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784 名前:希望の唄1[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 23:12:18 ID:7oRSgDQk
先輩達の文化祭でのラストステージの日、そのステージに立っているはずの人がただ1人欠けていた…


律「いやー、みんな良かったなぁ。あたし客席で見てて感動しちゃったよ。」
唯「でしょー、私たちりっちゃん隊員を泣かせにいったからね!」
律「ざーんねーん、あたしの涙はそんなに安くないよーだ。」
澪「クスッ、そんなこと言ってトイレで1人泣いてたんじゃないのか?」
律「あー、泣いたかも。澪のパンツが今年は見れなかったよーってな!」
澪「それは言うなー!///」
律「ばかっ、冗談だって、痛い、叩くな澪!」
むぎ「でも高校最後の文化祭のステージにりっちゃんが立てなかったのは残念ね…」
律「いいってー、またいつでもライブなんて出来んじゃん。もー、むぎの気づかいさん」つんっ
むぎ「ひゃっ!りっちゃんったら、それ、お返し!」つんっつんっ
律「あははは、むぎやめてくれー、あたしが悪かったってぇ。」


先輩、ステージに立ちたかったはずなのになんで明るいんだろう


律「どした梓?さっきから黙ーって。あ、もしかしてつんつんして欲しかったのか?ほれ、やってやるぞぃ。」
梓「…いえ、大丈夫です。」
律「?」
唯「ねー、これからみんなで打ち上げ行かない?私デザートの美味しいお店知ってるんだー。」
むぎ「そうね、みんなで行きましょう。」
澪「そうだな、じゃあ行こうか。」
律「あーっと、悪い、あたし病院行かないと。ほら、左手の骨折早く直したいさ。だからあたしの分まで食べて飲んでぷくぷく肉付けるんだぞ、澪!」
澪「そっか…ってやっかましい!」
唯「えー、りっちゃん来れないのかぁ。残念。」
むぎ「でもお医者さんにしっかり診てもらって早く直した方がいいものね。」
律「うん、あたしのことは気にしなくていいからさ。じゃあ、あたし病院行ってくるわ。」

833 名前:希望の唄2[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 00:02:15 ID:rpsukYJ2
唯「バイバイ~りっちゃん~」
むぎ「りっちゃんまた明日~」
澪「道に迷うなよー」
律「失礼だな、迷わねーよーだ!じゃあな!梓も。」梓「あ、はいまた明日です。」


唯「じゃあ、私たちもそろそろ行こっか。」
むぎ「行きましょう♪」
澪「梓ー、もう行くぞー。」
梓「あ、澪先輩、私ちょっと用が出来たので後で行きます。」
澪「そっか、じゃあ先に行ってるから終わったら携帯に連絡して。」
梓「はい、じゃあお先に失礼します!」


そう言ったのと同時に私は駆け出していった。律先輩に追いつく為に。


あの人は落ち込んでないわけじゃない、みんなの前で弱い自分を見せたくなかったんだ。


梓「ハァッハァッハァッハァッ…」


誰よりもふざけてるけど
誰よりも情熱家で、あの時の私もその情熱を感じて変わることが出来た。


あの人の代わりなんていないよ!律先輩……律先輩!

梓「律先輩!!」


私が後ろからそう叫ぶと泣き腫らした顔で律先輩がこっちに振り返った。


律「梓!?お前みんなと打ち上げ行ったんじゃ……」
梓「律先輩はいつもずるいです…そうやって私達に弱いところ見せないで。ホントは泣いてたんですよね?1人で隠れて。」
律「…なんかカッコ悪いとこ見られちゃったな。梓、この事みんなにはナイショだぞ。」
梓「わかりました。それとこれ、受け取ってください。」


そう言うと私は律先輩に一本のドラムスティックを手渡した。


梓「律先輩、みんな待ってますから。早く治して帰ってきてください。それじゃ!」


私は律先輩の如く最高の笑顔で律先輩のもとをあとにした。


律「なんだよ、スティックにメッセージと猫のイラストなんか書きやがって。後輩のクセに生意気な。  …ありがとな梓。」


律先輩に出会えた奇跡。私は神様に感謝したいです。律先輩に救われてる人たくさんいるんですからね。

だから時々私達にも弱いところ見せてください。みんな他の誰でもない、律先輩が大好きなんですから―


おしまい

【けいおん!】田井中律は恋文可愛い33【ドラム】
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