「SS/短編-俺律/雨猫りっちゃん」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「SS/短編-俺律/雨猫りっちゃん」(2009/07/04 (土) 00:35:22) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
//以下スペースにSSをコピペ
//――――以下SS――――
&bold(){191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 19:53:45 ID:ZSIZ3hhr}
律「はあ…テスト勉強はかどんねー。ジュースでも飲んで休憩しよっと」
律「なんもねぇ…。うっし!散歩がてらコンビニでも行くか!」
前髪をまとめていたゴムを外した代わりにカチューシャを乗っける。
律「うわぁ…雨降ってたのかよー。もータイミング悪いなぁ…」
俺「いらっしゃいませー」
傘を傘立てにしまい入店。店員がこちらをうかがっているが、気にせずドリンクコーナーへ。万引きなんてしませんよー
律「あっれー。ペプシ売り切れかよー。じゃあサイダーで我慢するか…。」
俺「ありがとうございまーす」
律「雨が強くなってきたなぁ。」
くるくる傘を回しながら雨粒を撒き散らす。買ったサイダーが妙に重く感じる。
律「…あ。」
視線の先には猫がいた。弱っているのか、なぜかその場から動かない
律「寒いだろー。ウチにくるかにゃんこ~」
しかし、近づくと猫はささっと離れていった
律「なんだーツレないなー。まあ元気なら…!」
雨に濡れながらも、猫が留まっていた理由に気付いた。そこには子猫が横たわっていた。子猫は、もう動かないのに寒さで震えているように見えた。
律「…そっか…。お前、お母さんかお父さんなのか…?」
電柱の影からこちらを伺っている猫に話し掛けた
律「…ごめんな。」
雨に濡れた子猫を抱き抱え、猫のところまで歩み寄る。猫は逃げなかった。
律「…風邪、引くなよ。」
律「へっくし!う~寒っ。びしょびしょだぁ。また風邪引いちゃうよ…」
濡れた体をバスタオルで拭きながら、買ってきたサイダーを開ける。
プシューーッ!
律「うわっ!あふれやがった!ちっきしょー、走りながら帰ってきたからなー。」
炭酸の抜けた砂糖水を口に運ぶ。
律「……傘、買わなきゃなあ…」
次の日、猫たちはもういなかった。
律の傘だけが、昨日と同じようにそこにあった。
律「…うっし!今日も頑張るか!」
傘を手に取り、律は学校へと歩きだす。
空は、雲一つない快晴だった。
終わり
//――――SSここまで――――
//以下スペースにコピペしたSSの出展元記述
//――――以下出展元――――
【けいおん!】田井中律は冷ピタ可愛い23【ドラム】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1245004062/
//――――出展元ここまで――――
//――――出展元書き方例――――
//【けいおん!】田井中律【ドラム】parn1
//http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1238676911/
//――――出展元書き方例ここまで――――
//
//コメントフォームつけたい場合は以下先頭の「//を消去」
//#comment_num2(below)
&bold(){191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 19:53:45 ID:ZSIZ3hhr}
律「はあ…テスト勉強はかどんねー。ジュースでも飲んで休憩しよっと」
律「なんもねぇ…。うっし!散歩がてらコンビニでも行くか!」
前髪をまとめていたゴムを外した代わりにカチューシャを乗っける。
律「うわぁ…雨降ってたのかよー。もータイミング悪いなぁ…」
俺「いらっしゃいませー」
傘を傘立てにしまい入店。店員がこちらをうかがっているが、気にせずドリンクコーナーへ。万引きなんてしませんよー
律「あっれー。ペプシ売り切れかよー。じゃあサイダーで我慢するか…。」
俺「ありがとうございまーす」
律「雨が強くなってきたなぁ。」
くるくる傘を回しながら雨粒を撒き散らす。買ったサイダーが妙に重く感じる。
律「…あ。」
視線の先には猫がいた。弱っているのか、なぜかその場から動かない
律「寒いだろー。ウチにくるかにゃんこ~」
しかし、近づくと猫はささっと離れていった
律「なんだーツレないなー。まあ元気なら…!」
雨に濡れながらも、猫が留まっていた理由に気付いた。そこには子猫が横たわっていた。子猫は、もう動かないのに寒さで震えているように見えた。
律「…そっか…。お前、お母さんかお父さんなのか…?」
電柱の影からこちらを伺っている猫に話し掛けた
律「…ごめんな。」
雨に濡れた子猫を抱き抱え、猫のところまで歩み寄る。猫は逃げなかった。
律「…風邪、引くなよ。」
律「へっくし!う~寒っ。びしょびしょだぁ。また風邪引いちゃうよ…」
濡れた体をバスタオルで拭きながら、買ってきたサイダーを開ける。
プシューーッ!
律「うわっ!あふれやがった!ちっきしょー、走りながら帰ってきたからなー。」
炭酸の抜けた砂糖水を口に運ぶ。
律「……傘、買わなきゃなあ…」
次の日、猫たちはもういなかった。
律の傘だけが、昨日と同じようにそこにあった。
律「…うっし!今日も頑張るか!」
傘を手に取り、律は学校へと歩きだす。
空は、雲一つない快晴だった。
終わり
>出典
>【けいおん!】田井中律は冷ピタ可愛い23【ドラム】