僕らはみんな生きている ◆V9YQ4knn.A


 人とロボットの違いとは何であろうか。

 ひとつに、生殖機能の有無が上げられる。
 しかし、この定義によると、性的不能者の人間を『ロボット』と定義しなければならなくなる。
 よって、この答えは不適切。

 或いは、動力源。
 電気を使うのはロボット、それ以外が人間と定義する。
 答えは、否。
 人間も神経伝達系、所謂ニューロンと呼ばれる細胞間の伝達に於いて電気を用いている。
 また広義では、物質の能動輸送や生化学反応回路にも使用されている。
 電気と生体とは、密接に関わっているのだ。

 それではもっと単純に、体内での機械の有無を判断に上げるのはどうだろうか。
 しかし、心臓にペースメーカーを付けている人間は、人口血管を入れている人間は、機能不全を起こした内臓の代わりに人口臓器を内蔵している人間は『ロボット』なのだろうか。
 判別不明。敢えて言うのなら『程度による』といった所なのだが、その『程度』とは、
 ――判別不明。


 然らばもっと哲学的に精神の有無で決めるというのはどうだろうか。
 答え:より定義が難しくなる。
 そもそも精神についての定義自体が、人間の文化の誕生と共に考察されてきたものの、未だに結論に至ってはいない。
 精神とは天上の世界にあると言う者、精神とは形相であり個々に内在すると言う者、万物を懐疑する故の自己と言う者、自己とは他者との関わりの上で成り立つと言う者など……
実に様々な説が存在しているが、どれも本懐には達していない様に見受けられる。
 そして何よりも、精神が『それ』に存在しているなどと、誰が観測し、認定するのであろうか。
 よって、これでは不十分。

 しかし、今回に於いては須く簡潔に定義が出来る。
 ――即ち、この場にいる『モノ』が『人外』であると。


 そんな『人外』溢れる場で、二個の『人外』が出会う。

 ひとつは金属の体に電子頭脳を入れた――自己犠牲の精神を理解した『人外』。
 もうひとつは、人の体を機械に置換した――人の心を失った『人外』。





【C‐3(北西部) 町/一日目・深夜】
【神敬介@仮面ライダーSPIRITS】
[状態]:健康。洗脳状態
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品(1~3個)
[思考・状況]
1:目の前の機械(タチコマ)を排除する

※暗闇の種子による洗脳状態にあります
※暗闇の種子は胸部に埋まっています
※何故か五体満足です
※ライドルは没収されています


【タチコマ@攻殻機動隊】
[状態]:健康
[装備]:右手のチェーンガン、各部ワイヤーなど固有武装
[道具]:支給品一式、不明支給品(1~3個)
[思考・状況]
1:目の前の人間(神敬介)に接触を図る

※固有武装の制限は不明(後の書き手まかせ)です



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GAME START 神敬介 032:闇の中のX
GAME START タチコマ 032:闇の中のX





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