広島市

1.基本的な考え方

(1) 都心部の魅力をより高めるため、現球場跡地の利用について、年間150万人以上を集客目標(注)とした、新たなにぎわいとなる都市機能の導入強化を図ります。
(注)現球場に代わる新たな機能による集客数だけではなく、周辺の基町環境護岸や中央公園の既存施設の利活用により、新たに増加が見込まれる集客数も含みます。〔平成18年(2006年)2月8日追記〕

(2) 現球場に代わる新たな集客機能とともに、周辺の基町環境護岸や中央公園の既存施設の活用も含めた一体的なにぎわい空間をめざし、本通りやシャレオなど周辺地域との回遊性を創出します。

(3) 現球場の一部改修も含めた活用や、現球場を除却して、新たな利用を図る場合など、幅広く検討します。新たな集客機能の導入にあたっては、厳しい財政状況をふまえ、民間の活力とノウハウを十分活用します。

●提案にあたっての配慮事項

(3) 世界遺産である原爆ドーム周辺にふさわしい品格のある雰囲気と調和するよう、提案内容が施設の場合、特に平和記念公園から見た原爆ドームの背景となる部分の景観形成に配慮してください。

Q6.150万人の集客は無理ではないでしょうか?

 紙屋町・八丁堀周辺地区は、広島バスセンターやアストラムラインなどの交通結節点であり、都心として、多くの人が訪れる地区です。現在、中央公園の既存施設の年間利用者数は現在の市民球場利用者を除いても延べ約300万人であり、広島そごう、本通りやシャレオなどの周辺の商業施設の年間来客数は延べ数千万人にも及びます。こうした多くの人が訪れている地区ですから、ここに、現球場に代わる新たな集客機能を導入し、基町環境護岸や中央公園の既存施設の活用や、本通りやシャレオなどの周辺地域との回遊性を向上させることにより、目標である150万人以上の集客は実現可能であると考えています。  



民間事業者からの提案の評価(案)(pdf注意)
現球場跡地利用 広島市民球場跡地利用検討会議(第3回)より
  • 広島のスポーツ文化の育成を目指した市民ニーズの比較的高いサッカー(専用)スタジアムの提案
  • 閉鎖された空間(サッカースタジアム)が新たに出現し、大規模施設(サッカースタジアム)により平和記念公園と中央公園とが分断される提案であり望ましくない。
  • 球場を市から一括賃借する事業手法について検討が必要



「第5回見直し検討委員会での意見」及び「素案についての市民意見」と対応案(pdf注意)
ひろしま西風新都建設実施計画見直し検討委員会(第6回)より
第3章都市づくりの方針
(3)公園緑地等

【市民意見3】
 ビッグアーチに常設の駐車場を梶毛東工業地区か、梶毛南流通地区に創っていただきたい。現在は、こころにある工業用地を臨時の駐車場にしているが、将来工業用地が、完売したら、臨時駐車場が無くなり、ビッグアーチの利用者が減少し、西風新都の魅力が減ると思う。


【対応案】修正なし
① 来場者の非常に多いイベントを開催する際に臨時的に設置される駐車場については、イベントの主催者がシャトルバスの運行やイベント会場周辺にある既存駐車場などの有効活用を含め、イベント運営の一環として対応すべきものであり、駐車需要があるからといって整備するようなものではないと考えている。

② また、これからの都市づくりに当たっては、高齢社会の進展や環境・エネルギー問題の深刻化への対応が指摘されており、自動車に過度に依存しない都市づくりが求められている。このため、イベントの開催にあたっても、極力、アストラムラインやバスなどの公共交通機関の利用を促進する方向で進めるべきだと考えている。

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最終更新:2008年12月04日 09:37