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SS/短編-けいおん!メンバー/澪/片道切符」(2009/07/15 (水) 20:31:36) の最新版変更点

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ガタンゴトンガタンゴトン 澪「もう、3年だな」 ガタンゴトンガタンゴトン 律「あぁうん、そうだな」 ガタンゴトンガタンゴトン 律「今度はクラス一緒だといいな」 ガタンゴトンガタンゴトン 澪「ま、まぁな」 澪「揺れるな」 律「そうか?こんなもんだろ」 澪「さっきのより揺れてる気がする」 律「気のせいだよ気のせい。そろそろ景色も変わって来たな」 澪「おい律、去年みんなで花火したあの海が見えるぞ」 律「ムギが線香花火を見ていたのを思いだすよ」 澪「律は唯と線香花火をくっつけて大きくしていたな」 律「よくそんな事覚えてるな〜さすが澪だね」 澪「お前がすぐ忘れるだけだろ」 ガタンゴトンガタンゴトン 律「そんなことないよ」ボソッ 澪「えっ?」 律「んっ?」 澪「・・・律?お前泣いてるの・・・か?」 律「ほえ?泣いてなんか・・・あ、あれ?」 澪「お前涙腺弱くなったんじゃないのか〜?wそんなに夏が恋しいかぁ?」 律「ち、違うよ!これはあれだよ!・・・あれだよ」 澪「代名詞だけじゃ分からん」 律「そこは汲み取ってくれよ〜」 数分後 澪「なぁどうする?まだ乗り続けるのか?」 律「まだまだ乗ってようぜ〜どうせヒマだし」 澪「まぁ律がいいならいいけどさ」 律「ところでさ、澪」 澪「ん?なんだ?」 律「き、今日は晴れて良かったなぁ〜」 澪「あぁそうだな、でももう夕方になるぞ」 律「うん、そうだけどさ。なんていうか天気がいいと明るい気分になった気がするじゃん」 澪「そう言ってる時点で明るい気分になってないと思うぞ」 律「あはははは、こりゃ一本とられた」 澪「私はそんな大した事言ってないぞ」 律「とりあえず楽しければいいのいいの」 澪「まったく・・・ふふっ」 律「そうそう笑顔笑顔〜」 澪「もう2時間以上乗ってるな」 律「乗り換え2回してるけどな」 澪「しかし何で遠出したくなったんだ?」 律「なんか上手く言えないんだけど、都会の人混みとかビルとか見てたら気持ちがごちゃまぜになって」 澪「それって中2びょ・・」 律「だぁー!!違う!断じて違う!!っていうか何で澪がそんなワード知ってるんだ!」 澪「伊集院光がラジオで言ってた」 律「リスナーなのかよ!」 澪「うん、たまに///」 律「恥ずかしがるなら言うなっ!w」 澪「まぁまぁいいじゃんか」 律「いや、悪いとは言ってないけどさ」 澪「で、切なくなったと」 律「うん、それで一人じゃあれだから、澪も誘って」 澪「まったくワガママなんだから」 律「でもホント来てくれなきゃどうしようって思った」 澪「大丈夫だよ、いつだって走ってってやるからさ、大丈夫。」 律「みおしゃん・・・」 澪「じゃ、まだ電車に乗り続けるか」 律「ありがと〜!この片道切符で行ける限り行こう〜!」 澪「すぐ調子に乗って」 数分後 律「・・・」 澪「・・・」 律「・・・」 澪「なぁ律」 律「なぁに?」 澪「去年の夏にはもう戻れないんだよな」 律「なにを当たり前なことを」 澪「さっきの海が見えた時に思って」 律「そっか」 澪「線香花火が落ちるのがあんなにも切なかったのかなんて思ってさ」 律「もうあのふざけた日々には帰れないよ」 澪「私たちこのままどうなるのかな」 律「取りあえず行けるとこまで行こうよ、ねっ?」 澪「そろそろ次の駅だね、あと何回次の駅見るんだろう」 律「電車の音がゴトゴト言ってる」 澪「なんか心まで左右に揺すられて動いてる感じがする」 律「着いたね」 澪「あぁ」 ぷるるるるる アナウンス「2番線、ドアが閉まります」 律「発車進行〜」 澪「また来年の夏もみんなで楽しめたらいいな」 律「なに言ってるんだ当たり前だろ〜」 澪「そうだね、進み出した電車に少し酔っただけだよ」 律「自分にも?だろw」 澪「なっ!ちがっ!もう次の駅で降りる!!」 律「うそうそぉ〜可愛い冗談じゃないか〜」 澪「もう!」 律「ごめんごめんってばぁ〜」 澪「ウソだよ〜」 律「ひっでぇw」 澪「仕返しだよ〜」 二人「あははははは」 律(澪、きっと来年どこも行かなくても私たちは大丈夫。みんなが大好きだったあの場所は心の中にあるから) >出典 >【けいおん!】田井中律は勘違い可愛い32【ドラム】
ガタンゴトンガタンゴトン 澪「もう、3年だな」 ガタンゴトンガタンゴトン 律「あぁうん、そうだな」 ガタンゴトンガタンゴトン 律「今度はクラス一緒だといいな」 ガタンゴトンガタンゴトン 澪「ま、まぁな」 澪「揺れるな」 律「そうか?こんなもんだろ」 澪「さっきのより揺れてる気がする」 律「気のせいだよ気のせい。そろそろ景色も変わって来たな」 澪「おい律、去年みんなで花火したあの海が見えるぞ」 律「ムギが線香花火を見ていたのを思いだすよ」 澪「律は唯と線香花火をくっつけて大きくしていたな」 律「よくそんな事覚えてるな〜さすが澪だね」 澪「お前がすぐ忘れるだけだろ」 ガタンゴトンガタンゴトン 律「そんなことないよ」ボソッ 澪「えっ?」 律「んっ?」 澪「・・・律?お前泣いてるの・・・か?」 律「ほえ?泣いてなんか・・・あ、あれ?」 澪「お前涙腺弱くなったんじゃないのか〜?wそんなに夏が恋しいかぁ?」 律「ち、違うよ!これはあれだよ!・・・あれだよ」 澪「代名詞だけじゃ分からん」 律「そこは汲み取ってくれよ〜」 数分後 澪「なぁどうする?まだ乗り続けるのか?」 律「まだまだ乗ってようぜ〜どうせヒマだし」 澪「まぁ律がいいならいいけどさ」 律「ところでさ、澪」 澪「ん?なんだ?」 律「き、今日は晴れて良かったなぁ〜」 澪「あぁそうだな、でももう夕方になるぞ」 律「うん、そうだけどさ。なんていうか天気がいいと明るい気分になった気がするじゃん」 澪「そう言ってる時点で明るい気分になってないと思うぞ」 律「あはははは、こりゃ一本とられた」 澪「私はそんな大した事言ってないぞ」 律「とりあえず楽しければいいのいいの」 澪「まったく・・・ふふっ」 律「そうそう笑顔笑顔〜」 澪「もう2時間以上乗ってるな」 律「乗り換え2回してるけどな」 澪「しかし何で遠出したくなったんだ?」 律「なんか上手く言えないんだけど、都会の人混みとかビルとか見てたら気持ちがごちゃまぜになって」 澪「それって中2びょ・・」 律「だぁー!!違う!断じて違う!!っていうか何で澪がそんなワード知ってるんだ!」 澪「伊集院光がラジオで言ってた」 律「リスナーなのかよ!」 澪「うん、たまに///」 律「恥ずかしがるなら言うなっ!w」 澪「まぁまぁいいじゃんか」 律「いや、悪いとは言ってないけどさ」 澪「で、切なくなったと」 律「うん、それで一人じゃあれだから、澪も誘って」 澪「まったくワガママなんだから」 律「でもホント来てくれなきゃどうしようって思った」 澪「大丈夫だよ、いつだって走ってってやるからさ、大丈夫。」 律「みおしゃん・・・」 澪「じゃ、まだ電車に乗り続けるか」 律「ありがと〜!この片道切符で行ける限り行こう〜!」 澪「すぐ調子に乗って」 数分後 律「・・・」 澪「・・・」 律「・・・」 澪「なぁ律」 律「なぁに?」 澪「去年の夏にはもう戻れないんだよな」 律「なにを当たり前なことを」 澪「さっきの海が見えた時に思って」 律「そっか」 澪「線香花火が落ちるのがあんなにも切なかったのかなんて思ってさ」 律「もうあのふざけた日々には帰れないよ」 澪「私たちこのままどうなるのかな」 律「取りあえず行けるとこまで行こうよ、ねっ?」 澪「そろそろ次の駅だね、あと何回次の駅見るんだろう」 律「電車の音がゴトゴト言ってる」 澪「なんか心まで左右に揺すられて動いてる感じがする」 律「着いたね」 澪「あぁ」 ぷるるるるる アナウンス「2番線、ドアが閉まります」 律「発車進行〜」 澪「また来年の夏もみんなで楽しめたらいいな」 律「なに言ってるんだ当たり前だろ〜」 澪「そうだね、進み出した電車に少し酔っただけだよ」 律「自分にも?だろw」 澪「なっ!ちがっ!もう次の駅で降りる!!」 律「うそうそぉ〜可愛い冗談じゃないか〜」 澪「もう!」 律「ごめんごめんってばぁ〜」 澪「ウソだよ〜」 律「ひっでぇw」 澪「仕返しだよ〜」 二人「あははははは」 律(澪、きっと来年どこも行かなくても私たちは大丈夫。みんなが大好きだったあの場所は心の中にあるから) >出典 >【けいおん!】田井中律は勘違い可愛い32【ドラム】 このSSの感想をどうぞ #comment_num2(below,log=コメント/片道切符)

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