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15〜23(第107話)


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「なんでまさきちゃんの能力コピーしたってだまってたと!」
「そうだよ、フクちゃん、3回も跳べるならリゾナントに戻れるじゃない」
「え、でもそれじゃあ、まさきちゃんたちと合流できないよ」
「そんなこといってる場合じゃないんだろうね。香音達、命の危機に瀕しているんだよ」

「水は残り少し、食料は激辛せんべい、助けをよぶ手段もない、周りは水に囲まれてる」
「だれがどうみたって、死亡フラグ建築たちすぎとるっちゃろ!!」
「でも、ここで瞬間移動で帰っても、キャンプにはならないもん
 聖、まさきちゃんの『修行する』って思いに感動したから、聖も頑張りたいって」
「気持ちはわからなくもないけど、さすがに準備なしでこれは無理難題だよ」

「と に か く! いったん、ここから瞬間移動で脱出しようよ。まーちゃんのコピーはどれくらいのことできるの?」
「・・・まさきちゃんのはそもそも作るのが難しいから、あまり練習できてないの。半人前だよ。
 どこに跳ぶのか安定しないし、3人を連れて跳んだことがないからどうなるか聖もわからない」
「でも、ここ以上の悪い場所はなかなかないと思うんだろうね」
「そうだよ、やってみよう。4人同時に跳べなくてもやるしかないよ」

「で、でも」
「聖、えりたちを信じて!何が起きてもえり達なら大丈夫やけん」
「そうだよ、フクちゃん、香音は聖ちゃんを信じてるから」
「だって友達だから!!」

「・・・わかった。みんな聖の手のうえに手を重ねて」
「頑張ってね 聖」
「・・・うん、行くよ!!」
(シュンッ スタッ)
「!! フクちゃん大成功だよ!4人ともそろっているんだろうね!」
「・・・でもなんかいな?妙に涼しい気がするっちゃけど」
「うん、私も、なんだか開放的な気分がするな」
「(やはり2.5人分しか跳べなかったか)」   (続く




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ねえねえ なんで あゆみん まさに口きいてくれないのかな?

「まあちゃん、それ本気でいってるの?」

む! なにさ、どぅにはわかるの? あゆみんがまさのこと無視するりゆう

「佐藤さん、申し訳ありませんが私でもわかりますよ」
「そうよ、まあちゃん、あゆみんにあんな激辛せんべい食べさせるなんて怒って当然なのよ」
「・・・」

え~ だって鞘師さんにあげたら美味しいって、すーずきさんにもあげたら目に涙浮かべて笑ってたよ

「・・・それ、たぶん違う意味の笑いだと思う」
「そうですね、鈴木さん、おそらく泣いておられたんじゃないです?」
「・・・」

そうなの? ごめんね、あゆみん

「でもあゆみんもそろそろ許してあげてもいいんじゃないかな?」
「・・・(言えない、唇が辛すぎて開かないなんて漫画みたいなことになってるなんて)」
「ところで、くどぅ、譜久村さん達の居場所を見つけないといけないんじゃない?」
「あ、そうだった。よし、集中だ!!!・・・は?」

なに? どぅ なにみえたの?

「い、いや、なんでもない」
「どうかしました工藤さん?」
「な、なんでもないよ、あゆみん、このまままっすぐであってるから走らせて」
 (い、言えない、鞘師さんと生田さんが・・・)

よーし、あゆみん いけえええええ  (続く




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なんでこんなことになったんだ
フクちゃんの瞬間移動で跳んだだけでこんなことになるなんて
普通、こんな器用なことおこりようがないと思うんだ
いくらフクちゃんが・・・フクちゃんだとしても
友達だから、友達だと思ってたのに・・・友達だよね?
 ・・・間違いないよね?本当に友達なんだよね?
ねえ、大丈夫だよね???
ああ、なんで?

はあ、みずぽん、道重さんの影響を受けすぎとるとえりわかってたけど、ここまでとは思わんかったとよ
道重さんをコピーしすぎて、あんなことになってしまったと?
きっといろんな変な成分がみずきの中に紛れ込んで・・・
なんでか知らんけど、道重さんはえりのことりほみたいに猫かわいがりしなかったやろ?
ま、安心しとったけど、こうなるなんて

「ねえ、聖ちゃん。りほちゃんとえりちゃんどうしたんだろうね?」
「え、ええ、ど、どうしたんでしょうね?おなかでも痛いのではないですか?」
「え~ごはんも食べてないのに?おかしいね」
「でも確かにそうですわね。聖もおなかすきました
 ほかほかのごはんに味噌汁が食べたいな」
「意外と庶民的なもの好きなんだよね」
「日本人ですからね。香音ちゃんは何を帰れたら食べたいの?」
「う~ん・・・なんだろう・・・あっ 思いついた」
「なんですの?」
「オムライス!!」
(ドキッ)

(リュックの中に着替えあってよかった)(着替えがあって助かったと)

(い、いえない・・・湖の上にパッドが5枚も浮いているのが視えたなんて)   (続く




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あゆみん とばせー

「ひいひいひい、ま、まあちゃん、少し休ませてよ」
「・・・大丈夫ですよ、石田さん、あなたの力はこんなものではないですから」
「ホントに小田ちゃん そう思っている?」

そうだよ がんばれ あゆみん!!
 ・・・ん? 待って待って ストップ 戻って 戻って

「どうしたの?まあちゃん?」

あっち! あっち! あゆみん 戻って

「あっちって何があるの?もしかして譜久村さん達をみつけたの?」
「いや、はるのみえたのはこんな近くじゃないよ」
「あっ あれをみてください、野生の象にキリン、シマウマです」
「・・・野生の王国、ですね」

あっち あゆみん あっちにいるの!

「え?う、うん、このへん???」

とうっ

「あ、まーちゃん、どこいくの!危ないよ」
「・・・仕方ないですね、私達もいきましょう」

来て~~みんな~

「はいはい、行きますよ !! うわ、まあちゃん??な、なにこれ?」
『イガネオ~テケスタ』           (続




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「よし、じゃあ、みずき、りほ、香音ちゃん、行くと!」
「行くってどっちに?」
「う~んと、胸の高鳴るほうへ」
「具体的にどこなんだろうね。まあ、いいや、適当に行けば集落でも見つかるんだろうね」

ガサガサッ

「な、なに?あそこの茂みから聞こえたけど」
「フクちゃん、私の後ろにいて。私が偵察してくるから」
「りほ、えりも行くとよ」
「いえ、守られてばかりではいけません、私がいきますわ」
「いいや、ここは香音が」
「「「どうぞ、どうぞ」」」
「・・・すると思ったんだろうね、全く、まあ、いいよ、なんかあっても香音なら透過で逃げられるから
 ほら~そこにいる何か、出てきなさい~出ないと目玉をつっつくぞ~」

ガサガサッ

『ヨイナテンナマダメ~ヨテメヤ』
「・・・何、これ?」「・・・クラゲ?」
『タレグハトマカナ~イタイア』
「・・・何語かいな?」「・・・これ食べられるのかな?」
『イタイアグスマイエネ、ヨイタイア、ヨイタイア』
「・・・どうする?」
「とりあえず、怪我してるようだから手当てしますわ。ほら手を握って」
(パアアアア)
『ヨイナクタイ、ヨイナクタイ』
「なんだか喜んでるみたい」
『マサウオウョジ、ウトガリア』
「この子どうしようか?」
「・・・とりあえず、連れていこうか?独りぼっちだと動物に襲われそうだし、この子は肉食じゃなさそうだし」     (続




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「なに、この子~かわいい~」
「小田ちゃん、それ本気で言ってるの?」
「え~石田さん、こんなにふにゃふにゃしててくりくりなお目眼でぬるぬるですよ。キュートじゃないですか」

ぶ~あゆみん 好き嫌いだめだよ

「いや、好き嫌いっていうか・・・」

ほら、あゆみん、抱いてみて 気持ち変わるかもしれないし

「うわあああ、なんかぬるぬるする」
(ビビビビビビビビビ)
「ギャピイイィィィィ、し、痺れる」
「それは可愛らしさにやられたって意味ですね」
「いや、どう見ても物理的に痺れてるよ。電気クラゲなのかな?」

『スデイシヤク モテット テレワラキ』

ほら~この子なんだか怒ってるよ、あゆみん 謝って

「ゴ、ごめんなさいいいいい」
『スルユ スルユ』

それであなたは誰? 名前がないなら まさがつけてあげる

「まーちゃん、それはちょっとどうかな?」
「そうですよ、まさきちゃん、人間と話したり、陸にいるクラゲなんて不思議すぎるんだから」

 ・・・よし 君の名前は スワスワ

「・・・聞いちゃいないし」




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「どう、これならよくみえるでしょ?」
『ルエミ ルエミ クヨ ルエミ』
「・・・なんで香音のリュックにこの子をいれるんだろうね」
「だって香音ちゃんのリュックが一番大きいし、香音ちゃんのパワーなら背負えるっちゃろ?」
「がんばって 香音ちゃん」

「それで、今度こそどっちいくかいな?」
「とりあえず、今の時間帯だと太陽があっちにあって雲があっちに流れてるから・・・うん、こっちが北だね」
「とりあえず街を探すのが一番と思いますわ。食料がないとどうにもならないし」
「ちょっと、待って!後ろのこの子が暴れてるんだけど」

『チッア チッア カマナ ノシタワ』
(ビビビビ・・・)
「あぎゃああああああ、し、痺れるううぅぅぅ」
「か、香音ちゃん!」

(間隙)

「・・・それでどっちにいくことにするんだろうね」
「香音ちゃん、頭がBomber Headだよ・・・ちゃーちゃんみたい」
「この子が指さしている方にいってみようか?
 電気くらげだとしたら海とかに着くかもしれないし、そうしたら町がきっとありますわ
 それに・・・」
「なんかいな聖?」
「なにかの本で読んだことがあります。動物の中には地球の電磁波で自分の位置を把握できると」
「! それじゃあもしかしたら この子が磁石かわりになるかもしれないっていうこと?」

「それなら 早速この子の指す方に進むと」
「・・・でもこの子、仲間のところにいくつもりだとしたら私達どこに行くことになるのかな(ぽつり)    (続




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スワスワ~
『ワスワス ワスワス』
スワスワスワスワ~
「ワスワスワスワスワスワスワス~」

「こらあ、まーちゃん、遊ぶな!ああ、頭がおかしくなりそうスワスワスワスワ・・・」
「でも、おかげで一つわかったことがありますよ」
「はるなんなに?譜久村さん達の居場所?」
「いえ、スワスワちゃんは逆に言っているんです。例えば、りんごならごんりみたいに」
「おださくら、なら、らくさだお、ってことですか?」
「なんだかややこしいなあ !! ギャピイイイイィィィ ご、ごめんなさいいいいぃぃぃ」
『スルユ スルユ』
「・・・その通りのようですね」

あゆみん スワスワちゃん ぷんすかぷんだよ

「それから電気を発せられるということは体内に電気を発生させる器官があるということです
 ということは電気にこの子は敏感なはずです。もしかしたらこの子は生き物の電気を感じられるかもしれないですよ」
「よし、だーいし、スワスワちゃんを抱えて、リオンで跳ぶぞ」
「ハ、はい・・・り、リオ~~~ン」

いけ~あゆみん

『スデイイチモキ モテト ガゼカ ♪』
「あ、この子笑ってる、楽しそうだ、あゆみん お手柄だぞ」
「そ、そうかな? ギャピイイイイィィィ」
「あ、嬉しくて放電した」

イシシ あゆみん 気に入られてよかったね あれ、スワちゃん 怪我してる これどうしたの?

『タレタウ デウュジ トマカナ イシホ マカナ テシガサ』




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「イタカ? イナイゾ ソッチハドウダ」
「コッチニモ イナイ マズイゾ」
「マズイナ コノママ デハ オレラノ イノチガ アブナイ」
「ドウニカシナイトナ」

~~~~~

『ノイタス ノイタス カナオ イタベタ クフカア』
「・・・なんだかこの子、暴れているんだろうね」
「頼むから、放電はしないであげてね、香音ちゃんがしびれちゃうから」
「どうしたのかしらね?急に暴れだしたりして」

~~~~~

「アソコに イタゾ」
「ヨシ サキマワリダ ミカタに ツタエテカラ オレハオッテイク」
「ワカッタ アノヒトにバレナイ ウチニ タノムゾ」
「アア オレモ イノチガ オシイカラナ」

~~~~~

「もしかして、おなかすいたと?日もこんなに高いけん、えりもおなかすいたっちゃ」
「それはえりぽんが朝ごはん食べなかったからもあるんじゃない?」
「でも、食料なんにもないんだろうね・・・どうしようか」
『ノイタス カナオ ノイタス カナオ (じたばた) 』
「ほらほら、いい子だから、香音ちゃんのリュックで暴れないようにしてね」
『 !! ヨイワコ ヨイコワ』
「な、なんだろうね、また暴れだしたんだけど」
「でもさっきまでとも違うようだよ」
「!! みんなあそこ!!」
「「「「ダークネス」」」」『ヨイコワ~』   (続