けいおん!クエスト 目覚め-澪編(ep5)


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澪「…ん…んっ…痛っ!何よこれ!ほどけ!」

澪は目を覚ますと、自分が十字架に張り付けられていることに気づいた。

セーラ「ようやく目を覚ましたか…貴様、こんなところで何をしている」
澪「私が知りたいよ!律がゲームしてて…それを見てたらみんな吸い込まれて…気づいたらここに」
セーラ「とぼけるな。さしずめ、この遺跡がまだ都として栄華を極めしころから我が一族に伝わる魔法を盗みに来たのだろう」
澪「魔法?違う!そんなもの知らない!」
セーラ「黙れ!重罪人めが…焼き殺してくれる」
澪「ちょっ…ちょっと待て!ほんとに知らな…」
セーラ「まだ言うか!ええい、今すぐ死ね!地獄の炎よ、焼き尽くせ!メラゾーマ!」

セーラが放った豪炎が澪に迫る。

澪「いやぁぁあっっ!!」


豪炎は消え、魔法使い達は静まり返った。

セーラ「な…っ…私の魔法を打ち消しただと?」
澪「…い、生きてる…私生きてる!」

その時、白髪の老人と少女が現れた。それは、これより北西の雪原にそびえる僧都リゲルの長ハクと、紬だった。

ハク「セーラ殿、待たれよ!」
セーラ「ハ、ハク様!?」
紬「澪ちゃん、大丈夫!?」
澪「ム、ムギ!!」
ハク「事情は後で話しましょう。まずはこの少女の縄をほどいていただけませんかな」

その夜―――…

セーラ「澪、と言ったか。まずは詫びよう。すまなかった。私はセーラ。古代遺跡シアで生きる魔法使いの末裔たちの長だ。ただ…澪、魔法を使えるのか?」
澪「魔法なんて知らないよ…むしろなぜあの時炎が消えたのか…」
セーラ「そこだ。ハク様、澪から不思議な気配を感じませんか」
ハク「ええ、紬さんとは違う…あなた方に似た魔法の力を…」
セーラ「澪、ちょっと来い。私が直々に魔法を教えてやる。まあ、簡単なメラとイオだけだがな」
澪「わ、私が魔法!?」
紬「澪ちゃん、頑張って。そして一緒に死の谷を越えて王都フェリスまで行きましょう!」

次の日―――…

セーラ「どうやらお前には素晴らしい素質があるらしいな、完璧だ」
澪「つ…疲れた…」
紬「お疲れさま、お茶にする?…あ、部室じゃ…ないんだね」
澪「ムギ…。早くみんなに会って、元の世界に戻ろう!」
紬「そうねっ!」
ハク「私が送れるのはここまでじゃ。この短剣を持って行きなさい。魔を退ける効果がある。癒やしの心を忘れずにな」
紬「ハクさん、お世話になりました。私、このご恩は忘れません」
セーラ「澪、いろいろとすまなかったな。死の谷はここから東に行ったところにある。それからこの弓矢は餞別だ。気をつけてな」
澪「ああ、ありがとう」

澪と紬は魔法使いと僧侶に別れを告げ、死の谷を目指して東へと旅立った。


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