大分-九石ドーム

大分への道

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開幕2戦目3月15日(土)

最も遠いアウェイの地、大分戦のアクセスについて


空港から市内へ

まず飛行機ですが、
私はANA191便 7時50分羽田発、9時30分大分着を予約しました。
帰りは翌16日13時40分大分発です。
旅割を使って往復33000円程度で、ここまでは想定内だったのですが、
大分空港から大分市内へのホバークラフトの運賃がびっくり、片道2970円ですよ!
4年前に大分行った時も乗ったはずですが、そんなにしたんですね。

もっとも、「2枚つづり券」なら5,000円で、大分空港で行き帰りする方には断然オトクです。

値段は確かに高いですが、空港からのホバークラフトは気持ちをかき立てそうですね。
どうせ、黄色いマフラーやコートやらレプリカをまとった人がごろごろ乗るんでしょうから、
ノルマンディ上陸作戦のような高揚感がありそうです。
ホバークラフト乗り場は大分駅からは離れていますので、「大分駅⇔ホーバー基地」の連絡バスが便利です。片道160円です。

大分市内までは60分かかりますがバス(片道1500円ぐらい)もあります。
バスに揺られると途中であの「秋天の陽炎」の舞台の大分市営陸上競技場の脇を通ります。ノブリンマニア、巌マニア、吉田達磨マニアにはたまりません。
4年前、そこで試合も無かったのですが、ぶらりと行ってみたら、何となく当時の雰囲気が感じられました。
メインスタンド下のギャラリーには、80年代に、地元の明野中学校が永井秀樹を擁して全国中学選手権を優勝したときの記念写真がありました。
そしてトラックでは、地元の高校生が棒高跳びの練習をしていました。
脇に流れる大分川では、カヌーの練習艇が流れていて、いいちこや二階堂のCMを思い出すような光景でした。

シャトルバスが発着する大分駅前は、トキハという地元の百貨店があります。
そこの地下では、焼酎や椎茸やザビエルといった洋菓子などの大分のお土産が全て揃います。
観戦のみで時間のない方にはうってつけです。
あと当日の大分合同新聞は、ぜひ現地のキオスクで買ってみてください。
地元開幕戦につき、トリニータ一色のはずです。アウェイ感が背筋を突き抜けるはずです。

あと、飛行機以外で大分に向かう手段ですが、我らがブルートレイン「富士」があります。
東京を14日(金)18時3分に出て、大分着翌15日11時18分です。
寝台料金がシングルデラックス13350円、B寝台6300円です。
(もちろんこの他に運賃14280円、特急料金3150円が必要です)
私のような鉄サポにはぞくぞくする行程ですね。


市内からスタジアムへ


大分駅から九石ドームは、シャトルバスが便利です。
大分駅前に「パルコ」があり、その目の前がシャトルバス発着所・・・だったはず。
3年前にナビスコで行ったときはそうでした。
片道350円です。高いか安いかは、一度乗ってみてください。個人的には相応かなぁ。
大分サポは自家用車で来る方がほとんどですので、渋滞を見越してご来場くださいませ。
ただ、過去2回行きましたが、そんなに渋滞でイライラした記憶はありません。


さて、九石ドームに着きました。
九石ドームは全天候型の陸上競技場。青色のトラックは今でこそなじみが出てきましたが、スタジアムができた当初は珍しかったですね。
雨になると屋根は閉まります。もしかしたら経費削減のあおりで閉まらないかもしれません。
夏は蒸し風呂になるそうです。かなりキツいようです。レイソルとの試合は3月ですので、蒸し風呂になることはまずないでしょう。ひと安心です。
通常、アウェイサポは「ビジターシート」に陣取ります。メインスタンド寄りのG裏席です。アウェイ側のG裏中央上段には「大型ビジョン」があります。ビジターシートからビジョンは見えなくもないですが、レイソルの選手紹介は当然あっさりしたもので、もちろん100%トリニータ寄りのビジョンですので、あってもなくても同じです。

トリニータの選手紹介のときにはビジョンを使います。G裏が太鼓をドンドンと叩き、たとえば「梅崎 司」とビジョンに表示されると「ツ・カ・サ! ツ・カ・サ!」とかサポが叫ぶ・・・そんなカンジだったような。ベンチ入りの選手までやるので、結構長いです。

逆にビジターシートから敵軍(トリニータシート)を望むと上の方に電光掲示板があります。選手交代や時間を表示するためのものですが、いつぞやのJ最終節では「余計な途中経過」をその電光掲示板に表示されたりします。
そう、旧5番様がマグノアウベスにパスして同点弾を決め、もう1点必要になった2004年シーズン最終節では、同点にされてまもなく、

「新潟1-2C大阪」

という表示が・・・しかもゆっくり左から右へ流れるものだから、セレッソリードがわかったときはビジターシートに陣取ったレイサポからは

「ぎゃ~!!」

という悲鳴が・・・。

      • すいません。思い出話になってしまいました。今も途中経過流しているかはわかりません。

そしてスタグルメ。
これは通りすがりの蜂さんの受け売りなんですが、アウェイ側のスタグルメは悲惨なものだそうで、ただしレプリカを脱げばホーム側に通してくれるらしいのです。ホーム側には「屋台村」なるものがあるそうですので、そこは充実しているようです。今回は是非そこに行ってみたいです。

アウェイ側では「とりてん」「団子汁」は売っていた記憶があります。これはなにぶん3年前のことですので、変わっているかもしれません。
アウェイ側でもマッチデープログラムは販売しています。

九石ドームの周りには、何もありません。住宅地と空地しかありません。
大分駅前で食料等を仕入れて行ってもよろしいかと思います。

せっかく大分まで来たのだから


試合が終わった後、多くの方はシャトルバスで大分駅前に戻るはずです。
ほとんどの方は1泊以上の行程をお考えでしょうが、もし翌日の遅い時刻の飛行機を予約している場合は
ぜひ別府にまで足を伸ばしてください。
海沿いを電車で10分程度でほんの隣町ですが、趣きはがらっと変わります。

まず、別府駅を降りた時に漂うかすかな硫黄のにおい。まさに温泉街です。
なんとなく街もひなびた雰囲気で、徒歩圏内で駅前高等温泉、竹瓦温泉といった風情ある公衆浴場もあります。

宿は、駅前か、海岸沿いに分かれるようです。
海沿いが若干高級のようですが、1泊5000円程度のビジネスホテルクラスでも、
それなりに温泉浴場を備えているようでリラックスできます。
ちなみに私が今回予約した別府ステーションホテルは、1泊3900円です。

駅前通りから竹瓦温泉に向かうアーケードがまた雰囲気満点です。浴衣で歩いても違和感がありません。
竹とんぼや手ぬぐいを売る店や、喫茶店が並んでいます。そのなかで「喫茶なつめ」はおすすめです。
薄暗いレトロな雰囲気で、温泉水をそのままコーヒーにした「温泉珈琲」が美味でした。
地元ではお風呂が普通に温泉とのことです。
今も、店の雰囲気は変わってはいないと思いますがいかがでしょうか、再訪が楽しみです。

ちなみに店主は熱狂的な巨人ファン。キャンプ地が近いせいか大分県は巨人ファンが多いそうです。
おかみさんと意気投合して、店の名前は忘れましたがおすすめの居酒屋を案内してもらいました。
その居酒屋には、鳥てん、団子汁をはじめ郷土料理が美味しかったのですが、
当時、トリニータ第3GKの西川周作のサイン色紙が店内に飾ってあったのはご愛嬌でした。

以上で大分について筆を置きます。

いよいよシーズンも始まり、アウェイへの道が始まります。
そこでTRのアウェイ教訓3か条。

  • 地元の温泉浴場で黄色いタオルマフラーを手ぬぐい代わりにするなかれ
  • 勝っても派手に騒ぐな、負けても腐るな、相手サポに会ったら今日の健闘とクラブの伝統及び将来をたたえよ
  • 現地で会ったレイサポとできる限り交流を。そして、そっと名刺を渡そう











最終更新:2008年03月16日 21:02