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【侘助】

元は先の将軍家の下僕として陶磁器や茶花の見立てをなどの雑用をしていた。
最近の作法や仕来りに薄々疑問を感じていた侘助は義輝が亡くなると家中混乱の中、
己の茶を極めんが為に旅をする。

旅の道中で行き交う人々との交流を経てそのひと時の大切さを知り、道々の茶を楽しむ。
侘助が築いた茶の湯の在り方、「楽茶」へ繋がるのはまだ先である。

武野紹鴎(一閑斎)は尊敬しているものの、後を継いだとされる千宗易の茶の湯を
傲慢だとし、最も嫌っていたが客への配慮や細かな演出こそ「もてなし」の理念だと
知り、宗易に近づく。その折、松永弾正に世話になる。

松永弾正は義輝を殺害した本人、侘助にとっては複雑な心境であった。
しかし一閑斎を原点とした茶への志に侘助も次第に惹かれてゆく。

そんな中、越前で朝倉家が義昭公を掲げて畿内に迫る。
幼き頃の義昭公は茶の教えを嫌がりつつも、影で侘助に手ほどきを受けた事もあった。
朝倉家に義昭公がいる事、朝倉家が松永家を打倒としている事を知らない侘助は
松永家で茶坊主として世話になるのであった。