)

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物語

闇の組織ダークネスと決別し、リゾナンターの一員として生き抜く事を誓った新垣里沙は、ダークネスからの刺客粛清人Rとの対決に挑む。
同時刻、リゾナンターのリーダー高橋愛も、粛清人Aとの決戦を繰り広げようとしていた。
二つのたたかいはそれぞれの決着を迎え、新たなたたかいのきっかけとなる。

(以下の項目は作品のネタバレを含みますのでご了承ください)

登場人物

リゾナンター
新垣里沙
シリーズの主人公。
ダークネスのスパイとして高橋愛の監視任務を遂行していたが、愛をはじめとする仲間達と心を通わせ、組織を離反しリゾナンターの一員となった。
精神干渉能力と鋼線を用いた暗殺術、そして決して折れる事のない魂の強さをもって、たたかいの連鎖を駆け抜けてゆく。
「サイコ・ダイバー」と渾名されるだけあり、心理戦に長けている。
身体的にはさほど恵まれている訳ではないが、格闘戦最強と言われる粛清人Rを相手にそれなりに渡り合う等、格闘技術は決して低い物ではない。
安倍なつみに心酔していたが、高橋愛の事を「世界で一番大事な人」と言っていることから、想いはふっ切れているようだ。
群像劇の側面のある本編では出番の無い回もあるが、番外編ではほぼ出ずっぱりである。

高橋愛
リゾナンターのリーダーにして、リゾナンター最強の戦士。
i914としてこの世に生を受けた自分に酷く苦悩しており、『光』と呼ばれる力に対し強い嫌悪感を抱いていたが、里沙の言葉と想いに励まされ、精神的に成長していく。
瞬間移動能力と精神感応能力を駆使し、強敵と死闘を繰り広げる。
敵の背後にテレポートして稲妻のような蹴りを叩きこむのが得意技。
仲間と話す時はちょっとなまりがきついが、戦闘中は凄みを感じさせる冷静な口ぶりに。

亀井絵里
心臓に難病を抱え、入退院を繰り返している。
おっとりとした優しい性格をしているが、為すべき事を正しく見分けられる目を持っている。久住小春曰く、大人。
本編では能力使用の描写はされていないが、番外編では新垣里沙が傷の共有能力を再現している。

道重さゆみ
ずば抜けた治癒能力を持つ。
身体的には若干頼りない面もあるが、重傷を負った愛を前にして動転することなく治療にあたり、
ぎりぎりの所まで能力を行使し、その芯の強さを見せつけた。

田中れいな
格闘の名手で、かなり勝ち気な性格をしている。
愛のもとへ駆け付けた際にバイクを運転した描写があるが、恐らく無免許だろう。
仲間の能力を強める共鳴増幅能力という特殊な力を持っている。

久住小春
表の顔は売り出し中のアイドルで、芸名は月島きらり。
高橋愛と新垣里沙が、自分達から遠い所に行ってしまうのではないかという不安を抱いている。
若さ故か、その感受性の鋭さ故か、たたかいの現実と正義の理想とのギャップに苦しんでいたが、里沙を守るたたかいの中で戦士としての自分を見出していく。
念写能力を使い、様々な情景を知ることが出来る。

光井愛佳
高校生で、チームの最年少。奔放な性格の小春とは対照的に、かなり優等生的な性格をしている。
予知能力を持ち、愛の危機を察知した。
ちなみに、学校をズル休みした際に「重いインフルエンザにかかっている」と仮病を使ったが、後々考えてみると色々とマズそうだ。

ジュンジュン
獣人族最後の生き残り。生まれは中国で、太極拳の使い手でもある。
ぶっきらぼうな言葉使いをしているが、根はかなり情に厚く、風邪で寝込んだ里沙に鍋料理をふるまった事もある。
七年前に一族をダークネスによって虐殺され、その復讐のために日本に渡って来た。
他作品に登場するジュンジュンよりも日本語に堪能なのは、早くから日本に渡る意志が有ったためだろう。

リンリン
獣人族を保護する特務機関、『刃千吏』の総統の娘。ジュンジュンこと李純と共に日本に渡って来た。
カンフーと発火能力の使い手であり、非常に人間的によく出来た性格をしている。
発火能力発動時に「発火ァ!」と日本語で叫ぶのも、彼女の律儀さ故である。本名銭琳。


ダークネス
安倍なつみ
ダークネス最強の能力者、闇色の瞳の持ち主。『ホワイトスノー』と呼ばれる破壊エネルギーの結晶を操る。
幹部級の人間すら知らない思惑を抱いており、i914の能力を手中に入れようと画策している。
かつて新垣里沙の心に一輪の花を咲かせた優しさは、今は見る影もない。
最もダークネスの「真の闇」に近い人物。

飯田圭織
番外編に登場するダークネスの重鎮。新垣里沙がスパイ任務に就く一因となった人物。
長い黒髪と、やや高圧的な口調が特徴。
『占い』と呼ばれる予知能力の使い手。ある事をきっかけに消息を絶つ。

後藤真希
人類最強と言われる念動能力を誇るダークネス二つの頂点の一人。
『堕天の聖女』『闇の女王』などの異名を持ち、それに相応しい風格と気品を漂わせている。
黒のドレスに身を包み、高橋愛に重傷を負わせ粛清人Aを救った。

粛清人A
ダークネス恐怖の象徴「粛清人」の称号を持つ戦闘の天才。黒の戦闘服を纏い、胸元には赤いスカーフを付けている。
天性の格闘センス、そして触れたものを爆弾のように破裂させる能力を駆使し、高橋愛を圧倒した。
鋼鉄製のヨーヨーを武器に使用し、狼のように獲物を冷酷に追い詰める狩人。

粛清人R
本名は石川梨華。Aと同じく「粛清人」の称号を持つ。黒のボンテージ姿から、黒豹と形容されることが多い。
その格闘能力はダークネスにも並ぶものが無く、粛清人Aをして「本物の化け物」と言わしめている。
かなりカッとなりやすい性格で、それが新垣里沙とのたたかいでの勝負の分かれ目になった。
鋼質化能力で肉体は鋼の強度を誇り、グラマラスでもある。
ちなみに、番外編『異聞、「AとR」』では新垣里沙が粛清人Rを名乗っているが、
それはリゾナンター監視任務に就いた吉澤の後を石川が引き継ぎ、粛清人の座が空席になったためである。

吉澤ひとみ
『復讐と帰還』におけるもう一人の主人公にして、もう一人のサイコ・ダイバー。
諜報機関時代の部下であった新垣里沙に同情的であったが、石川梨華の復讐のため、心を闇に染め上げていく。
念動と精神干渉という応用の利く能力を巧みに使いこなし、格闘戦に於いても一流の腕の持ち主。
黒の革ジャンに黒のレザーパンツといういでたちで、三人目の粛清人に任命され、
リンリン、久住小春、高橋愛、ジュンジュン、そして新垣里沙を相手に激しいたたかいを繰り広げる。
番外編では時系列を遡るので、新垣里沙の良き上司といった立ち位置になっている。

主任
ダークネス生物化学研究所主任。本名は不明で、モデルとなる人物もいないオリジナルキャラクター。
戦獣の開発責任者。


その他の登場人物
小川麻琴
ダークネス生物化学研究所所属という事になっているが、その行動には謎が多い。
粛清人吉澤ひとみに従ってたたかいの場へ足を踏み入れた。
気配を断つのが得意。

アイ
高橋愛が幼いころに切り離したもう一つの人格。普段は愛の心の奥に眠っている。
里沙の目には四歳くらいの少女として映ったが、しっかりとした受け答えをしていた。
i914の力を司り、物語の中で重要な役割を担う事になる。

中澤裕子
かつては伝説とまで呼ばれたダークネスの重鎮であったが、リゾナント・ブルー計画成就のため組織を離脱する。
現在は政府特務機関『M』の指揮官。
言動に含みが多い。

荒腕
政府特務機関『M』の特殊部隊『FRONT』第五小隊隊長。
年齢は三十代半ばくらいで見た目はややいかつい。
ただ、笑うと妙に人のよさそうな顔になる。
伝え聞いた新垣里沙の戦う姿に心を熱くする熱血漢。

古湊
政府特務機関『M』の特殊部隊『FRONT』第十三小隊隊長。
年齢は二十代後半くらいで優男風。
既婚者であり、もうすぐ父親になるらしい。
道重さゆみをからかうなど口調やノリは一見軽いが、真摯で頼もしい面も持ち合わせている。

田島明夫
正午から生放送の情報バラエティ番組の司会をしているベテラン芸人。
月島きらりこと久住小春の唐突な訪問と強引な頼みを受ける。
かつて関空発羽田行のボーイング機内にて不思議な体験をした経験がある。
⇒参考リゾナント元作品



用語

サイコ・ダイバー
精神干渉能力者の総称。
新垣里沙が主人公という事もあり、精神干渉能力の解釈がかなり広範になっているため、この呼称になった。
その名の通り心に潜る能力を持つ。
精神空間ではある程度自由に姿を変えられるらしく、新垣里沙は背中に翼を生やしたり、人魚の姿になったりした。

戦獣
粛清人直属の精鋭部隊として開発されたダークネスの生物兵器。
開発の為、多くの獣人族の命が犠牲になった。
肉体を異形の獣に変化させ、単純な腕力ならば獣化状態のジュンジュンをも上回る。
精神が無いため、単純な命令を実行する位の知能しか持たない。
生物化学研究所主任曰く、「たんぱく質で出来たロボット」
小川麻琴曰く、「人を殺すために作り出された獣」
吉澤ひとみが新垣里沙への復讐戦に十三体の戦獣を投入した。

穂是南亭
刃千吏の協力者が営む中華料理店。「ほぜなんてい」と読む。
チャーハンが名物。
横浜中華街で、それなりの評判の店である。

転送孔
ダークネス本部地下転送室と任意の空間を結ぶ一種のワープホール。
組織の人間からは転送ゲート、または単にゲートと呼ばれている。
ある程度以上の立場にあるものしか使用できないようだ。

七年前の虐殺
ダークネスによって獣人族が壊滅させられた事件。ジュンジュンとリンリンが日本へ渡るきっかけとなった。
ジュンジュン以外の獣人族は皆命を落とし、刃千吏も相当の打撃を受けた。
刃千吏総統であるリンリンの父親は、吉澤ひとみによって失明させられ、たたかえない体になってしまった。
吉澤ひとみは関与を明言していたが、獣人の虐殺に直接手を下したかどうかは不明。
『復讐と帰還(11) R-again(後)』の冒頭のシーンに、安倍なつみが関与していたのではないかと思わせる描写がある。

梅酒
青梅を焼酎と氷砂糖に漬けて作られる日本古来の果実酒。粛清人Rこと石川梨華が漬けていた。
本人曰く「味は保証しない」とのことであったが、実際に砂糖の分量を間違えて作ったようで、容赦なく甘いらしい。
新垣里沙の粛清に向かう直前、石川は吉澤ひとみに「この任務が終わったら一緒に飲もう」と持ちかけるが、結局それは果たせずに終わる。
同時に、明日をも知れぬ日々を生きる身で熟成に長時間かかる酒を作ろうと思い立ったその動機も、はっきりとは分からないままになった。
後に吉澤は一人でグラスを傾け、そのまずさに苦笑すると同時に、自分の中に存在していた感情に気付く。
また、第三章において、ある2人がこの酒(もちろん石川が漬けたものとは別物)を一緒に飲むシーンが登場する。

もんじゃ焼き
小麦粉を水に溶かした汁を、様々な具材とともに鉄板で調理する日本の料理。中国へ渡航する新垣里沙を送りにきたメンバーが昼食に食べた。
本来は土手を作ってからその中に汁を流し込むのだが、何故か新垣里沙は「私は、土手は作らない」と決然と告げ、ジュンジュンの静止も空しくそれを実行する。
現実世界の新垣里沙のエピソードを織り込んだコミカルな描写のこの部分は、後の展開への伏線となっている。


時系列まとめ

  • 以下はストーリーの核心そのものですので、必ず作品をお読みになってから開いてください (※左下の[+]をクリックすると本文が開きます)
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