「SS/短編-けいおん!メンバー/紬/キミノコエ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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律「あ~…なんか寝れないな~」
時計の短針が、だんだんと【3】に近づいている。
今日はなんだか眠れない。普段なら今頃寝息を立てている時間だ。
律「誰かに電話でもしてみるか…?
でも、皆もう寝てるだろうしな~…
仕方ない、ワンセグでも見るか…」
そう思い、ケータイに手を伸ばした瞬間だった。
ピリリリリリ ピリリリリリ…
律「うぉわぁっ!?」
急にケータイに電話がかかって来た。いきなりだったので、メチャクチャびっくりした。
律「誰からだろ?こんな夜中に…」
とりあえず、電話に出てみる。
ピッ
律「もしもし」
紬『あ、夜分遅くにごめんなさい。紬です。』
律「ムギ!?ど、どうしたの?」
意外な時間に意外な人物から電話。こりゃまた驚いた。
紬『ごめんなさい…。寝てた?』
律「いや、今日は何か眠れなくて…まだ起きてる。ムギも眠れないのか?」
紬『ええ。それもあるけど、ちょっと伝えたいことがあって…。』
律「え?こんな夜中に?」
紬『うん。』
律「なになに?このお姉さんに言ってごらんなさい!」
紬『実はね…明日のお菓子は、シフォンケーキなんだよ。』
律「お、やったー!楽しみにしてるわ!…で、それだけ?」
今日のムギはなんか変だ。まあ、日付が変わってまだ数時間しか経ってないが。
紬『ごめんね、りっちゃん。
今のはね…電話をするための口実なの。』
律「え?それってどういう…」
紬『私はただ…眠れないからりっちゃんの声が聞きたかっただけよ。』
律「ふぇ!?」
紬『ふふ、それじゃ、おやすみ。ありがとう。』
律「あ、ああ、それじゃあまた明日~…」
プツッ ツーツーツー…
私の声を聞きたい、か…物好きだな、ムギも。
なんか少し嬉しくなった。
って、いつの時代のカップルだよ。なんてツッコミを自分で入れる。
時計を見ると、時刻はもう3時を回っていた。
律「よーし、明日はシフォンケーキだ!早く寝るぞー!」
ムギの落ち着いた声を聞いたおかげか、私はその後すぐに眠ることが出来た。
…また眠れないことがあったら、ムギに電話しようかな。
ある日の真夜中の、小さな出来事。
このSSの感想をどうぞ
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どうも、ユウスケと申します。初投稿です。よろしくお願いします。
律「あ~…なんか寝れないな~」
時計の短針が、だんだんと【3】に近づいている。
今日はなんだか眠れない。普段なら今頃寝息を立てている時間だ。
律「誰かに電話でもしてみるか…?
でも、皆もう寝てるだろうしな~…
仕方ない、ワンセグでも見るか…」
そう思い、ケータイに手を伸ばした瞬間だった。
ピリリリリリ ピリリリリリ…
律「うぉわぁっ!?」
急にケータイに電話がかかって来た。いきなりだったので、メチャクチャびっくりした。
律「誰からだろ?こんな夜中に…」
とりあえず、電話に出てみる。
ピッ
律「もしもし」
紬『あ、夜分遅くにごめんなさい。紬です。』
律「ムギ!?ど、どうしたの?」
意外な時間に意外な人物から電話。こりゃまた驚いた。
紬『ごめんなさい…。寝てた?』
律「いや、今日は何か眠れなくて…まだ起きてる。ムギも眠れないのか?」
紬『ええ。それもあるけど、ちょっと伝えたいことがあって…。』
律「え?こんな夜中に?」
紬『うん。』
律「なになに?このお姉さんに言ってごらんなさい!」
紬『実はね…明日のお菓子は、シフォンケーキなんだよ。』
律「お、やったー!楽しみにしてるわ!…で、それだけ?」
今日のムギはなんか変だ。まあ、日付が変わってまだ数時間しか経ってないが。
紬『ごめんね、りっちゃん。
今のはね…電話をするための口実なの。』
律「え?それってどういう…」
紬『私はただ…眠れないからりっちゃんの声が聞きたかっただけよ。』
律「ふぇ!?」
紬『ふふ、それじゃ、おやすみ。ありがとう。』
律「あ、ああ、それじゃあまた明日~…」
プツッ ツーツーツー…
私の声を聞きたい、か…物好きだな、ムギも。
なんか少し嬉しくなった。
って、いつの時代のカップルだよ。なんてツッコミを自分で入れる。
時計を見ると、時刻はもう3時を回っていた。
律「よーし、明日はシフォンケーキだ!早く寝るぞー!」
ムギの落ち着いた声を聞いたおかげか、私はその後すぐに眠ることが出来た。
…また眠れないことがあったら、ムギに電話しようかな。
ある日の真夜中の、小さな出来事。
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