律「私は桜高校軽音部部長、田井中律だ!」第2章


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保健室

さわ子「ま、軽い貧血かなんかでしょ?私は保健の先生呼んでくるから」

律「ぐー…」

梓「律先輩、ホントにどうしちゃったんでしょうか」

紬「倒れちゃうなんて…」

唯「きっとお腹すいちゃったんだよ!起きたらお菓子食べさせてあげよ?」

澪「まったく唯は…あ、律のカバンから携帯出してくれないか?家に連絡するから」

唯「わかった!んーと…あれ?なんだろこの袋…こう…抗がん剤?」

澪「…今、なんて?」

唯「こ、抗がん剤…」

澪「な、何言ってんだよ唯、何かの見間違いだろ?」

紬「本物…よね…」

梓「う、うそ…」

律「ぐー…うーん…みお…パンツ見えてるぞ…」

澪「律…」


30分後

律「キャ、キャベツ!…は、あり?私…」

紬「…りっちゃん」

唯「具合どう?りっちゃん」

律「お、おう!もう完璧!さあ練習しようぜ!」

梓「律先輩…もう…」

澪「…これ、なんだよ」

律「…!」

澪「抗がん剤って…一体なんなんだよ!」

律「あ…えっと…お、驚いたー?」

唯「え?」

律「いやーまさかこんな簡単に引っ掛かるとはな!
こないだ病院で先生に頼んで作ってもらったんだよ!」

紬「りっちゃん…そんな」

律「ホントだって!なあに皆泣いてんだよ!あーおもしれえ!」

梓「先輩…」

澪「……」

澪「…らしいぞ皆!今日はこれで解散だ!」

唯「え、でもでも…」

澪「私は律を怒らなきゃだからさ、皆は先に帰ってくれ」

紬「…わかったわ」

梓「いいんですか先輩!?」

紬「いいのよ、澪ちゃんに任せましょ?それじゃあねりっちゃん、お大事に」

唯「お大事にねりっちゃん」

梓「…お大事に」

律「おう!また明日な!」

澪「…それで、どういうことだよ」

律「……」

澪「律!」

律「が、がんて言ってもさ、全然軽いんだよ!薬で治るんだって!」

澪「嘘だろ?」

律「う、嘘じゃ…」

澪「嘘つくなよ!軽いならなんで言わないんだよ!」

律「…結構、ヤバいっていうか…夏休みが始まるくらいには学校、休学しなきゃなんだ」

澪「そんな…」

律「だから、ライブは絶対やり遂げたいんだよ…なあ澪、皆には…」

澪「いやだよ…」

律「澪?」

澪「わ、私…どうしよ…律が…律が死ぬ…?そ、そんなの…」

律「お、おい澪!」

澪「いやあああああああああああああああああああ!」

さわ子「ちょっとなに騒いでるの!?」

律「な、なんでもないよさわちゃん!怖い話してたら澪のヤツ…」

澪「いやだよいやだよいやだよいやだよいやだよいやだよいやだよいやだよいやだよ…」

さわ子「ちょっと澪ちゃん、大丈夫?」

律「わ、私たちもう帰るよ!さわちゃんありがと!」

さわ子「ちょ、ちょっとりっちゃんもう平気なの?」

律「もう万全!それじゃ!さ、行くぞ澪!」

律「おい落ち着けよ澪!」

澪「いやだよいやだよ…律が死ぬなんて…」

律「だから…私がいつ死ぬって言った?」

澪「…え?」

律「確かにヤバいとは言ったけどさ…しばらく学校休んで入院すれば治るんだって!」

澪「ホント…?」

律「ホントだって!澪にはホントのこと話すから!」

澪「よかった…」

律「ったく…なに泣いてんだよ!」

澪「う、うるさい!…コホン、そういうことなら…とにかくしっかり治せよ?」

律「ああ…当たり前だろ?」

澪「それから、皆にも話すからな」

律「え、いいよそんな…」

澪「皆だってお前のことすごく心配してたんだぞ?それくらい当然だ!」

律「わ、わかったよ…」

澪「さあ帰るぞ?…今日は送っていくから」

律「お、力強いなあ澪!さっきまで泣いてたくせに」

澪「う、うるさい!」


翌日
唯「グスッ…りっちゃあん…がんなんてそんなあ…グスッ…」

紬「でも、絶対治るのね?」

律「ああ、ちょっと時間かかるかもしれないけどな」

梓「そうとなったら、今度のライブは絶対成功させましょう!」

澪「今日からは毎日ギリギリまで練習頑張ろう!」

律「おー!」

澪「でも律は無理するなよ?」

律「わかったわかった…お前は私のお母さんか」


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