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//以下スペースにSSをコピペ //――――以下SS―――― &bold(){828 名前:津のこと(1/2)[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 00:03:33 ID:dSotrN0R} 律「最近、私のニセモノがいるんだってさ」 律はそう言って笑った。 津についてははぼくも聞いたことがあった。律だと思わせておいて、律ファンの男子を惑わせる性悪な やつらしい。でもぼく自身は実際に津を見たことはなかったし、本当にそんな女の子がいるのかどうか、 ずっと半信半疑だった。 そして、どんより曇って今にも雨が降り出しそうなあの日の帰り道、ぼくは津と出会ったんだ。 ぼく「(あれ?あの後ろ姿……律だ)おーい、りっ…」 津「え、あたし?イヒヒヒ」 振り向いたその少女は、ぱっと見は律によく似ているけれど、よく見ると髪型や表情が微妙に違って いて……そう、それが津だった。 ぼく「お、お前は津!」 津「そうよ、あたし津よ~」 ぼく「津!お前、りっちゃんになりすましてタチの悪い悪戯をし放題らしいじゃないか」 津「あ~ら、あたしはあんたたちのためを思ってやってるのよ、イヒヒヒ……」 ぼく「??」 津「律は人気者だもんねぇ。律スレは紳士の社交場。でもたまに暴走したり、変態さんが紛れ込むことも あるでしょ。で、あたしの出番よ。律らしくないキャラとか、変態紳士の妄想の中の汚れ役はあたしが まとめて引き受けてあげるってわけ。イヒヒヒ」 ぼく「津……」 そのとき、ぼくには津が何だか不憫に思えてきたんだ。 &bold(){829 名前:津のこと(2/2)[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 00:04:35 ID:ExZpKf7j} ぼく「津……それでいいのか?」 津「何?」 ぼく「お前はお前だろ?りっちゃんのニセモノとしてじゃなく、お前自身の人生を生きるべきじゃないのか? いや、本当はそうしたいんじゃないのか?」 津「ウヒヒ……残念だけど、それはできないの」 ぼく「?」 津「あたしはね、あんたたちが作り出した存在なのよ。理想の律とそうでない律のギャップが現実化した マイナスの律、それがあたし、津ってわけよ。つまりあたしは、律の反存在、ネガティブ律としてしか この世界に存在できないの。他の居場所はないのよ」 ぼく「……」 津「でもあたし、律のこと恨んでなんかないわよ。だって律がいるからあたしもいるんだもの、イヒヒヒ」 ぼく「津……」 津「じゃあね。もうすぐアニメも終わるけど、これからもすっと、律のこと憶えていてあげてね、イヒヒ」 そう言うと津は、ぼくに背を向けて歩き出した。一瞬ぼうっと立ち尽くしていたぼくは、あわてて津を 追いかけようとしたけれど、角を曲がると、津はもういなかった。 それ以来、津とは会っていない。今頃どうしているだろうか。 あるいは律をオカズにいけない妄想を膨らませたら、津はやって来るだろうか。そう思いながらも、律への 罪悪感が先に立って実行に移せないでいる。それでもぼくは、今も津のことが気になってしかたがないんだ。 このスレにいる変態紳士の諸君、もしもどこかで津に会うことがあったら、あの日ぼくが言えなかったことを 伝えてくれないか。ぼくはこれからも律を応援し続ける、でも津のこともずっと忘れないよ、と。 おわり &bold(){830 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 00:06:05 ID:ExZpKf7j} #aa(){{{             __M__            ´: : : : : : : : : : : \_           /: :.{ニ津津津津津ニヘ : : ヽ        /: : : : !\: : :\: :j /:/ ∧.: : :{         //: : : :.|´ ̄ ̄`^ ^´ ̄ ̄`| : : :|       ′: : |: :.|            _ |: : : |ヽ      i :| : : |: :.|ー-  _,  、__/  |: : :│      | :| : : |: :.|               j: : : :| i      / (l : 八: :トーtッ‐'    ーtッー/:/:..: :| |     //从.: : :ヽ:l ー一     ー-/:イ: : : :| ! .    厶-∧ : : : |           | : : : | ノ       厶ヘ: : : トu.  tー ァ     ノ|: :∧j        /:::::'.; :.|::::l` ーr-z-=七´:::| /ヽ      /:::::::::::::∨\|  /ヘ、 |::/::::::´::::::〉     {::::::::\:::::::::/:| ∨ 公∨|〈::::::|/:::::/      ∨:::::::::∨:〈:::::|〈〈_ノ|ヽノ|:::〉:::|::::::ハ      {\:::::ノ|::::::\| |」 |」 |:/:::::|::::/:::|      |:::::::::::::|::::::::::::|  o  |:::::::::|:/::::::}      ∨:::::::::|::::::::::::|    |o:::::::|::::::::,′ .       }::::::::: |::::::::::::| \/|::::::::::|:::::::{}}} //――――SSここまで―――― //以下スペースにコピペしたSSの出展元記述 //――――以下出展元―――― 【けいおん!】田井中律は病ンデレ可愛い22【ドラム】 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1244864092/ //――――出展元ここまで―――― //――――出展元書き方例―――― //【けいおん!】田井中律【ドラム】parn1 //http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1238676911/ //――――出展元書き方例ここまで―――― // //コメントフォームつけたい場合は以下先頭の「//を消去」 //#comment_num2(below)
&bold(){828 名前:津のこと(1/2)[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 00:03:33 ID:dSotrN0R} 律「最近、私のニセモノがいるんだってさ」 律はそう言って笑った。 津についてははぼくも聞いたことがあった。律だと思わせておいて、律ファンの男子を惑わせる性悪な やつらしい。でもぼく自身は実際に津を見たことはなかったし、本当にそんな女の子がいるのかどうか、 ずっと半信半疑だった。 そして、どんより曇って今にも雨が降り出しそうなあの日の帰り道、ぼくは津と出会ったんだ。 ぼく「(あれ?あの後ろ姿……律だ)おーい、りっ…」 津「え、あたし?イヒヒヒ」 振り向いたその少女は、ぱっと見は律によく似ているけれど、よく見ると髪型や表情が微妙に違って いて……そう、それが津だった。 ぼく「お、お前は津!」 津「そうよ、あたし津よ~」 ぼく「津!お前、りっちゃんになりすましてタチの悪い悪戯をし放題らしいじゃないか」 津「あ~ら、あたしはあんたたちのためを思ってやってるのよ、イヒヒヒ……」 ぼく「??」 津「律は人気者だもんねぇ。律スレは紳士の社交場。でもたまに暴走したり、変態さんが紛れ込むことも あるでしょ。で、あたしの出番よ。律らしくないキャラとか、変態紳士の妄想の中の汚れ役はあたしが まとめて引き受けてあげるってわけ。イヒヒヒ」 ぼく「津……」 そのとき、ぼくには津が何だか不憫に思えてきたんだ。 &bold(){829 名前:津のこと(2/2)[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 00:04:35 ID:ExZpKf7j} ぼく「津……それでいいのか?」 津「何?」 ぼく「お前はお前だろ?りっちゃんのニセモノとしてじゃなく、お前自身の人生を生きるべきじゃないのか? いや、本当はそうしたいんじゃないのか?」 津「ウヒヒ……残念だけど、それはできないの」 ぼく「?」 津「あたしはね、あんたたちが作り出した存在なのよ。理想の律とそうでない律のギャップが現実化した マイナスの律、それがあたし、津ってわけよ。つまりあたしは、律の反存在、ネガティブ律としてしか この世界に存在できないの。他の居場所はないのよ」 ぼく「……」 津「でもあたし、律のこと恨んでなんかないわよ。だって律がいるからあたしもいるんだもの、イヒヒヒ」 ぼく「津……」 津「じゃあね。もうすぐアニメも終わるけど、これからもすっと、律のこと憶えていてあげてね、イヒヒ」 そう言うと津は、ぼくに背を向けて歩き出した。一瞬ぼうっと立ち尽くしていたぼくは、あわてて津を 追いかけようとしたけれど、角を曲がると、津はもういなかった。 それ以来、津とは会っていない。今頃どうしているだろうか。 あるいは律をオカズにいけない妄想を膨らませたら、津はやって来るだろうか。そう思いながらも、律への 罪悪感が先に立って実行に移せないでいる。それでもぼくは、今も津のことが気になってしかたがないんだ。 このスレにいる変態紳士の諸君、もしもどこかで津に会うことがあったら、あの日ぼくが言えなかったことを 伝えてくれないか。ぼくはこれからも律を応援し続ける、でも津のこともずっと忘れないよ、と。 おわり &bold(){830 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 00:06:05 ID:ExZpKf7j} #aa(){{{             __M__            ´: : : : : : : : : : : \_           /: :.{ニ津津津津津ニヘ : : ヽ        /: : : : !\: : :\: :j /:/ ∧.: : :{         //: : : :.|´ ̄ ̄`^ ^´ ̄ ̄`| : : :|       ′: : |: :.|            _ |: : : |ヽ      i :| : : |: :.|ー-  _,  、__/  |: : :│      | :| : : |: :.|               j: : : :| i      / (l : 八: :トーtッ‐'    ーtッー/:/:..: :| |     //从.: : :ヽ:l ー一     ー-/:イ: : : :| ! .    厶-∧ : : : |           | : : : | ノ       厶ヘ: : : トu.  tー ァ     ノ|: :∧j        /:::::'.; :.|::::l` ーr-z-=七´:::| /ヽ      /:::::::::::::∨\|  /ヘ、 |::/::::::´::::::〉     {::::::::\:::::::::/:| ∨ 公∨|〈::::::|/:::::/      ∨:::::::::∨:〈:::::|〈〈_ノ|ヽノ|:::〉:::|::::::ハ      {\:::::ノ|::::::\| |」 |」 |:/:::::|::::/:::|      |:::::::::::::|::::::::::::|  o  |:::::::::|:/::::::}      ∨:::::::::|::::::::::::|    |o:::::::|::::::::,′ .       }::::::::: |::::::::::::| \/|::::::::::|:::::::{}}} >出典 >【けいおん!】田井中律は病ンデレ可愛い22【ドラム】

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