律「この体が壊れても、死んでもかまわない」 第2章

タモリ「放課後ティータイムで~す」

律「どうも~」

タモリ「初登場だね」

律「あ、はい!」

タモリ「ものすごい人気みたいだね~」

唯「そうなんですよ!」

律「おい!」ぺチ

タモリ「ハハハ」

澪「・・・」

タモリ「それじゃ準備お願いしま~す」



竹内「それでは初登場、放課後ティータイムでふわふわ時間」

律「ワンツースリーフォーワンツースリー!」

澪「君を見てるといつもハートどきどき」

紬(澪ちゃんしっかりフリやってるわ、よかった・・・)

紬(唯ちゃん動きすぎ!)

澪「揺れる想いはマシュマロみたいにふわふわ」

唯「いえ~い!!!」

律(なんとか無事終わりそうだな・・)

澪(・・・・やってられない・・・)

澪(梓にも顔向けできない・・・)

澪(もうどうにでもなれ!)

パッ

紬「!!!!!」

律「!!!!!」

紬(澪ちゃん!!ベースから手を離して両手をあげた!?)

紬(まずいわ!早く弾くフリをして!ベース音は流れてるのに!)

ガタン

律(マイク倒しやがった!!!わざとか!)

紬(まずいわ・・・)

紬「!!!!!」

紬(座った!)

紬(澪ちゃん何もしてないのに音だけ・・・)

紬(唯ちゃんは気づいて無い・・・)

律(なんかまずいな・・・演技してるこっちがバカらしくなってきた)

ザワザワ

スタッフ「おいあれはどういうことだ!?」

スタッフ2「問い合わせが殺到してます!」


「ふわふわターイム」

澪「ありがとうございました」

終了後 楽屋

和「ちょっと澪あれはどういうこと!?」

紬「さすがにあれはマズイわ・・・」

唯「え?」

和「こっぴどく怒られたわ・・うちらテレ朝出禁だって」

律「マジかよ・・」

澪「私・・もう帰る・・・」



律「行っちゃった・・・」

紬「初の武道館まであと三ヶ月だっていのうに・・こんな状態じゃマズイわ」

和「澪何か悩みでもあるのかしら・・あんなに恥ずかしがりやだったのに」

唯「澪ちゃん明らかに元気なかった・・やっぱりあずにゃんのことまだ気にしてるのかな?」

紬「澪ちゃんのせいじゃないのに・・」

律「・・・」

律「ちょっと追いかけてくる!」

澪「タクシーでも拾って帰るか・・・」

律「あ、澪」

律「みおーー!!!!」

澪「!!!!」

ダッダッダ

律「お、おい逃げるなよ澪!」

澪「くるな!」

ガシッ

澪「は、離せ!」

律「どうしちゃったんだよ澪?最近おかしいよ?なんか悩みでもあるなら話してくれよ!」

律「ずっと頑張ってきたじゃん、嫌なことがあっても乗り越えなくっちゃ」

澪「律はもう忘れたの?」

律「え?」

澪「梓が抜けて、何も思わなかったの?」

律「だからあれは澪のせいじゃないって・・・」

澪「私が・・・私が恥ずかしがりやだから・・あんなことになっちゃったんだよ!」

律「ち、違うよ・・あれはあのとき一回だけだったじゃん!」

律「あ、あれはわたしがミスったんだ!」

澪「違う私だ!忘れられないんだ・・・あの失敗が・・・」



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最終更新:2009年07月02日 22:54
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