律「この体が壊れても、死んでもかまわない」 第7章

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その後なかなか律の意識は戻らなかった。 ファンの混乱は深まり、律の怪我の原因は交通事故ということは一気に広まった。 一部のファンの口コミで仲居が轢いたという事はファンに知れ、ネット上では 「仲居はカス」 「仲居、絶対に許さない」 「絶対に、絶対に許さない」 などという誹謗中傷が相次いだ。 そして律の病室の引き出しの奥から一枚の手紙が見つかった 田井中律 明日私は命をかけて武道館公演に望む。体がいうことをきかない。 吐き気も止まらない。だけど明日だけ・・・明日だけはやらなければいけない。 一度だけ・・・一度だけのミラクルタイムが欲しい。ほんとは無理だとわかってる。 無理だとわかっていることに飛び込むのは、本当の勇気だとは思わない。 だけど・・・この体が壊れても、死んでもかまわない・・・そう思えた。 みんながいたから・・・今まで良くしてくれたみんな、ありがとう。 また会う日まで。 だれもが遺書だと確信した。律の覚悟を知った4人は己の弱さを実感した。 そして一ヵ月後の朝だった。 澪「律、起きないな」 唯「うん。もうだめかもわからん・・・」 紬「りっちゃんは絶対に起きるから!!!!」 和「紬・・・」 ガラッ 澪「・・・・え?」 澪「梓・・・」 梓「・・・」 梓「し、失礼します・・・」 唯「あずにゃん!!!」 紬「梓ちゃん!どうしたの?」 梓「あの・・・あの・・・私・・・」 梓「私・・先輩たちのライブ見て凄く感動しました・・」 梓「イギリスに行っていろいろなことを学びました」 梓「いろいろなバンドも見ました。とっても演奏も上手くて」 梓「でも・・・心の中ではいつも思っていました・・・」 梓「わたしたちより凄いバンドは無いんだって・・・」 梓「そしてこの間の武道館を見てそれを確信しました」 梓「みなさんとても輝いていました・・・」 梓「律先輩の体を張ったパフォーマンス・・・」 梓「私は・・・」 梓「私は生意気で・・・間違っていました!!!」ポロポロ 澪「梓・・・」 梓「だから私・・・もう一度・・・皆さんと・・・」ヒック 唯「あずにゃん」ギュ 梓「唯・・先輩?」 澪「もう一度・・一緒にやってくれるか・・?」 紬「もう一度・・・」 唯「あずにゃ~ん」 和「よかったわ・・・」 梓「うううう・・・ありがとう・・ございます・・・でも・・・」 澪「でも・・・?」 梓「ま・・・だ」ヒック 梓「1人・・・承諾を得ていません・・・」 澪「律ならきっと歓迎してくれるよ・・・」 梓「律先輩にもしっかり謝りたいんです・・・」 梓「律先輩・・・」ガシ 梓「目覚ましてください・・」 唯「りっちゃんはお星様になっちゃったのかな~?」 和「唯!不謹慎よ!」 唯「冗談だよ~」 梓「律先輩ごめんなさい・・・私を・・もう一度・・迎えてくれますか?」 律(ここは・・・) 律「澪!」 澪「なんだよ律」 紬「さあみんな、お茶が入ったわよ」 唯「うほほ~い!」 律(え・・・音楽室・・・) 梓「駄目です!!練習しましょう!!!」 唯「ちょっとだけだよ~あずにゃん!」 梓「練習が先です!」 唯「いいよねりっちゃん!?」 律「え?」 澪「律どうした?さっきからおかしいぞ・・?」 律(なんで高校時代に戻ってるんだ・・・) 紬「どうするのりっちゃん?」 律「え!あ・・先に食べよっか!」 唯「さすがりっちゃん隊長!」 澪「食べたらしっかり練習するからな」 梓「絶対です!」 唯「わかってるよ~」 律(まさか私死んだのか?) 律「なあ澪」 澪「なんだ?」 パチーン! 澪「いて!な、なにすんだ!!」 ゴツ 律「いた!」 律(凄いリアルだ・・) 澪「もういい!練習するぞ練習!」 澪「よし、じゃあ一回合わせてみようか」 唯「せ~の」 今~わたしの~願い事が~叶うならば~翼がほしい この大空に翼を広げ飛んでゆきたいよ~ 悲しみの無い自由な空へ翼はためかせ~ゆきたい~ 梓「凄い!今の良かったです!」 澪「今のは確かによかったな」 紬「今までで最高の出来ね!」 唯「わたしのおかげかな~?えへへ」 律「・・・・・」 澪「おい律・・・何泣いてんだよ・・・」 律「・・・」ポロポロ 唯「え!?」 律「みんな!いつまでも仲良くいような!!!!!!」 澪「なんだよいきなり気持ちわるいな!」 唯「当たり前だよりっちゃん!」 紬「ふふふ・・・いい絵だわ」 梓「当たり前です!」 律「みんな・・・よ~し!武道館まで突っ走っていくぞ!」 お~!!!!!!! ガチャ 和「律、時間よ」 律「え・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 律「ん・・・・」 [[第8章>http://www39.atwiki.jp/ritsuss/pages/305.html]]
その後なかなか律の意識は戻らなかった。 ファンの混乱は深まり、律の怪我の原因は交通事故ということは一気に広まった。 一部のファンの口コミで仲居が轢いたという事はファンに知れ、ネット上では 「仲居はカス」 「仲居、絶対に許さない」 「絶対に、絶対に許さない」 などという誹謗中傷が相次いだ。 そして律の病室の引き出しの奥から一枚の手紙が見つかった 田井中律 明日私は命をかけて武道館公演に望む。体がいうことをきかない。 吐き気も止まらない。だけど明日だけ・・・明日だけはやらなければいけない。 一度だけ・・・一度だけのミラクルタイムが欲しい。ほんとは無理だとわかってる。 無理だとわかっていることに飛び込むのは、本当の勇気だとは思わない。 だけど・・・この体が壊れても、死んでもかまわない・・・そう思えた。 みんながいたから・・・今まで良くしてくれたみんな、ありがとう。 また会う日まで。 だれもが遺書だと確信した。律の覚悟を知った4人は己の弱さを実感した。 そして一ヵ月後の朝だった。 澪「律、起きないな」 唯「うん。もうだめかもわからん・・・」 紬「りっちゃんは絶対に起きるから!!!!」 和「紬・・・」 ガラッ 澪「・・・・え?」 澪「梓・・・」 梓「・・・」 梓「し、失礼します・・・」 唯「あずにゃん!!!」 紬「梓ちゃん!どうしたの?」 梓「あの・・・あの・・・私・・・」 梓「私・・先輩たちのライブ見て凄く感動しました・・」 梓「イギリスに行っていろいろなことを学びました」 梓「いろいろなバンドも見ました。とっても演奏も上手くて」 梓「でも・・・心の中ではいつも思っていました・・・」 梓「わたしたちより凄いバンドは無いんだって・・・」 梓「そしてこの間の武道館を見てそれを確信しました」 梓「みなさんとても輝いていました・・・」 梓「律先輩の体を張ったパフォーマンス・・・」 梓「私は・・・」 梓「私は生意気で・・・間違っていました!!!」ポロポロ 澪「梓・・・」 梓「だから私・・・もう一度・・・皆さんと・・・」ヒック 唯「あずにゃん」ギュ 梓「唯・・先輩?」 澪「もう一度・・一緒にやってくれるか・・?」 紬「もう一度・・・」 唯「あずにゃ~ん」 和「よかったわ・・・」 梓「うううう・・・ありがとう・・ございます・・・でも・・・」 澪「でも・・・?」 梓「ま・・・だ」ヒック 梓「1人・・・承諾を得ていません・・・」 澪「律ならきっと歓迎してくれるよ・・・」 梓「律先輩にもしっかり謝りたいんです・・・」 梓「律先輩・・・」ガシ 梓「目覚ましてください・・」 唯「りっちゃんはお星様になっちゃったのかな~?」 和「唯!不謹慎よ!」 唯「冗談だよ~」 梓「律先輩ごめんなさい・・・私を・・もう一度・・迎えてくれますか?」 律(ここは・・・) 律「澪!」 澪「なんだよ律」 紬「さあみんな、お茶が入ったわよ」 唯「うほほ~い!」 律(え・・・音楽室・・・) 梓「駄目です!!練習しましょう!!!」 唯「ちょっとだけだよ~あずにゃん!」 梓「練習が先です!」 唯「いいよねりっちゃん!?」 律「え?」 澪「律どうした?さっきからおかしいぞ・・?」 律(なんで高校時代に戻ってるんだ・・・) 紬「どうするのりっちゃん?」 律「え!あ・・先に食べよっか!」 唯「さすがりっちゃん隊長!」 澪「食べたらしっかり練習するからな」 梓「絶対です!」 唯「わかってるよ~」 律(まさか私死んだのか?) 律「なあ澪」 澪「なんだ?」 パチーン! 澪「いて!な、なにすんだ!!」 ゴツ 律「いた!」 律(凄いリアルだ・・) 澪「もういい!練習するぞ練習!」 澪「よし、じゃあ一回合わせてみようか」 唯「せ~の」 今~わたしの~願い事が~叶うならば~翼がほしい この大空に翼を広げ飛んでゆきたいよ~ 悲しみの無い自由な空へ翼はためかせ~ゆきたい~ 梓「凄い!今の良かったです!」 澪「今のは確かによかったな」 紬「今までで最高の出来ね!」 唯「わたしのおかげかな~?えへへ」 律「・・・・・」 澪「おい律・・・何泣いてんだよ・・・」 律「・・・」ポロポロ 唯「え!?」 律「みんな!いつまでも仲良くいような!!!!!!」 澪「なんだよいきなり気持ちわるいな!」 唯「当たり前だよりっちゃん!」 紬「ふふふ・・・いい絵だわ」 梓「当たり前です!」 律「みんな・・・よ~し!武道館まで突っ走っていくぞ!」 お~!!!!!!! ガチャ 和「律、時間よ」 律「え・・・・」 &nowiki(){・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・} 律「ん・・・・」 [[第8章>http://www39.atwiki.jp/ritsuss/pages/305.html]]

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