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ある日の軽音部

唯「りっちゃーん」
律「なんだー唯?」
唯「りっちゃんてさ。なんでいつもその髪型なの?」
律「えっ?」
唯「だってさー。前髪おろしたりっちゃんも可愛いじゃん!」
律「え///」
紬「そうねぇ。りっちゃんならどんな髪型にしても似合うと思うわ」
梓「髪をおろした律先輩はジャスティス(ボソッ」
律「まっまぁいいじゃないか!私はこの髪型以外似合わないって!はは・・・あっ今日大事な用事があったんだ。ごめん戸締り宜しく!」
唯「あっ今日は私の家でクリスマス会がっ」
律「わかってるって!用事済ませたらすぐ行くから!」

ガラガラ・・・ピシャ

唯紬梓「・・・・・・」
澪「髪型の理由か・・・そういえば子供の頃、チラッと聞いた事があったな」
唯「教えて教えて!」
紬「是非聞きたいわ!」
梓「興味あります!」
澪「話を聞いたのは随分前だし私の憶測も少し入ってるから、実際の話とは食い違ってるかもしれないけどね」

−−−−−−−−

律が4歳のクリスマスの日
突然原因不明の高熱に倒れたらしいんだ
焦った律のお母さんは救急車を呼ばずに自分の車に乗せて律を病院に連れていった
けれどその日は数十年に1度の大雪で、車輪が雪にとられて前にも後ろにも進めなくなって困ってた

その時−−−

「その子・・・病気なんだろ?車押してやるよ」

律のお母さんがバックミラーを見ると大雪の中、一人の少女が車の中を覗き込んでいた
少女は制服の上着を脱ぎ躊躇いもせず車の後輪の下に敷いた

「さっさとアクセル踏みなよ。走り出したら止まんないでそのまま走りな。また雪にタイヤとられちゃうよ」

彼女のお陰で車は無事走り出した
そして幼い律は薄れゆく意識の中で、自分の制服を躊躇いもせず車輪の下に敷いた彼女の姿を記憶していたらしい
チェーンタイヤでズタズタになったであろう制服を羽織り、あの後少女はグショグショになりながら帰ったのだろう

後日、律のお母さんがその人を探したけど見つからずじまい
直接的に彼女が幼い律をすくったワケではないかもしれないけど、
律の中では命を救ってくれたヒーローで、心の底に焼き付いてる「あこがれ」であり「生き方の手本」になってるらしい

−−−−−−−−

幼律「どこの誰かは判らないけど私はあの人に憧れてるんだぁ。だから同じ髪型にしてるんだよ♪」
幼澪「へぇ〜かっこいいねっ。いつかその人と会えるといいね!」
幼律「うん!!」

−−−−−−−−

澪「というお話。律の性格上、照れくさいから皆の前では話せないんだろうな」
唯「すごい!その人かっこいい!私も憧れちゃうよ!」
紬「素晴らしい美談ね。そう簡単にできることじゃないわ!」
梓「ほぼイキかけました!」
澪「あっ。今日はクリスマスか。だから律は・・・」


律「ここだ。あの時、死にかけた私をあの人が助けてくれた場所。・・・ふふっ。意味もなく毎年毎年、この時期になるとここに来る癖は直さないとなぁ。さて唯の家に行・・・」

律がその場を立ち去ろうとしたその時、記憶の中のシェルエットに近い人物がこちらに歩いてくるのが見えた

律「え?・・・まさ・・か」
OL園子「ぶぇぇぇーーっくしょん!!!」
律「・・・」
OL蘭「どうしたの?風邪?」
OL園子「かもね。あー昨日飲みすぎたせいで頭がまだ痛いしマヂ最悪だわ。あの時私の尻を撫で回したセクハラ上司、ロードローラーに跳ねられて市ね!」
律「(・・・はいはい。人違い人違いっと」
OL蘭「あっそういえば今日クリスマスね」
OL園子「クリスマスねぇ。あークリスマスといえば昔、この辺で病気の女の子を乗せた車を・・・」
律「・・・・・・・・・へ?」














出展
【けいおん!】田井中律はスイカうめぇ37【ドラム】
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