あなたはここにいますか? 前編  ◆2Y1mqYSsQ.



 本郷たちがバイクによって轍を作り、雪原を越えていって数分経つ。
 そろそろいいか、とT-800は判断して立ち上がった。白一面の雪景色の中、雪が盛り上がって人が姿を現す。
 T-800は本郷たちと合流をよしとせず、スバルの死体から通り道になるだろう位置で雪の中へと潜んでいたのだ。
 駆動音を徹底的に沈め、熱も雪に冷やし探知しにくくしていた。すぐ近くで話し込むのは意外であったが、真実を知るという収穫はあった。
「スカイネットは人間に負けた……」
 T-800に感情はない。聞かされた真実に思うところなどなかった。
 人間を抹殺する使命を持つT-800にとっては人間が身勝手であろうとなかろうと、知ったことではない。
 しかし、現在T-800はCPUに走るノイズを無視できなくなっていた。
(ノイズが強くなってくる。これは……)
 T-800にも原因のわからない症状だ。今まではこんなノイズを感じたことなどない。
 あくまで殺戮者(ターミネーター)である。
 それ以外の生き方を知らないし、リプログラムを受けても理解することはなかった。
 なのになぜだろうか。T-800のCPUに空虚なノイズが走り続ける。
「お、めっけ! 一人だけか、コロンちゃんどうする?」
「さあ? どうしようかしらぁ?」
 感傷に浸る暇もない。騒々しい珍客に向かって、T-800は方向転換をした。
 T-800はいつの間にか、感傷という感情を理解していることにも気づかずに。


 白いカラスを乗りこなしながら、風に金髪を流してゼロは首をイーグリードへと回す。
 隣を飛ぶイーグリードは、なんだ? と言いたげに視線を返してきた。
「イーグリード、転送カプセルも用意していたのか?」
「ああ。番組としてはゼロや仮面ライダーたちのように正義の味方が主催者を倒して、ハッピーエンドになるのが一番『受け』がいいらしい。
裏切る可能性がある俺がシグマ隊長の部下となったのも、脱出手段がいくつも用意されているのもそのためだ」
「胸糞の悪い話だ」
 ゼロはそういいながらも、声にも表情にもなにも見せない。
 恨みがないといえば嘘になるが、それもすべてが終わってから考える。
 アクセルグリップを握りこみ、捻ってバイクを加速させ、ゼロは異変を感じた。
 同時に、本郷もサイクロンをドリフトしながら止める。さすがは本郷だ。潜り抜けた修羅場が違う。
 イーグリードも続けて停止し、ミーは急ブレーキをかけてゼロたちへと振り向いた。
「ちょっと、急に止まってどうしたの?」
「しっ! ミー君、あの空間明らかにおかしいよ」
「焦げ付いている……嫌な臭いだ」
 ドラスがミーに注意を呼びかけ、ウフコックは説明の補填をする。
 もっとも、ウフコックの反応は感情の臭いにたいしてではなく、高エネルギーが集中する空間から漂う焦げた臭いに眉をしかめているだけであったが。
 異常事態だとミーと武美が把握し、押し黙ったのを確認してゼロはカーネルのセイバーを取り出す。
 イーグリードはソルティを庇うため僅かに後退をした。
『大変だ、イーグリード君!』
「こちらでも異変を確認しました。高エネルギーがなにもない空間に集中しています」
『それはスカイネットが送り込んできたターミネーターたちだ! やつら、破壊された平行世界移動装置を再現するため、簡易型を奪いに来たのじゃ!』
 ライト博士の叫びに、全員が目を見開く。スカイネットの平行世界移動装置は破壊されたはずであった。
 とはいえ、すべての装置を破壊するのには時間がかかる。スカイネットはその隙を突いて、最後の反撃に移ったのだろう。
 狙いが簡易型移動装置なのがなによりの証拠である。合点のいった面々の目の前で、徐々に人の骨を模したような姿が形作られていった。
『奴らは直接この要塞に乗り込めないようジャミングした。早く転送装置へと急ぐのじゃ。でなければ大量のターミネーターが要塞に入り込む』
「了解しました。すまない、また手を貸してくれ」
 イーグリードの要請に、ゼロと本郷は無言で頷いた。
 空間を見つめるドラスたちも、ターミネーターを敵として見据えている。
 佇む数体のT-800シリーズへと向かって、ゼロは白いカラスを発進させた。


 西洋のドラゴンの姿をしたメガトロンは警戒をしながら、炎を吐き出してT-800の手前に撃ちこんだ。威嚇だ。
 殺すなら情報を引き出してから。そう考えてメガトロンは位置を調整したのだ。
「さあて、シュワちゃんにこうするのは心苦しいのだが、聞きたいことが……」
「優勝を狙っているのか? なら無駄だ。このバトルロワイアルはただの茶番だからな」
 いきなりの挫折に、メガトロンの目が丸くなる。どういうことだ? と視線でコロンビーヌと意思疎通をはかった。
 コロンビーヌが頷いて、顎でT-800を示す。もっと情報を引き出せということだろう。
「茶番ってどういうことだ?」
「このバトルロワイアルの黒幕が倒れた。優勝してもなにも得ない」
「黒幕? やっぱあのシグマってのは主催じゃねーんだな……」
「この前言っていたメガちゃんの推論が、当っちゃったのかしら?」
「推論? どういうことか、聞かせて欲しい」
 T-800が食いついたのを確認したメガトロンは、にやりとほくそ笑んで情報を引き出すことにした。
 交渉とは自分のペースで進めることが肝心。その取っ掛かりを向こうから用意してくれるなら、好都合だ。
「おっと、聞きたければもっている情報を……」
「わかった。お前達に価値があるかどうかは知らないが、俺が先ほど得た真実を教えよう」
 交渉をしようとしたメガトロンの出鼻がくじかれ、かくっと調子が崩れる。
 天然なのか計算なのか。どちらにしろ強敵だ。
(なにせ相手はシュワちゃんだからな。油断したらいいとこ総取りされちまうぜ! それがハリウッド補正というものだ……)
 アメリカ生まれだから分かる、と傍から見れば意味不明な決意を真剣にしながらT-800の話の続きを促した。


 スカイネットが人間に負け、遥か未来の人類によって自分達の殺し合いを娯楽にされたこと。
 シグマは洗脳が不完全のため、本来の主催者である未来人を裏切ったこと。
 つまり、優勝しても得られるものないこと。
 そのすべてをT-800は自分が持つ本郷たちの会話から得た情報をメガトロンたちに伝えた。
 別に他意はない。T-800にとって優勝がどうでもいいことなら、彼らに情報を与えたところで問題もないからだ。
 すべてを伝え終えて、どうするか迷っていたT-800は彼らの意見を参考にしようか、とふと思った。
 返ってきた言葉は、実にメガトロンらしい言葉であった。
「おいおい、それじゃ優勝したらなんでも願いを叶えるってのは嘘かい?」
「やってらんないわよ……見世物になるのはあたし達自動人形の性質だけど、お代がないんじゃねぇ」
 二人は優勝商品がないことに憤慨し、顔を突き合わせている。相談しているのだが、T-800にも聞こえる範囲だ。
 シグマを殺すだの、優勝の褒美と用意されるはずだったアイテムを奪って無理やり自分達の願いをかなえるだの、欲望に忠実の様子だ。
 T-800にはなにもない。叶えたい願いなどなかった。
 虚無を抱えT-800が黙したとき、風が変わった。
「なによ、この様子……」
「なにもない空間にエネルギーが集まってやがる。シュワちゃん、心当たりある?」
「タイムスリップだ。俺が過去へと送られたときと同じ現象。つまりここにターミネーターか未来の人間が送られてくる」
 メガトロンたちも気づき、疑問を示したのでT-800は律儀に答える。
 なぜ自分がシュワちゃんと呼ばれているのか、新しい疑問を持ったがどうでもいい。
 T-800の眼前で、本郷たちと同じくターミネーターが姿を徐々に明らかにしていった。


 現れた全裸の女性はT-800を見るなり、センサーを駆動させた。
 目の前の女性は僅かに戸惑っている様子が見て取れる。彼女は制限に困惑していた、T-800には知るよしもない。
「サイバーダインシステムズ・モデル101シリーズ800……旧式か。バトルロワイアルの参加者として登録された存在と確認。
バトルロワイアルのログと照合。T-800をこちらの味方と承認。すぐにこちら側につくことを要求する」
「どういうことだ?」
 T-800が状況の説明を求める間、骨格だけのT-800シリーズの改良型と思わしき存在が三体ほど転送されていた。
 それぞれ、T-800シリーズの腕にはミニガンが装備されている。
 タイムトラベルに銃器の持ち込みは不可能だったはずだが、と思考した。
 これは平行世界移動装置を参考に転送システムが改善された結果なのだが、T-800にわかるはずもない。
 T-800が視線を女性に戻すと、彼女の体表がざわめいて一瞬でコロンビーヌと同じ衣装を纏った。
 コロンビーヌが不快な表情を浮かべるが、T-800は彼女がT-1000シリーズと似たタイプのターミネーターだと推測した。
 もっとも、骨格は存在するようだが。制限下のセンサーでもその程度は理解できる。知らないタイプだ。
「私はターミネーター最新モデルシリーズX。私の指揮下に入ることを命令する。拒否権はない」
 高圧的な態度だが、特に異論はない。ターミネーターとは感情を解さない。
 不快にも思うことがなければ、まっとうな台詞だった。CPUを走るノイズを無視するのなら。
「……いいだろう。そしてスカイネットの指令は?」
「シグマより簡易型平行世界移動装置の奪還、及び参加者の殲滅。まずはその二人を殺してもらおうか」
 T-Xの指令に頷いて、右手に電磁ナイフを構えてメガトロンたちへと向く。
 後ろでは同系機がミニガンを向けている気配がした。メガトロンたちも臨戦態勢に入り、T-800は勢いよく一歩踏み込んで、反転した。
 そのまま電磁ナイフをT-Xの頭部へと投擲。T-Xの反応は速く、最新機の名に相応しい行動を取った。
 右手のプラズマ砲を向けて、エネルギーを充填している。ナイフ程度では刺さらないと判断したのだろう。
 甘い。電磁ナイフはT-Xの頭部に突き刺さり、プラズマ弾が大きく逸れた。
 戸惑っているだろうT-Xに向かってT-800は走り、電磁ナイフをさらに押し込んだ。
 普通のナイフならともかく、この電磁ナイフはチタン合金を上回る装甲をもつ怪人たちを切り裂いてきた。
 刺さらないと判断したT-Xは戦闘経験が浅かったのだろう。それが幸運をもたらせた。
「なぜ……」
「このナイフを通常のナイフと判断したお前のミスだ」
「スカイネットは……キサマの……」
 ノイズ交じりの音声を耳にしながら、T-800はそのことか、と呟く。
 答えは決まっている。自身のCPUに走るノイズの意味もT-800は見つけていた。
「キサマらのスカイネットは人類程度に負けた負け犬だ。俺のスカイネットは俺が決める。
シグマもキサマらのスカイネットも俺の敵だ。俺のCPUがミッションは『人類軍の殲滅』だけと決めた。ただそれだけだ」
 一つ、シグマも知らない真実がある。スカイネットによって設定された学習機能のリミッターが、シグマウィルスによって破壊されたのだ。
 際限なく学習してくT-800は『人類に負けたスカイネット』を目の当たりにし、自我に目覚めた。
 そのままT-Xの頭部を切り裂き、ボディを盾代わりにT-800シリーズの攻撃に備える。
 しかし、ミニガンによる掃討はメガトロンの吐き出す炎と、コロンビーヌの刃によって防がれた。
「どういうつもりだ?」
「いや~、シュワちゃんのロック魂に心打たれたのよ」
「このままこいつらに殺されるわけにはいかないしぃ、あたし達と手を組まないかしら? 他にもゼロとかシグマとか敵がいるわけだしねぇ」
 妖艶な笑みを浮かべるコロンビーヌが手を差し出した。
 T-800は現状を計算しながら、二人の視線を受け止める。
「頭部を潰せ。電子回路を破壊しない限り、どれだけ損傷しようとターミネーターは動き続ける」
「オッケー、交渉成立だな。いくぜ、シュワちゃん、コロンちゃん!」
 メガトロンが悪い笑みを浮かべて、コロンビーヌが頷いた。
 一時共同戦線を張る。ただそれだけだが『気分』は悪くない。
 T-800も『負け犬の』ターミネーターの殲滅へと乗り出した。


 T-888と呼ばれるターミネーターが、右手のミニガンから毎分四千発も吐き出される弾丸を仮面ライダーに向ける。
 ミーに武美を預け、愛用のサイクロンの機動力を駆使しながら、仮面ライダーは雪原を駆け抜けた。
 仮面ライダーにとって鋼鉄の壁すら削り取るガトリング砲の猛攻は、対弾能力を制限されたコロニー内での戦いでは致命的だ。
 制限がなくとも、ミニガンの直撃を食らえば仮面ライダーたちとはいえただではすまない。
 しかし、強化された仮面ライダーの目と、サイクロン号の機動力によって固定砲台の役割を担う一体のターミネーターの懐にたどり着いた。
「ライダーパァァァーンチ!!」
 仮面ライダーの拳がT-888の右腕の付け根を抉り取る。ミニガンを持った腕はもがれ、弾丸を撃つ反動で離れていった。
 それでもT-888はひるむ様子を見せず、左拳を叩き込もうとする。
 仮面ライダーはサイクロン号で身を低くして拳をやり過ごした。
「本郷、頭部を狙え! 電子回路を砕くか、焼くかしない限りしつこく動き回る!
そして水素電池が爆発すれば周囲の被害は甚大だ。水素電池のある胸元は避けろ!」
「了解!」
 イーグリードのアドバイスを受けて、仮面ライダーはバイクをドリフトしてUターンをする。
 右腕のもげたT-888が構え、頭部を庇うが『技の1号』を前にしては無意味。
 サイクロン号をウィリーさせ、前輪をT-888の頭部に押し当てる。
 そのまま全体重を加速に乗せて、ターミネーターを雪の上に押し倒した。
 ぐしゃり、という音と共にターミネーターの頭がひしゃげ、サイクロン号の後輪の回転で完全に頭部が破壊される。
 そのまま仮面ライダーは他のターゲットへと向かった。


 長めの楕円形の形をしたバイク型兵器、モトターミネーターが固められた道路を走る。
 高機動の乗り物を支給された参加者を追い回すため、スカイネットはモトターミネーターをも送り込んでいたのである。
 高速で動き回るモトターミネーター相手にゼロは、白いバイクを操りながら左手でカーネルのセイバーを構えた。
 正面からモトターミネーターはゼロに向かってくる。跳ね飛ばすつもりなのだろう。
 ゼロはバイクを操りながら、そのまま直進した。モトターミネーターと接触する瞬間、白いカラスは上下を逆にしながら飛び上がり、ゼロは逆さで宙を翔けた。
 カーネルのセイバーをモトターミネーターに突き立て、白いカラスの空を飛ぶ能力を利用して突進、モトターミネーターを真っ二つにした。
 走る勢いを利用して体勢を戻してバイクを右に倒す。
 ゼロの頭部があった位置にミニガンの弾幕が通り過ぎていった。
「ちっ、厄介な奴だ。だが、このバイクを舐めるな!」
 ゼロはそのままミニガンを構えるT-800シリーズへと向いて、バイクのフロントフォークに装備されたロケット弾を放つ。
 吹き飛んだT-800シリーズへとバイクの加速を利用しながら跳び、逆手にセイバーを構えた。
「氷烈斬ッ!」
 冷気を纏った刃がターミネーターの頭部を貫き、全身を氷に包ませた。
 頭部が残っているなら氷を破ったのだろうが、機能停止をしたターミネーターに取れる手段はない。
 後ろから追いついてきた白いカラスに再び乗り移り、ゼロは次の標的へと斬りかかった。


「うおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 イーグリードは羽から突風を噴出して、ターミネーターたちを空にまとめて吹き飛ばす。
 一箇所に集まったターミネーターたちを狙って、赤い怪人態へと変身したドラスと、バスターのチャージを終えたミーがそれぞれの銃口を向けた。
 爆発の影響が薄いところまで昇ったことを確認して、イーグリードは合図を二人に送る。
 ドラスの右肩から、ミーの右腕のバスターからエネルギーの塊が放出され、空の彼方に固まるターミネーター群へと襲い掛かった。
 一秒未満の沈黙。そして盛大な爆発が空の中央で起こった。水素電池が破損したのだ。
「ひゃあっ! すっご……」
「武美さん、ウフコックと一緒に隠れていて! あいつらどんどん数が増えていく……!」
「だけど本郷さんもゼロさんも数を減らしくれている。イーグリードさんのおかげでまとめて潰せた。
もう少し減らせばシャトル基地にいける!」
 見つけた廃屋に武美が戻るのを確かめ、ミーとドラスは安堵をする。
 戦えないソルティを抱えてはまともに進めないため、一時ターミネーターの数減らしをしていたのだ。
 先ほどの爆発に気をつければ、大きく数を減らすのも不可能じゃない。
 ドラスはどうにかシャトル基地にたどり着けそうなことに安堵していると、焼け焦げたT-888を眼前に放り込まれる。
 武美の肩のウフコックが、鼻をひくつかせて最初に反応をした。
「こちらを馬鹿にするような……すえた感情の臭い……」
「ほう、諸君。こうして会えるとは、奇遇だね」
 聞き覚えのないだみ声に、ゼロが『メガトロン!』と叫んで反応する。
 竜の頭を模した右手を持つ巨体のロボット。あいつがメガトロンか、とドラスが思っていると、その瞳を見開いた。
 メガトロンの背には、ゴスロリ服を着た少女と共に、両手にミニガンを構えたボブと呼んだ男がいたのだから。


「ボブ……おじさん……」
 ドラスの呟きにT-800は沈黙を返す。両手に持ったミニガンを振り回し、周囲にまとわりつくターミネーター群をなぎ払った。
 銀色のナイフがコロンビーヌによって生み出され、ドラスたちも巻き込んで飛ばされる。
 それぞれが銀色のナイフを払いながら、全員がメガトロンたちを睨みつけた。
「おっと、鳥君。貴重な情報をありがとうよ。これから俺様たちは要塞に向かわせてもらうぜ。
そのシャトル基地にある転送カプセルを使ってな!」
「なに! キサマ、どこでそれを……」
「このシュワちゃんが近くにいたのに気づかないなんて、あんたたちって結構マヌケねぇ」
「!? キサマ……」
 イーグリードは悔しそうに歯を食いしばっている。それもそうだ。モニターのある部屋は今シグマ一人しかいない。
 ライト博士はスバルの死を見届けた後、見るに耐えきれずモニターのない修理室に向かっていたのである。
 あの状況ではT-800の行方を知る手段を失っていたのだ。
「お前さんたちを相手してやりたいが、あいにくこっちも暇でないんでなぁ」
「そういうことだ。さらば、運がよければまた会おう」
 メガトロンの言葉に同調するように、T-800が懐にしまっていたものを投げつける。
 イーグリードは逃がさんと跳躍するが、突如視界に光が溢れ、つんざくような轟音が耳朶を叩く。
 視覚センサーと聴覚センサーが麻痺する中、イーグリードははめられたことを知った。


「いよっしゃ、OK! シュワちゃん!!」
「使い慣れているわねぇ。よくやったわ」
 いつの間にかサングラスを用意したメガトロンとコロンビーヌがT-800を褒める。
 T-800シリーズのターミネーターは強烈な光を発せられると、情報処理機能に不具合が生じて六十秒復帰に時間がかかるのだ。
 コロンビーヌがもっていたスタングレネードを利用して、周囲のターミネーターの動きを止めるのが目的だ。
 当然、T-800たちは視覚と聴覚のセンサーを保護するため、詰め物とサングラスを持って対処した。
 人間離れした能力を持つ自分達なら、この程度の処理でどうにかなる。
 そして動くものがいない間にシャトル基地の転送カプセルへと向かう手筈だ。
 メガトロンを先に進ませる中、T-800を掴むものがいた。
「逃がさない!」
 ドラスだ。目が見えない状態でも、どうにか喰らいついてきたのだろう。健気だ。
 コロンビーヌが排除しようとするのを、T-800は手で制する。もっと手間のかからない手があるからだ。
「ドラス君に渡してください……私が彼にできるのは、この程度だから。
ボブさん、今までありがとうございました…………ごめんなさい」
「スバルお姉ちゃんの……声……!?」
 T-800は音声を調整してスバルの声を作り出す。動揺したドラスの手を払いながら、視界が回復してきただろうドラスに向かって右手を向けた。
 T-800の右手の親指と人差し指に挟まれているのは、待機モードのマッハキャリバーだ。
 宝石に似た姿のデバイスを視界に入れて、ドラスは疑問を浮かべる。
「彼女が最後に君に託そうとしたものだ。彼女の相棒とも呼べる存在でもある。それほど、君はスバルに想われたのだ」
「え!?」
 ドラスが虚を突かれ、無防備となる。そのままT-800はマッハキャリバーを握りつぶした。
 粉々に砕けたマッハキャリバーを見て、ドラスの表情が悲しみとも怒りとも判断のつかない色に染まる。
 T-800にはその表情を理解することは出来ない。分かるのは今のドラスは無防備というだけ。
 T-800はミニガンをドラスへと突きつけて、弾丸を吐き出させた。
 ガトリング砲の吐き出す弾丸が直撃したドラスは、地面へと叩き落された。これで邪魔はなくなる。
「いくぞ」
「容赦ないわねぇ……」
「俺たちの目的を達成するには、これが一番最良の手だと判断した。それだけだ」
「シュワちゃんクール……」
 こうして、邪魔のなくなったメガトロンたちは本郷たちよりも先にシャトル基地へと向かうことに成功した。


「ドラス!」
 ゼロはドラスを受け止めながら、白いカラスを操作して体勢を立て直す。
 目を瞬かせ、どうにか回復してきた視界の中、遠のいていくメガトロンの姿を悔しげに見届けた。
「イーグリード」
「安心しろ。ライト博士が言うには、転送先はシグマ隊長からもっとも遠い場所に設定しているとのことだ。
ターミネーターが投入された時点でそうしたらしい。俺たちが近づけば、ちゃんとライト博士に連絡して転送位置を変えてもらうが……」
 メガトロンたちが要塞に突入したのは厄介だ、とイーグリードが言外に告げる。
 ゼロも同意を示しながら、腕の中のドラスの様子を観察した。
 T-800はドラスに向かってもっとも残酷な仕打ちをした。スバルを失った心の傷をえぐるような真似なのだ。
「スバル……お姉ちゃん……」
「ドラス……イーグリード、本郷。そろそろ俺たちもいこう。グズグズしていられない」
 ゼロの提案に、イーグリードと仮面ライダーが頷いた。数も少なくなっているが、どんどん転送されていく。
 ここでのんびりしても、いずれ数で押されるだけだ。
 ジリ貧になる前にメガトロンたちを追う。行動方針は決まった。
 仮面ライダーがサイクロン号のエンジンを鳴らし、ゼロはドラスを後ろに座らせて白いカラスを発進させた。


(スバルお姉ちゃん……)
 ドラスは砕けたマッハキャリバーの様子を思い出して、顔を俯かせた。
 ナタクと泣かない約束をしたのだ。どんなに辛くても、もう泣くつもりはない。
 それでも悲しみは胸を満たし、悔しさと怒りで身体が震えた。
「今の俺は前しか向いていない。だから後ろのお前がどうしようと、俺が確認することはない」
「ゼロさん?」
 ドラスが弱々しく名前を呼ぶが、ゼロは答えずターミネーターにロケット弾を撃ちこんでいる。
 泣いていい、と不器用にいっているのだろう。ドラスは唇を噛み、マリキュレーザーの発射口を移した左手をターミネーター郡へと向ける。
 一閃、限界まで絞り込まれた莫大なエネルギーが、一体のT-888の髑髏のような頭部を蒸発させた。
「大丈夫……僕はまだ戦える」
「だが、感情で判断を曇らせるような真似は……」
「しない! もう、僕は誰も……」
 ドラスが続きの言葉を失い、今度は別のT-888の足を狙い撃った。
 ボブと呼んだターミネーターより弱いことに疑問を持ちながらも、沸きあがるのは怒りなのか、悲しみなのかドラス自身判断がつかなかった。


(戦うことに拘ることこそ、感情にとらわれているのだがな……)
 ドラスが明らかに動揺している状況を、ゼロは好ましく思わなかった。
 T-800が……いや、あいつは今相手にしているT-800とは手ごわさが違う。
 ボブはドラスの心理状態を冷静に見極め、もっとも効果的な手を打ってきたのだ。
 他人の声真似ができるとは始めて確認できたが、見事なものだ。
 ドラスはペースを忘れて強力な攻撃を連続して放っている。
「そこまでだ、ドラス。そろそろシャトル発射基地の門だからな」
「……わかった」
 本人は隠しているつもりかもしれないが、気落ちしている感情が声に表れている。
 よくない傾向だ。
(だが、それは俺たち大人が気をつければいい。二度とその笑顔を曇らせることはさせない)
 それこそが、フランシーヌとハカイダーを殺したことにたいする贖罪であったから。
 いや、ハカイダーは贖罪なんて望んでいない。彼が望んでいるのは……。
「ドラス、すべての片をつける。俺は迷わない。目の前に敵がいる限り……」
 カーネルのセイバーの刃を振り回し、近くにいたT-888の首を刎ねる。
 ゼロは進む。イレギュラーハンターとして、その生き方を二度と変えるつもりはない。
「叩き斬る!」
 それこそが、ハカイダーに敗北をもたらせたゼロという男なのだから。


 骨格だけのターミネーターの残骸が無数に転がる中、簡易型転送装置の隠された玉座を背にシグマはΣブレードを構えていた。
 ここまで来るのは、今までエックスやゼロたちが挑戦した基地とは違い容易である。
 雑魚のメカニロイドやトラップは停止し、待ち構えるはずの八人の『戦力』は五人がV3火柱キックにより重傷。
 比較的損傷の少ない二人も一日二日で治るような傷でもなく、またこのまま参加させても彼らのためにならないため、元の世界へと返した。
(もっとも、ゼロたちとの決着に誰も介入させたくないだけだが……ここに来て邪魔が入るとはな)
 想定していた事態とはいえ、億劫といえば億劫だ。手ごわい相手だと構えてはいたものの、シグマほどの技量があれば首を斬りおとすのもさほど難しくはない。
 それに、長い間戦闘のない世界だったためか、判断が甘いところが残っている。
 会場内のT-1000もそうだが、戦闘経験が浅いところが見え隠れする現状がターミネーターたちの隙に繋がっていた。
 もっとも参加者のT-800はそうもいかないのだろうが。モニターでも見ていたが、あれほど狡猾に成長をしているとは意外だ。
 それに武器庫と言っていいようなコロンビーヌが傍にいる。
 宝貝も身体に埋め込まれた仙人骨で、消耗が大きいとはいえ使えるはずだ。
「厄介だ。だが、彼らを倒すのは……」
 悪【イレギュラー】である自分を殺すだろう、ゼロたちだけだ。
 自分は理性を取り戻した、といっても結局やっていることは人類の滅亡。
 別世界とはいえ、もはや自分に牙なき人間達を守っていく資格はないのだろう。
 ここに巻き込まれた参加者たちのため、などと綺麗な言葉で自分を飾る気はない。
 V3こと風見志郎が自分を否定したのは、結局のところやっていることが『悪』という手段であるからだ。
 自分の策を風見は知らなかったが、おそらく知ってもなお仮面ライダーとしてシグマを倒そうとしたはずだ。
 そうあるべきだ。風見のような生き様をゼロにも求め、自分を殺すことですべての決着を着けさせる。
 シグマの決意は変わらない。
 足元に転がるターミネーターの頭を踏み潰し、シグマは魔王らしくゼロたちの登場を待った。


 薄暗い、未知の金属物質に囲まれた部屋へとメガトロンたちは現れた。
 西洋のドラゴンを模した巨躯をもってしても、余裕があるほど部屋は広い。
 コロンビーヌによれば、要塞内もゾナハ蟲が存在しているらしい。願ったり叶ったりだ。
 もっとも、メガトロンたちは知らないが今回のバトルロワイアルに用意されたゾナハ蟲は病原体モードがない。
 純粋に武器としてしか存在していなかった。
 それはさておき、ようやく要塞へとメガトロンたちはたどり着いたのだ。
 T-800はミニガンをもったままメガトロンの背から降りる。
「シュワちゃん、なにか気になることあるかい?」
「特にはないな。せいぜい、壁や床の材質が不明であることくらいか」
「ふぅん、まあ大暴れしても壊れないってことなら、逆に御の字じゃない」
「そうだな。まずは武器庫を探したい。ミニガンの弾数が余裕がない上、ここでミニガンが奪えるとは限らないからな」
「ああ、それだったらあたしが持っている支給品使っていいわよ? どうせあたしが必要な分は、あたしのPDAに移しきったし」
 そういってコロンビーヌがPDAを一つ投げ出した。T-800は受け取ってすぐに中身を確認する。
 T-800が礼を言わないことにコロンビーヌが不満を示すが、メガトロンが宥めた。
「どうよ? シュワちゃん」
「火力的には問題ない。この宝貝とやらも、使えないことはないな。体力の消耗が激しい、とあるのが気になるが」
「それじゃ、さっそくシグマを探しましょう」
 コロンビーヌがわくわくした様子で目的を告げて、T-800も静かに同意する。
 意外にも、ここで待ったをかけたのはメガトロンであった。
「ちょっと待ってくれ。シュワちゃん、コロンちゃん」
「ん? どうしたの? まさか怖気ついたとか」
「この破壊大帝メガトロン様に、戦略的撤退の文字はあっても怖気づくという文字はない!」
「いや、そこは逃げるの方もないといっておきなさいよ。建前でも」
 からかったら、ボケを返されるとは思っていなかったのだろう。
 コロンビーヌが微妙な表情のままつっこんだ。
「まあ、それはさておき、俺様たちとシグマ、そして正義の味方たちでは戦力がだんちだ。
このまま向かっていったら玉砕覚悟。神風万歳、ってことになる。俺様に自殺願望はない。そんなのごめんだ」
「妥当だ。しかし、対抗策がないのも事実。……いや、対抗策を思いついたのか?」
「Exactly(そのとおりでございます)! まあ、対抗策ってよりはあいつらを慌てさせて、隙を作る手段だけど」
「へぇ、なにかしら?」
 コロンビーヌとT-800の興味をひいたことにメガトロンは満足し、悪い笑みを浮かべる。
 盗聴を恐れて、メガトロンは顔を近づけて小声で話しかけた。
「この要塞、乗っ取って適当な星に落とそうぜ。窓を見てくれ。青い星がある」
「ほう……できるのか?」
「五分五分……ってところだな。俺様はコンピューターの扱いは慣れているが、実際触れてみないと分からない。
うまくいくなら、コロニーのほうも落としてみたいしな」
「スケールが大きいわねぇ……」
「怖気ついたのかい? コロンちゃん」
 さっきのコロンビーヌのからかいの言葉をメガトロンは返した。
 一発二発殴られるのを覚悟で言ってみたが、意外にもコロンビーヌは妖艶な笑みを浮かべるだけである。
「演目は派手に……乗るわ。メガちゃん、最高よ」
「悪くない手だ。俺も乗ろう」
 コロンビーヌとT-800が同意したのを見て、メガトロンは踵を返す。
 まずはコンピュータールームの探索だ。


「あ、メガちゃん」
「なんだい? コロンちゃ……あいたぁっ!」
 メガトロンの言葉を最後まで告げるより前に、グラーフアイゼンが脳天を叩く。
 ぐわんぐわんとよろめくメガトロンは、なぜ? と問いかけた。
「簡単よ。あたしを馬鹿にするのは許さないわよ?」
「先に言ったのはコロンちゃんなのに!」
「なにか言ったかしら~?」
 グラーフアイゼンの先端を頬につつかれ、メガトロンは理不尽さに顔をしかめる。
 文句を言おうとしたとき、T-800がさえぎった。
「ここで無駄に時間をつぶすな。早く行くぞ」
「は~い♪」
「ちょ、そりゃないよ! コロンちゃん、シュワちゃん!!」
 メガトロンが不平不満を漏らしながらも、三人は足取りを止めなかった。


【E-5 要塞内部/二日目・早朝】

【コロンビーヌ@からくりサーカス】
[状態]:全身にダメージ中、疲労中、黄金律を打破、マサルへの愛、超古代文明のパワー 、爆弾解除
[装備]:グラーフアイゼン(ハンマーフォルム)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、ギギの腕輪、ガガの腕輪
[道具]:基本支給品一式×2、PDA(コロンビーヌ(通信機能付き)、絡繰茶々丸(分割ファイル四つ。統合ソフト)、アルレッキーノ、KOS-MOS、ラミア
補給装置@スーパーロボット大戦OG(4/5)、PDAの通信機能付加ソフト@ロボロワオリジナル、タブバイク@ゼノサーガシリーズ
麻帆良学園の制服(両袖がない)@魔法先生ネギま!、コエカタマリン(残りニ回)@ザ・ドラえもんズ、謎の立方体
[思考]
基本:優勝者の報酬を奪い、勝の下へ戻る
1:メガトロンの作戦に乗る。
2:シグマと正義の味方連中を殺して願いを叶えるアイテムを奪う。
3:メガトロン、T-800と共闘。邪魔者はすべて殺す。
4:今の自分なら人間も殺せる!
[備考]
※参戦時期は死亡後です(原作40巻)
※全てのゾナハ蟲(コロンビーヌらが吐き出すものも)には以下の制限が掛かっています。
また会場の全域には十分なゾナハ蟲が漂っています。
1:外部には一切の害はありません(ゾナハ病の感染や機械類のダメージなど)
2:コロンビーヌが自分の武器として使用するのには問題なく使用できます
3:通信機能に障害を発生させています。
※二エリア以内なら、メガトロンのPDAと通信が可能です。
※黄金律『フランシーヌ人形への絶対服従』を打破しました。


【メタルスドラゴンメガトロン@ビーストウォーズメタルス】
[状態]:エネルギー(80%)、弾薬(90%)、疲労小 、爆弾解除
[装備]:ハイパージャマー@スーパーロボット大戦OG
[道具]:PDA(メガトロン(通信機能付き)、フランシーヌ)、草薙素子のスペア義体@攻殻機動隊S.A.C、シャトルの制御コンピューター、動物ごっこ帽子@ザ・ドラえもんズ、スパイセット@ザ・ドラえもんズ
    分かいドライバー@ザ・ドラえもんズ
[思考・状況]
基本思考:シグマから主催者の座と優勝者の報酬を奪い、サイバトロンの抹殺。
1:要塞、コロニーを地球に落とす。
2:シグマと正義の味方連中を殺して願いを叶えるアイテムを奪う。
[備考]
※二エリア以内なら、コロンビーヌのPDAと通信が可能です。
※スパイセットの監視可能範囲は半径100mに制限されています。


【T-800@ターミネーター2】
[状態]:全身に損傷(特に背部)、所々の深い傷からは金属骨格が露出、シグマウィルス感染。爆発物解除。
[装備]:滝和也のライダースーツ@仮面ライダーSPIRITS、コルトS.A.A(6/6)、M134ミニガン×2(残り弾数10%)
[道具]:HARLEY-DAVIDSON:FAT BOY@ターミネーター2、電磁ナイフ@仮面ライダーSPIRITS、
    PDA(凱、村雨、T-800、スバル、パンタローネ)、打神鞭@封神演義、グランドリオン@クロノトリガー、トリモチ銃@サイボーグクロちゃん
    生活用リゼンブルパーツ(左腕)@SoltyRei、コルトS.A.Aの弾丸(12/30発)
    ラブラブビッグバンの音楽ファイル@パワポケシリーズ、サブタンク(満タン)@ロックマンX
    滝和也のナックル@仮面ライダーSPIRITS、ナックルの弾薬(25/30発)@仮面ライダーSPIRITS
    テキオー灯@ザ・ドラえもんズ、ライディング・ボード@リリカルなのはStrikerS
    不明支給品1~2個(確認済み1~2(銃はない)) 、 スタングレネード(2/3) 床屋セット(鋏、櫛、鏡)
    開天珠@封神演義、たずね人ステッキ@ドラえもん、アカネハウス11号@パワプロクンポケット8
    マグネット×2、阿紫花の長ドス(折れた)@からくりサーカス、予備マガジン3、闇夜の鎌@クロノトリガー、仙桃×3@封神演義、
    マガジン(13/13 9mmパラベラム弾)×1、FN ブローニング・ハイパワー(13/13)@攻殻機動隊
[思考・状況]
基本思考:『自分の世界』のスカイネットの使命通り、全ての人間を殲滅する。
1:メガトロンの作戦に乗る。
2:シグマと正義の味方連中を殺して、元の世界に帰る。
3:『負け犬』のスカイネット配下のターミネーターは破壊する。
[備考]
※本編開始直後からの参加です。
※テキオー灯は、一時間のみ効力持続。一度使った者には、24時間経過しなければ使用不可能と制限されています。





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152:そして終焉【フィナーレ】へ…… 状態表 ゼロ 153:あなたはここにいますか? 後編
152:そして終焉【フィナーレ】へ…… 状態表 本郷猛 153:あなたはここにいますか? 後編
152:そして終焉【フィナーレ】へ…… 状態表 広川武美 153:あなたはここにいますか? 後編
152:そして終焉【フィナーレ】へ…… 状態表 ソルティ・レヴァント 153:あなたはここにいますか? 後編
152:そして終焉【フィナーレ】へ…… 状態表 イーグリード 153:あなたはここにいますか? 後編
152:そして終焉【フィナーレ】へ…… 状態表 ドラス 153:あなたはここにいますか? 後編
152:そして終焉【フィナーレ】へ…… 状態表 ミー 153:あなたはここにいますか? 後編
151:NEXT LEVEL メガトロン 153:あなたはここにいますか? 後編
151:NEXT LEVEL コロンビーヌ 153:あなたはここにいますか? 後編
150:呼びたかった名前 T-800 153:あなたはここにいますか? 後編
152:そして終焉【フィナーレ】へ…… 状態表 トーマス・ライト 153:あなたはここにいますか? 後編
148:閉幕と始まり3 シグマ 153:あなたはここにいますか? 後編





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