「YE GUILTY」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「YE GUILTY」(2009/04/01 (水) 00:50:34) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
**YE GUILTY ◆OSLJV2/jZo
「……今の所人影はなしか」
D-3にあるビルの一階で、ゼロ達は一時の休息を取っていた。
チンクの疲労が予想よりも激しく、この状態での雪原の強行軍は不可能と考え、手近な場所にあったこのビルへと入ったのであった。
ゼロは横目で同行者を見やる。
風見の身を案ずるチンクと、T-800により恐らく騙し討ちで殺された凱の話を聞き激昂していたナタクは、それぞれ椅子に座って休んでいる。
(ナタクは少し疲労しているが問題ないだろう。
チンクは疲労が激しい。いつ敵と遭遇するのかもわからない、基地に向かうにはもう少し休息が必要だ。
だが、一番の問題は……)
一人にして欲しいと言ってドラスが入った部屋へと視線を向ける。
先程の戦いで一番被害が大きかったのは間違いなくドラスであった。
仲間であった凱と灰原、ドラスが助け出したギンガは死に、スバルとは修復できない溝ができてしまった。消息不明の風見もチンクの話を聞いた限りでは……。
『スバルを正気に戻す』『家族と呼んでいい人達を失わないよう戦う』
なまじ決意をしてしまった事が、ドラスの精神に更にダメージを与える結果になってしまった。
(……とんだ悲劇だな。これも貴様の筋書きか? シグマ……)
この悲劇の張本人であるシグマへと怒りを募らせながら見た外の景色の中、ゼロの視界に一台のバイクに乗った銀髪の男が映った。
キャッチボールをしてくれたスーツの男が浮かぶ。
白い歯を見せて笑う黄金の勇者王が浮かぶ。
自分を庇い、妹の事を託して散った女性が浮かぶ。
自分のせいで怒りに狂った、女性に思いを託された少女が浮かぶ。
自分を立ち直らせてくれた、赤い仮面ライダーの姿が浮かぶ。
助けようとした、共に生きようとした人達は、或は死に、或は決別してしまった。
(僕は、守りたかっただけなのに……)
絶望が、無力感が、悔恨が、ドラスの心を蝕む。
あの時の悲しみを味わわない為に奮戦した。その先に待っていたのはあまりにも救われない結末。
流す涙は枯れ果て、泣き腫らした顔で外の景色を見やる。
そして、彼の視界に映った者はバイクに乗った一人の男だった。
「え―――?」
髪の色は違うが、その男の姿を見間違う筈は無い。
ノーヴェ達の仇。仮面ライダーX、神敬介。
何故、ここにいるのか。ドラスは我が目を疑う。
「あ……、ああ……」
あの時の恐怖が蘇り。ドラスは思わず後ずさる。
殺される。皆、殺される。
精神的に傷を負っていたドラスの頭に浮かんでくるのは負のヴィジョン。
ゼロも、ナタクも、チンクも、銀色の仮面ライダーに破壊され、そしてドラスも……。
死神。そんな単語がドラスの頭に浮かぶ。
メカ沢達は自分が不用意に戦闘を仕掛けたせいで死んだ、ギンガと凱の死んだ原因の一つは自分がスバルを殺そうとした事が発端である。
関わる者に死と不幸を招く死神、その死神に招かれてあの仮面ライダーやってきたような錯覚を、ドラスは覚える。
「……やめろ」
自分でも気付かぬ内にドラスは呟いていた。
その顔には怯えが浮かぶ。
だが、それは自分が殺される事への怯えではなく、大切な人がいなくなる事への怯え。
「もうこれ以上、僕から家族を……奪うなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ドラス!! 奴が……、ドラス!?」
怯えとも怒りともつかぬ咆哮をあげながら怪人体へと変身したドラスが窓ガラスを突き破るのと、ゼロから神敬介接近の報を聞いたチンクが慌てて戸を開けたのは同時だった。
地面に着地するとそのままドラスは駆け出した。
「うああああああああああああああ!!!!!!」
ドラスの視界に、自分に気付いたのか、バイクから降りてこちらを向く敬介の姿が浮かぶ。
今にも泣き出しそうな子供の声が雪原に響く。
大切な家族を失うかもしれない恐怖がドラスを走らせる。
それを見た神敬介は、何をするでもなく、ただ立ち尽くしてドラスが来るのを待っていた。
神敬介は雪原エリアへとバイクを走らせていた。
風見の最後を伝えるために進んだ先で見つけたのは、戦闘の痕とそして西へと続くバイクのタイヤ痕。
修理工場へ行くかどうか一瞬悩み、誰かが向かった痕跡のある西へとテントローを走らせた。敬介は藁にもすがる思いでバイクを走らせる。
V3の放った火柱キックの威力は敬介も知っている。だからこそ不安が襲う、風見がその技を使わざるを得ない程の力を持つ敵がいた事に。
そしてこの殺し合いに乗っている人物は一人ではない。自分とハカイダーが戦っていた時に、フランシーヌに襲いかかった少女が脳裏に浮かぶ
(頼む……!! 無事でいてくれ……!!)
焦燥に駆られながら敬介はバイクを走らせる。風見の意志を伝えるべき相手へ、自分が償いをせねばならない相手へ。救おうと思った少女へ。
だが、彼は知らない。自分が救おうとした少女は正気に戻った末に助けてくれた少年を庇い、彼が来る少し前に銀河の海へと旅立った事を。
そうして雪原エリアへと移った矢先に、敬介はドラスとの再会を果たしたのだった。
今にも泣き出しそうな声をあげながら向かってくるドラス。その目には怒りの感情が混じっている事を敬介は読み取る。
心が締め付けられる、大切な人を失う痛みを敬介はよく知っている。
故に敬介は黙って立ち尽くし、ドラスの拳を受け入れ吹き飛んだ。
「お前にッ……!! お前なんかに、これ以上家族を殺させるもんか!!」
「……ッ!!!」
もしも、ドラスが凱達を失い、スバルとの間に決定的な溝が出来上がる前の状態であったのなら、無抵抗に殴られた敬介を疑問に思い拳を止めたかもしれない。
だが、今のドラスは大切な誰かを失うかもしれないという恐怖から恐慌状態に陥り、その事を疑問に思う余裕すら存在していなかった。
仰向けに転がった敬介に馬乗りになると、その顔に何度も何度も拳を叩き込む。
それでも敬介は、黙って拳を受け入れていた。
瞼の裏で何度も飛び散る火花と、顔を襲う痛みに、敬介は改めて自分の罪を噛み締めていた。
「これは……どういうことだ?」
飛び出して行ったドラスを助けるために急いで駆けつけたチンクは、目の前の光景に一瞬目を疑った。
このままではドラスの身が危ないと思っていたチンクであったが、彼女の目の前で繰り広げられている光景は、一方的に殴り続けているドラスと殴られ続けている敬介の姿だった。
ドラスを守る為、姉妹の仇を取る為に我先にと飛び出したチンクであったが、この状況を見て流石に異常だと思ってしまった。
「……妙だな」
遅れて駆けつけたゼロ達も目の前の光景を見て疑問を覚える。
特に敬介と一戦交えたゼロは、ドラスが殴り掛かりに行く間に変身もせずただ殴られ続けている敬介を見て違和感を感じたのだった。
ふと、洗脳された状態でこの場に呼び出されていたギンガが頭に浮かぶ。
ゼロは敬介と相対した時の事を思い出す。光を失った目、意志を持たぬ機械の様に淡々とした無感情なその態度は同じ仮面ライダーである風見とは似ても似つかない。
風見の話を聞く以上、自分の遭遇した敬介の様なタイプの人間が仮面ライダーであるとは考えられにくい。
ギンガというケースがあった事により、一つの推測がゼロの中に浮かんだ。
神敬介は何らかの洗脳を受けた状態でこの場に召還され、今の彼はその洗脳が解けているのではないか。
「……ドラスを止めるぞ。確かめたい事がある」
「貴様、あいつを助けるつもりか?」
ゼロの言葉を聞き、ナタクは鋭い眼光をゼロへと向ける。
ナタクもドラスと敬介の因縁は聞いていた。家族の仇討ち、そしてビルを飛び出す前にドラスが叫んだ言葉。
家族の為に戦おうとするドラスとその仇に過ぎない敬介。
確かに一方的にやられっぱなしである敬介に違和感を覚えこそしたが、ドラスの意志を優先するナタクは仇討ちを止めさせるなどとは思わない。
そして、チンクもまたナタクの言葉に追従する形で、ゼロに厳しい目を向ける。
目の前の光景を見て少しは頭の血が下がったとはいえ、敬介が妹の仇である事には変わりはないのだから。
「……そういうつもりじゃない。ただ、俺と遭遇した奴と今の奴では様子が違う。
もしかしたら、ギンガ・ナカジマと同じ様な状態でこの場に拉致された可能性がある。
とりあえず、奴から話を聞いてみたい」
「それで違ったらどうするつもりだ? 始めからこの殺し合いに乗っていたら?」
「奴がおかしな動きをする前に殺すさ。
少なくとも俺と戦った時のあいつは戦い壊す事以外頭になかったバーサーカーみたいな奴だった。
そんな奴が今更言葉を弄して姑息な真似をするとは思えない」
チンクの問いにゼロはセイバーを構えながら静かに、しかし確固たる意志をもって答える。
ギンガの話を聞いていなければ、チンクは聞く耳を持たなかっただろう。
だが、ギンガの一件を知ってしまったからこそ、ゼロの推測を切り捨てる訳にはいかない。
風見の様子から、本来の神敬介がどのような人物かは予想がつく。
本来の性格に戻っている敬介をドラスが殺してしまったら。それは弟に余計な罪を背負わせる事になってしまう。
(ノーヴェ、すまん)
心の中で死んだ妹に一言詫びる。
死んでしまった妹の仇、今生きている弟の未来。苦渋の思考の末にチンクは後者を選択した。
「もし、お前の推測が本当なら、ドラスに罪を背負わせる訳にはいかないな。
だが、奴が変わらず乗り気だった場合、殺すのは私がやる。妹の仇と弟を痛めつけた罰を与えるのは姉の仕事だ。
ナタク、お前もそれでいいな」
「……ドラスの為なら、手を貸してやる」
話が纏まると同時に三人はドラス達へと駆けつける。
一心不乱に敬介を殴り続けるドラスはナタクによって後ろから取り押さえられた。
「ナ、ナタク!? 何するんだよ! こいつは殺さなきゃいけないんだ!!
じゃないと……、じゃないと皆がこいつに!!」
「落ち着けドラス。俺はお前がこいつを殺す事を止める気はない。
だが、その前にこいつが確認したい事があるそうだ」
ナタクがゼロを顎でさすと、ドラスは理解ができないといった表情を浮かべる。
「確認って、こんな奴に何を確認するんだよ!!」
「俺やお前を襲撃した時は洗脳されていた可能性がある。根拠はお前が殴り掛かっても変身しなかった事と、無抵抗で殴られ続けていた事だ」
「あ……」
ゼロの言葉でドラスは初めて敬介が一切の抵抗もしないで殴られ続けていた事に気がついた。
戦ったからこそドラスはよくわかる。あの悪魔じみた仮面ライダーが変身もせずただ殴られ続けた事の異常さを。
「……ゼロ!! こいつ、顔の傷が!!」
いつ敬介が不用意な行動をしても殺せるよう様子を伺っていたチンクの声で、全員の視線が敬介の顔へと向かう。
ゼロ達は目を疑った。殴られ続け痣と切り傷と血まみれだった敬介の顔はゆっくりとだが異常な速度で回復していく。
生命の水によりしろがねと同じ体質になった故の回復速度ではあるが、それはゼロ達はおろか敬介自身も知り得ぬ事。
一瞬だけゼロ達は警戒をするが、自分の身に起っている事に呆然とする敬介を見て考えを改める。
敬介の喉元にセイバーを突きつけながら、ゼロは問いかけた。
「これで会うのは二度目だな、神敬介。今は会話くらいはできるのか?」
「……ああ。暗闇に操られていたとはいえ、あの時はすまなかった」
暗闇に操られていた。
ゼロは自分の推測が合っていた事に内心安堵の溜め息を着いた。
「ドラスに殴られ続けていたのは、贖罪のつもりか」
「……こんな事で許される訳は無いって事は分かっている。
謝った程度でどうにもならないが、……すまない」
語気に敵意の籠ったチンクの言葉に苦しげに顔を歪め、敬介は答える。
操られていた事がわかったとはいえ、大切な人を殺された事、殺してしまった事を、はいそうですかと割り切る事はできない。
それはここにいる全員がわかりきった事であった。
「……チンクとドラス、君達に伝えなきゃならない事がある。
仮面ライダーV3の、風見さんの最後の戦いを、遺志を託された人間として」
「なん……だと?」
風見の最後の戦い、遺志。それはつまり、風見の死。
改めて突きつけられた事実はチンク達の心へ衝撃を与えた。
それでも尚、チンクには信じ難い事だった。
あの風見が、どんな相手と戦っても生きて帰って来たあの男が死ぬという事実がチンクに受け入れられなかった。
「貴様! でたらめを……!!」
そう言おうとしてチンクは言葉を詰まらせる。
神の頬を一筋の涙が溢れるのを見てしまったから。
そしてチンクは理解する。
風見志郎、仮面ライダーV3が本当に死んでしまった事を。
「あの、馬鹿者が……」
チンクは雪原にへたれこみ、力なく俯く。
「とりあえず、詳しい話しは中で話そう。お前が銀髪、銀目になった事もな」
敬介の上でドラスが人間体へと戻る。戦う意志は無いと判断したナタクはドラスの拘束を解いた。
「お前がギンガさんみたいに操られていた事はわかった。
でも、それでも僕はやっぱりお前が許せない」
「……恨んでくれて構わない」
「……っ!」
握り固めた拳をドラスはグッと押さえる。
吐き出す相手のいない感情がぐるぐるとドラスの中を駆け回る。
「なんで、なんでお前なんだよ……!」
殺し合いに乗った相手ならばここまで苦しまないのに。
その言葉を言外に含み、苦しそうに、泣き出しそうな声でそう吐き捨てると、ドラスは俯いたチンクを助け起こす為に駆け出した。
ドラスの去り際の声が敬介の心を激しく抉る。
それでも彼は立ち上がる。どれだけ傷ついてもこれから先、彼が倒れる事も立ち止まる事も許されない。
それが彼に科せられた使命。彼の罪。
【D-3 道路/一日目 夕方】
【神敬介@仮面ライダーSPIRITS】
[状態]:胸部破損(中)、疲労(小)、全身に小ダメージ、顔に中ダメージ、生命の水を摂取、強い罪悪感、深い悲しみ、強い決意、回復中、両目と前髪が銀色
[装備]:作業用のツナギ@現地調達品 テントロー@仮面ライダーSPIRITS
[道具]:支給品一式×5 PDA(ロボ、アラレ、シュトロハイム、城茂)
ぎんのいし@クロノトリガー、液体窒素入りのタンクローリー@ターミネーター2 (D-3基地に放置) タイムストッパー@ロックマン2(メカ沢の胴体部):ロボのPDA
はちゅねミクのネギ@VOCALOID2(E-3道路に放置)メッセージ大砲@ドラえもん(E-3道路に放置) 拡声器@現実(E-3道路に放置):アラレ、及びシュトロハイムのPDA。
転送可能 スモールライト@ドラえもん(残り四回):城茂のPDA
[思考・状況]
基本:『仮面ライダー』でなくとも、戦い続ける。最期の瞬間まで、全力で。
1:ゼロ達にこれまで起きた事を全て話す
2:ドラスとチンクの怒り、悲しみ、憎しみを受け止める。だが、殺されるつもりは無い。
3:エックスを止める。
4:青い髪の女(ギンガ)を救う。
5:本郷と合流。
6:風見の遺した希望を、殺し合いの転覆を目指す者達に伝える。
7:俺の体は一体どうしたんだ?
[備考]
※第一放送の内容を知りました。
※フランシーヌ人形の『生命の水』を摂取し、自己治癒力が促進されています。“しろがね”と同じようになるのか、その他の影響があるかは次の書き手様にお任せします。
※コロンビーヌの容姿(旧式)を聞きました。
※自身の体の異常(しろがね化)に気付きました。
【ゼロ@ロックマンX】
[状態]:シグマウィルスにより回復。T-800を敵視。シグマウィルス一個に感染
[装備]:チャージキックの武器チップ@ロックマンシリーズ、カーネルのセイバー@ロックマンX4、
プラ膏薬とポリ包帯@ザ・ドラえもんズ、謎の金属片(マルチの残骸から回収)、サイドマシーン@人造人間キカイダー
[道具]:支給品一式 PDA(ゼロ)、空っぽの平凡なデイバッグ@ゴミ処理場
[思考・状況]
基本:シグマを倒す。イレギュラーに容赦はしない。
1:敬介の話を聞く
2:凱を殺したボブ(T-800)を最大の敵と認識。
3:チームの立て直しのためこのまま基地へ。特にドラスは気をつける。
4:ハカイダーを更生したい。更生に失敗したなら凱の分も、自分がハカイダーを倒す。
5:ハカイダーに再会できない場合、日付の変わる頃(二日目00:00)にハカイダーと決着をつけるため、スクラップ工場に再度向かう。
6:本郷、エックスと合流。ボイルド、メガトロン、グレイ・フォックス、ボブ(T-800)は警戒。
7:シグマ、何を企んでる?
8:左上コロニーまで行き、そこから虱潰しに全エリアを巡る。
[備考]
※ノーヴェたちを生体パーツを使用したレプリロイド(のようなもの)と解釈しました。
※参戦時期はX4のED~X5開始前のようです。
※液体金属が参加者に擬態している可能性に気づきました。
※支給品にゾンダーメタルがある可能性を考えています。
※城茂を殺したのを、T-800だと思っています。
※シグマウィルスに感染しましたが、発症するのにウィルスが足りないのか、それとも潜伏期間に入ったのかは、後続にお任せします。
【チンク@魔法少女リリカルなのはStrikerS】
[状態]:疲労中、全身に中ダメージ、固い決意、ノーヴェの死を悟り悲しみと憤怒、姉妹の仇を討つ決意、風見の死を知りショック
[装備]:金属の詰まった平凡なデイバッグ(中身60%消費)@ゴミ処理場、サイクロン号@仮面ライダーSPIRITS
[道具]:PDA(チンク、メカ沢、灰原、ロックマン)、ナイスなグローブ×2@パワポケシリーズ、ツバメ@クロノトリガー
ゆうしゃバッジ@クロノトリガー。ガトリング砲@サイボーグクロちゃん(弾切れ)
ダンボール@メタルギアソリッド、大型スレッジハンマー@ジョジョの奇妙な冒険、五光石@封神演義、アトロポスのリボン@クロノトリガー
[思考・状況]
基本:ノーヴェとセインの仇を討ち、シグマを破壊する
1:風見の馬鹿者……
2:どんな理由があろうと敬介は許せん。だが……
3:姉として、弟(ドラス)を守る。
4:本郷、エックスとの合流。スバル、敬介、ハカイダー、メガトロン、ボブ(T-800)は警戒。
5:殺し合いに乗った危険人物には容赦しない。
6:スティンガー、シェルコートを手に入れる。
7:日付が変わる頃、スクラップ工場へ向かう。
[備考]
※参戦時期は本編終了後です。
【ドラス@仮面ライダーZO】
[状態]:全身打撲、コアにダメージ。中程度の損傷&疲労。右腕がスバルのもの。悲しみ。自分が求めていたものが『家族』と自覚。
仮面ライダーへの恐怖を少し克服、仮面ライダーXへの怒り、セインを四、五歳幼くした状態に擬態。ただし、生えている
[装備]:ラトゥーニのゴスロリ服@スーパーロボット大戦OG、メカ沢の学ラン@魁クロマティ高校、オルゴール付き懐中時計@仮面ライダーZO
[道具]:支給品一式、PDA(ドラス、マルチ、ノーヴェ)
荷電磁ナイフ@マルドゥックスクランブル(D-3基地に放置。呼び出し可)
スタームルガー レッドホーク、装弾数0/6@ターミネーター2(D-3基地に放置。呼び出し可)
[思考・状況]
基本思考:やりきれない思い
1:なんでお前なんだよ……!
2:チンクを守りたいが、自信がない。
3:スバルをまだ正気に戻したいが……。
4:チンクと共にロボ、メカ沢、ノーヴェの仇を討ちたいが……。
5:ギンガ、凱、灰原の死にショック。
[備考]
※自分が未完成品、仮面ライダーが完成品だと勘違いしています。
※チンクを姉として強く慕っています。
※無意識の内に罪悪感が芽生えつつあります。
※志郎の言った10人ライダーの中に仮面ライダーZOがいると思い込んでいます。
【ナタク@封神演義】
[状態]:全身にギンガ戦のダメージ(中)
[装備]:哮天犬@封神演義、アタッチメント@仮面ライダーSPIRITS、混天綾@封神演義、乾坤圏@封神演義(左腕の方は修理が必要)
[道具]:支給品一式、高性能探知機(バッテリー切れ)
[思考・状況]
基本思考:家族を亡くしたドラスは悲しませたくはないが、他者と馴れ合うつもりはない。強い敵と戦う。弱者に興味はない。シグマは殺す。
1:敬介から話しを聞く。
2:城茂と凱をT-800が殺した、借りが二つできた。
3:武器を探す(宝貝優先)。
4:強い奴と戦いたいが、ドラスを放っておけない。
[備考]
※仙界大戦終了後からの参戦。
※アタッチメントを右腕に装着しています。
※右腕は、修理工場の冷凍庫にて冷凍保存されてます。
*時系列順で読む
Back:[[破壊の宴(3)]] Next:[[彼のいない発電所]]
*投下順で読む
Back:[[仮面のはがれた殺人機械]] Next:[[破壊の宴(1)]]
|127:[[真っ黒焦げの凶暴な卵(4)]]|ゼロ||135:[[WILL-雪融け(前編)]]|
|127:[[真っ黒焦げの凶暴な卵(4)]]|ナタク|135:[[WILL-雪融け(前編)]]|
|127:[[真っ黒焦げの凶暴な卵(4)]]|チンク|135:[[WILL-雪融け(前編)]]|
|127:[[真っ黒焦げの凶暴な卵(4)]]|ドラス|135:[[WILL-雪融け(前編)]]|
|128:[[揺れる心の改造人間]]|神敬介|135:[[WILL-雪融け(前編)]]|
**YE GUILTY ◆OSLJV2/jZo
「……今の所人影はなしか」
D-3にあるビルの一階で、ゼロ達は一時の休息を取っていた。
チンクの疲労が予想よりも激しく、この状態での雪原の強行軍は不可能と考え、手近な場所にあったこのビルへと入ったのであった。
ゼロは横目で同行者を見やる。
風見の身を案ずるチンクと、T-800により恐らく騙し討ちで殺された凱の話を聞き激昂していたナタクは、それぞれ椅子に座って休んでいる。
(ナタクは少し疲労しているが問題ないだろう。
チンクは疲労が激しい。いつ敵と遭遇するのかもわからない、基地に向かうにはもう少し休息が必要だ。
だが、一番の問題は……)
一人にして欲しいと言ってドラスが入った部屋へと視線を向ける。
先程の戦いで一番被害が大きかったのは間違いなくドラスであった。
仲間であった凱と灰原、ドラスが助け出したギンガは死に、スバルとは修復できない溝ができてしまった。消息不明の風見もチンクの話を聞いた限りでは……。
『スバルを正気に戻す』『家族と呼んでいい人達を失わないよう戦う』
なまじ決意をしてしまった事が、ドラスの精神に更にダメージを与える結果になってしまった。
(……とんだ悲劇だな。これも貴様の筋書きか? シグマ……)
この悲劇の張本人であるシグマへと怒りを募らせながら見た外の景色の中、ゼロの視界に一台のバイクに乗った銀髪の男が映った。
キャッチボールをしてくれたスーツの男が浮かぶ。
白い歯を見せて笑う黄金の勇者王が浮かぶ。
自分を庇い、妹の事を託して散った女性が浮かぶ。
自分のせいで怒りに狂った、女性に思いを託された少女が浮かぶ。
自分を立ち直らせてくれた、赤い仮面ライダーの姿が浮かぶ。
助けようとした、共に生きようとした人達は、或は死に、或は決別してしまった。
(僕は、守りたかっただけなのに……)
絶望が、無力感が、悔恨が、ドラスの心を蝕む。
あの時の悲しみを味わわない為に奮戦した。その先に待っていたのはあまりにも救われない結末。
流す涙は枯れ果て、泣き腫らした顔で外の景色を見やる。
そして、彼の視界に映った者はバイクに乗った一人の男だった。
「え―――?」
髪の色は違うが、その男の姿を見間違う筈は無い。
ノーヴェ達の仇。仮面ライダーX、神敬介。
何故、ここにいるのか。ドラスは我が目を疑う。
「あ……、ああ……」
あの時の恐怖が蘇り。ドラスは思わず後ずさる。
殺される。皆、殺される。
精神的に傷を負っていたドラスの頭に浮かんでくるのは負のヴィジョン。
ゼロも、ナタクも、チンクも、銀色の仮面ライダーに破壊され、そしてドラスも……。
死神。そんな単語がドラスの頭に浮かぶ。
メカ沢達は自分が不用意に戦闘を仕掛けたせいで死んだ、ギンガと凱の死んだ原因の一つは自分がスバルを殺そうとした事が発端である。
関わる者に死と不幸を招く死神、その死神に招かれてあの仮面ライダーやってきたような錯覚を、ドラスは覚える。
「……やめろ」
自分でも気付かぬ内にドラスは呟いていた。
その顔には怯えが浮かぶ。
だが、それは自分が殺される事への怯えではなく、大切な人がいなくなる事への怯え。
「もうこれ以上、僕から家族を……奪うなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ドラス!! 奴が……、ドラス!?」
怯えとも怒りともつかぬ咆哮をあげながら怪人体へと変身したドラスが窓ガラスを突き破るのと、ゼロから神敬介接近の報を聞いたチンクが慌てて戸を開けたのは同時だった。
地面に着地するとそのままドラスは駆け出した。
「うああああああああああああああ!!!!!!」
ドラスの視界に、自分に気付いたのか、バイクから降りてこちらを向く敬介の姿が浮かぶ。
今にも泣き出しそうな子供の声が雪原に響く。
大切な家族を失うかもしれない恐怖がドラスを走らせる。
それを見た神敬介は、何をするでもなく、ただ立ち尽くしてドラスが来るのを待っていた。
神敬介は雪原エリアへとバイクを走らせていた。
風見の最後を伝えるために進んだ先で見つけたのは、戦闘の痕とそして西へと続くバイクのタイヤ痕。
修理工場へ行くかどうか一瞬悩み、誰かが向かった痕跡のある西へとテントローを走らせた。敬介は藁にもすがる思いでバイクを走らせる。
V3の放った火柱キックの威力は敬介も知っている。だからこそ不安が襲う、風見がその技を使わざるを得ない程の力を持つ敵がいた事に。
そしてこの殺し合いに乗っている人物は一人ではない。自分とハカイダーが戦っていた時に、フランシーヌに襲いかかった少女が脳裏に浮かぶ
(頼む……!! 無事でいてくれ……!!)
焦燥に駆られながら敬介はバイクを走らせる。風見の意志を伝えるべき相手へ、自分が償いをせねばならない相手へ。救おうと思った少女へ。
だが、彼は知らない。自分が救おうとした少女は正気に戻った末に助けてくれた少年を庇い、彼が来る少し前に銀河の海へと旅立った事を。
そうして雪原エリアへと移った矢先に、敬介はドラスとの再会を果たしたのだった。
今にも泣き出しそうな声をあげながら向かってくるドラス。その目には怒りの感情が混じっている事を敬介は読み取る。
心が締め付けられる、大切な人を失う痛みを敬介はよく知っている。
故に敬介は黙って立ち尽くし、ドラスの拳を受け入れ吹き飛んだ。
「お前にッ……!! お前なんかに、これ以上家族を殺させるもんか!!」
「……ッ!!!」
もしも、ドラスが凱達を失い、スバルとの間に決定的な溝が出来上がる前の状態であったのなら、無抵抗に殴られた敬介を疑問に思い拳を止めたかもしれない。
だが、今のドラスは大切な誰かを失うかもしれないという恐怖から恐慌状態に陥り、その事を疑問に思う余裕すら存在していなかった。
仰向けに転がった敬介に馬乗りになると、その顔に何度も何度も拳を叩き込む。
それでも敬介は、黙って拳を受け入れていた。
瞼の裏で何度も飛び散る火花と、顔を襲う痛みに、敬介は改めて自分の罪を噛み締めていた。
「これは……どういうことだ?」
飛び出して行ったドラスを助けるために急いで駆けつけたチンクは、目の前の光景に一瞬目を疑った。
このままではドラスの身が危ないと思っていたチンクであったが、彼女の目の前で繰り広げられている光景は、一方的に殴り続けているドラスと殴られ続けている敬介の姿だった。
ドラスを守る為、姉妹の仇を取る為に我先にと飛び出したチンクであったが、この状況を見て流石に異常だと思ってしまった。
「……妙だな」
遅れて駆けつけたゼロ達も目の前の光景を見て疑問を覚える。
特に敬介と一戦交えたゼロは、ドラスが殴り掛かりに行く間に変身もせずただ殴られ続けている敬介を見て違和感を感じたのだった。
ふと、洗脳された状態でこの場に呼び出されていたギンガが頭に浮かぶ。
ゼロは敬介と相対した時の事を思い出す。光を失った目、意志を持たぬ機械の様に淡々とした無感情なその態度は同じ仮面ライダーである風見とは似ても似つかない。
風見の話を聞く以上、自分の遭遇した敬介の様なタイプの人間が仮面ライダーであるとは考えられにくい。
ギンガというケースがあった事により、一つの推測がゼロの中に浮かんだ。
神敬介は何らかの洗脳を受けた状態でこの場に召還され、今の彼はその洗脳が解けているのではないか。
「……ドラスを止めるぞ。確かめたい事がある」
「貴様、あいつを助けるつもりか?」
ゼロの言葉を聞き、ナタクは鋭い眼光をゼロへと向ける。
ナタクもドラスと敬介の因縁は聞いていた。家族の仇討ち、そしてビルを飛び出す前にドラスが叫んだ言葉。
家族の為に戦おうとするドラスとその仇に過ぎない敬介。
確かに一方的にやられっぱなしである敬介に違和感を覚えこそしたが、ドラスの意志を優先するナタクは仇討ちを止めさせるなどとは思わない。
そして、チンクもまたナタクの言葉に追従する形で、ゼロに厳しい目を向ける。
目の前の光景を見て少しは頭の血が下がったとはいえ、敬介が妹の仇である事には変わりはないのだから。
「……そういうつもりじゃない。ただ、俺と遭遇した奴と今の奴では様子が違う。
もしかしたら、ギンガ・ナカジマと同じ様な状態でこの場に拉致された可能性がある。
とりあえず、奴から話を聞いてみたい」
「それで違ったらどうするつもりだ? 始めからこの殺し合いに乗っていたら?」
「奴がおかしな動きをする前に殺すさ。
少なくとも俺と戦った時のあいつは戦い壊す事以外頭になかったバーサーカーみたいな奴だった。
そんな奴が今更言葉を弄して姑息な真似をするとは思えない」
チンクの問いにゼロはセイバーを構えながら静かに、しかし確固たる意志をもって答える。
ギンガの話を聞いていなければ、チンクは聞く耳を持たなかっただろう。
だが、ギンガの一件を知ってしまったからこそ、ゼロの推測を切り捨てる訳にはいかない。
風見の様子から、本来の神敬介がどのような人物かは予想がつく。
本来の性格に戻っている敬介をドラスが殺してしまったら。それは弟に余計な罪を背負わせる事になってしまう。
(ノーヴェ、すまん)
心の中で死んだ妹に一言詫びる。
死んでしまった妹の仇、今生きている弟の未来。苦渋の思考の末にチンクは後者を選択した。
「もし、お前の推測が本当なら、ドラスに罪を背負わせる訳にはいかないな。
だが、奴が変わらず乗り気だった場合、殺すのは私がやる。妹の仇と弟を痛めつけた罰を与えるのは姉の仕事だ。
ナタク、お前もそれでいいな」
「……ドラスの為なら、手を貸してやる」
話が纏まると同時に三人はドラス達へと駆けつける。
一心不乱に敬介を殴り続けるドラスはナタクによって後ろから取り押さえられた。
「ナ、ナタク!? 何するんだよ! こいつは殺さなきゃいけないんだ!!
じゃないと……、じゃないと皆がこいつに!!」
「落ち着けドラス。俺はお前がこいつを殺す事を止める気はない。
だが、その前にこいつが確認したい事があるそうだ」
ナタクがゼロを顎でさすと、ドラスは理解ができないといった表情を浮かべる。
「確認って、こんな奴に何を確認するんだよ!!」
「俺やお前を襲撃した時は洗脳されていた可能性がある。根拠はお前が殴り掛かっても変身しなかった事と、無抵抗で殴られ続けていた事だ」
「あ……」
ゼロの言葉でドラスは初めて敬介が一切の抵抗もしないで殴られ続けていた事に気がついた。
戦ったからこそドラスはよくわかる。あの悪魔じみた仮面ライダーが変身もせずただ殴られ続けた事の異常さを。
「……ゼロ!! こいつ、顔の傷が!!」
いつ敬介が不用意な行動をしても殺せるよう様子を伺っていたチンクの声で、全員の視線が敬介の顔へと向かう。
ゼロ達は目を疑った。殴られ続け痣と切り傷と血まみれだった敬介の顔はゆっくりとだが異常な速度で回復していく。
生命の水によりしろがねと同じ体質になった故の回復速度ではあるが、それはゼロ達はおろか敬介自身も知り得ぬ事。
一瞬だけゼロ達は警戒をするが、自分の身に起っている事に呆然とする敬介を見て考えを改める。
敬介の喉元にセイバーを突きつけながら、ゼロは問いかけた。
「これで会うのは二度目だな、神敬介。今は会話くらいはできるのか?」
「……ああ。暗闇に操られていたとはいえ、あの時はすまなかった」
暗闇に操られていた。
ゼロは自分の推測が合っていた事に内心安堵の溜め息を着いた。
「ドラスに殴られ続けていたのは、贖罪のつもりか」
「……こんな事で許される訳は無いって事は分かっている。
謝った程度でどうにもならないが、……すまない」
語気に敵意の籠ったチンクの言葉に苦しげに顔を歪め、敬介は答える。
操られていた事がわかったとはいえ、大切な人を殺された事、殺してしまった事を、はいそうですかと割り切る事はできない。
それはここにいる全員がわかりきった事であった。
「……チンクとドラス、君達に伝えなきゃならない事がある。
仮面ライダーV3の、風見さんの最後の戦いを、遺志を託された人間として」
「なん……だと?」
風見の最後の戦い、遺志。それはつまり、風見の死。
改めて突きつけられた事実はチンク達の心へ衝撃を与えた。
それでも尚、チンクには信じ難い事だった。
あの風見が、どんな相手と戦っても生きて帰って来たあの男が死ぬという事実がチンクに受け入れられなかった。
「貴様! でたらめを……!!」
そう言おうとしてチンクは言葉を詰まらせる。
神の頬を一筋の涙が溢れるのを見てしまったから。
そしてチンクは理解する。
風見志郎、仮面ライダーV3が本当に死んでしまった事を。
「あの、馬鹿者が……」
チンクは雪原にへたれこみ、力なく俯く。
「とりあえず、詳しい話しは中で話そう。お前が銀髪、銀目になった事もな」
敬介の上でドラスが人間体へと戻る。戦う意志は無いと判断したナタクはドラスの拘束を解いた。
「お前がギンガさんみたいに操られていた事はわかった。
でも、それでも僕はやっぱりお前が許せない」
「……恨んでくれて構わない」
「……っ!」
握り固めた拳をドラスはグッと押さえる。
吐き出す相手のいない感情がぐるぐるとドラスの中を駆け回る。
「なんで、なんでお前なんだよ……!」
殺し合いに乗った相手ならばここまで苦しまないのに。
その言葉を言外に含み、苦しそうに、泣き出しそうな声でそう吐き捨てると、ドラスは俯いたチンクを助け起こす為に駆け出した。
ドラスの去り際の声が敬介の心を激しく抉る。
それでも彼は立ち上がる。どれだけ傷ついてもこれから先、彼が倒れる事も立ち止まる事も許されない。
それが彼に科せられた使命。彼の罪。
【D-3 道路/一日目 夕方】
【神敬介@仮面ライダーSPIRITS】
[状態]:胸部破損(中)、疲労(小)、全身に小ダメージ、顔に中ダメージ、生命の水を摂取、強い罪悪感、深い悲しみ、強い決意、回復中、両目と前髪が銀色
[装備]:作業用のツナギ@現地調達品 テントロー@仮面ライダーSPIRITS
[道具]:支給品一式×5 PDA(ロボ、アラレ、シュトロハイム、城茂)
ぎんのいし@クロノトリガー、液体窒素入りのタンクローリー@ターミネーター2 (D-3基地に放置) タイムストッパー@ロックマン2(メカ沢の胴体部):ロボのPDA
はちゅねミクのネギ@VOCALOID2(E-3道路に放置)メッセージ大砲@ドラえもん(E-3道路に放置) 拡声器@現実(E-3道路に放置):アラレ、及びシュトロハイムのPDA。
転送可能 スモールライト@ドラえもん(残り四回):城茂のPDA
[思考・状況]
基本:『仮面ライダー』でなくとも、戦い続ける。最期の瞬間まで、全力で。
1:ゼロ達にこれまで起きた事を全て話す
2:ドラスとチンクの怒り、悲しみ、憎しみを受け止める。だが、殺されるつもりは無い。
3:エックスを止める。
4:青い髪の女(ギンガ)を救う。
5:本郷と合流。
6:風見の遺した希望を、殺し合いの転覆を目指す者達に伝える。
7:俺の体は一体どうしたんだ?
[備考]
※第一放送の内容を知りました。
※フランシーヌ人形の『生命の水』を摂取し、自己治癒力が促進されています。“しろがね”と同じようになるのか、その他の影響があるかは次の書き手様にお任せします。
※コロンビーヌの容姿(旧式)を聞きました。
※自身の体の異常(しろがね化)に気付きました。
【ゼロ@ロックマンX】
[状態]:シグマウィルスにより回復。T-800を敵視。シグマウィルス一個に感染
[装備]:チャージキックの武器チップ@ロックマンシリーズ、カーネルのセイバー@ロックマンX4、
プラ膏薬とポリ包帯@ザ・ドラえもんズ、謎の金属片(マルチの残骸から回収)、サイドマシーン@人造人間キカイダー
[道具]:支給品一式 PDA(ゼロ)、空っぽの平凡なデイバッグ@ゴミ処理場
[思考・状況]
基本:シグマを倒す。イレギュラーに容赦はしない。
1:敬介の話を聞く
2:凱を殺したボブ(T-800)を最大の敵と認識。
3:チームの立て直しのためこのまま基地へ。特にドラスは気をつける。
4:ハカイダーを更生したい。更生に失敗したなら凱の分も、自分がハカイダーを倒す。
5:ハカイダーに再会できない場合、日付の変わる頃(二日目00:00)にハカイダーと決着をつけるため、スクラップ工場に再度向かう。
6:本郷、エックスと合流。ボイルド、メガトロン、グレイ・フォックス、ボブ(T-800)は警戒。
7:シグマ、何を企んでる?
8:左上コロニーまで行き、そこから虱潰しに全エリアを巡る。
[備考]
※ノーヴェたちを生体パーツを使用したレプリロイド(のようなもの)と解釈しました。
※参戦時期はX4のED~X5開始前のようです。
※液体金属が参加者に擬態している可能性に気づきました。
※支給品にゾンダーメタルがある可能性を考えています。
※城茂を殺したのを、T-800だと思っています。
※シグマウィルスに感染しましたが、発症するのにウィルスが足りないのか、それとも潜伏期間に入ったのかは、後続にお任せします。
【チンク@魔法少女リリカルなのはStrikerS】
[状態]:疲労中、全身に中ダメージ、固い決意、ノーヴェの死を悟り悲しみと憤怒、姉妹の仇を討つ決意、風見の死を知りショック
[装備]:金属の詰まった平凡なデイバッグ(中身60%消費)@ゴミ処理場、サイクロン号@仮面ライダーSPIRITS
[道具]:PDA(チンク、メカ沢、灰原、ロックマン)、ナイスなグローブ×2@パワポケシリーズ、ツバメ@クロノトリガー
ゆうしゃバッジ@クロノトリガー。ガトリング砲@サイボーグクロちゃん(弾切れ)
ダンボール@メタルギアソリッド、大型スレッジハンマー@ジョジョの奇妙な冒険、五光石@封神演義、アトロポスのリボン@クロノトリガー
[思考・状況]
基本:ノーヴェとセインの仇を討ち、シグマを破壊する
1:風見の馬鹿者……
2:どんな理由があろうと敬介は許せん。だが……
3:姉として、弟(ドラス)を守る。
4:本郷、エックスとの合流。スバル、敬介、ハカイダー、メガトロン、ボブ(T-800)は警戒。
5:殺し合いに乗った危険人物には容赦しない。
6:スティンガー、シェルコートを手に入れる。
7:日付が変わる頃、スクラップ工場へ向かう。
[備考]
※参戦時期は本編終了後です。
【ドラス@仮面ライダーZO】
[状態]:全身打撲、コアにダメージ。中程度の損傷&疲労。右腕がスバルのもの。悲しみ。自分が求めていたものが『家族』と自覚。
仮面ライダーへの恐怖を少し克服、仮面ライダーXへの怒り、セインを四、五歳幼くした状態に擬態。ただし、生えている
[装備]:ラトゥーニのゴスロリ服@スーパーロボット大戦OG、メカ沢の学ラン@魁クロマティ高校、オルゴール付き懐中時計@仮面ライダーZO
[道具]:支給品一式、PDA(ドラス、マルチ、ノーヴェ)
荷電磁ナイフ@マルドゥックスクランブル(D-3基地に放置。呼び出し可)
スタームルガー レッドホーク、装弾数0/6@ターミネーター2(D-3基地に放置。呼び出し可)
[思考・状況]
基本思考:やりきれない思い
1:なんでお前なんだよ……!
2:チンクを守りたいが、自信がない。
3:スバルをまだ正気に戻したいが……。
4:チンクと共にロボ、メカ沢、ノーヴェの仇を討ちたいが……。
5:ギンガ、凱、灰原の死にショック。
[備考]
※自分が未完成品、仮面ライダーが完成品だと勘違いしています。
※チンクを姉として強く慕っています。
※無意識の内に罪悪感が芽生えつつあります。
※志郎の言った10人ライダーの中に仮面ライダーZOがいると思い込んでいます。
【ナタク@封神演義】
[状態]:全身にギンガ戦のダメージ(中)
[装備]:哮天犬@封神演義、アタッチメント@仮面ライダーSPIRITS、混天綾@封神演義、乾坤圏@封神演義(左腕の方は修理が必要)
[道具]:支給品一式、高性能探知機(バッテリー切れ)
[思考・状況]
基本思考:家族を亡くしたドラスは悲しませたくはないが、他者と馴れ合うつもりはない。強い敵と戦う。弱者に興味はない。シグマは殺す。
1:敬介から話しを聞く。
2:城茂と凱をT-800が殺した、借りが二つできた。
3:武器を探す(宝貝優先)。
4:強い奴と戦いたいが、ドラスを放っておけない。
[備考]
※仙界大戦終了後からの参戦。
※アタッチメントを右腕に装着しています。
※右腕は、修理工場の冷凍庫にて冷凍保存されてます。
*時系列順で読む
Back:[[破壊の宴(3)]] Next:[[彼のいない発電所]]
*投下順で読む
Back:[[仮面のはがれた殺人機械]] Next:[[破壊の宴(1)]]
|127:[[真っ黒焦げの凶暴な卵(4)]]|ゼロ|135:[[WILL-雪融け(前編)]]|
|127:[[真っ黒焦げの凶暴な卵(4)]]|ナタク|135:[[WILL-雪融け(前編)]]|
|127:[[真っ黒焦げの凶暴な卵(4)]]|チンク|135:[[WILL-雪融け(前編)]]|
|127:[[真っ黒焦げの凶暴な卵(4)]]|ドラス|135:[[WILL-雪融け(前編)]]|
|128:[[揺れる心の改造人間]]|神敬介|135:[[WILL-雪融け(前編)]]|
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: