南海 -SOUTH OCEAN-(3)
※イベントタイトル冒頭の座標はそのイベントに遭遇した時の自船の位置を記しています。
例えば交易都市バタビア自体はD-6にありますが、最初の発見イベントはD-5でもC-6他でも起こりうるため併記しています。
16turn×2 フォアマスト入手後
D-5、C-6等 交易都市バタビアを発見
海都から東へと進路をとって進む
君たちの眼前に、激しく流れる
海流が見えてくる。
そして、その海流の向こう
小高い丘の斜面に大きな風車が
立つ街が見えてくる。
あれこそ、交易都市としても
名高いバタビアに違いない!
君たちは、海流を越えあの街へと
到達する海路を探してもいいし
別の海域に行くのも自由だ。
- 帰港
- (発見後そのまま到達した場合はこのメッセージ無し)
よく帰ってきたな、諸君。
航海にはそろそろ
慣れてきたようだな。
気付いたかもしれぬが海都近海は
激しい海流や荒れ狂う高波などに
より、航海し辛い場所が多い。
それは百年前に起こった大異変に伴う
地殻変動によるものなのだ。おかげで
交流が疎遠になった街も多い。
交易都市バタビアもその一つ。
以前は海都に近いだけあり、最も
盛んに行き来されていたのだよ。
そこで君たちに頼みがある。
バタビアまでの安全な航路を探し出し
それを海図に記してほしいのだ。
海都復活のためにも是非
バタビアまでの航路は確保して
おきたいところだ、頼んだぞ。
D-6 交易都市バタビアに到達(初回)
君たちは遂に交易都市として名高い
バタビアの港にたどり着いた。
不自然なほど急な海流に渦潮…
そして近海を荒らす海賊船をも
乗り越えて成し遂げたのだ。
バタビアに至る海路を書き終えた
君たちは、一刻も早く海都へ
報告に戻ることにする。
これで、海都が復興する日が
また一歩近付いたことだろう。
- 帰港
(ギルド名)の諸君、見事
交易都市バタビアに
到達してくれたようだな。
見張りの水兵から報告を受けている。
あの激しい海流を乗り越えて
よくたどり着けたものだ。
君たちの働きこそ、海都の希望だ。
その努力に応じて、些少だが
お礼をお渡ししよう。
それは、ザワークラフトという。
実はバタビアの商人の一人が
発明したキャベツの塩漬けだ。
航海時の食料品として
非常に便利なものだから
是非利用してくれたまえ。
D-6 交易都市バタビアに到達(2回目)
君たちがバタビアの港に
上陸すると、待っていたかの様に
一人の兵士がやって来る。
「あなたたちは旅の冒険者ですね?
僕はバタビア町長の使いの者です。
実は折り入ってお願いがあります」
「皆さんもバタビアまでの航路を
拓いた時は、周辺の渦潮や暗礁や
海賊船に苦労した事でしょう」
「先日、黒コショウを積んだ交易船が
バタビアから東に行った所にある
暗礁地帯にぶつかり難破しました」
「泳ぎ逃げた水夫の話では
まだ、無事な積荷があるかも
しれないそうです」
「…はい。お願いとはその事です。
積荷である黒コショウを見つけて
回収してきて欲しいのです」
(分岐:黒コショウを手に入れていない)
「危険なお願いであることは
百も承知です。ですが、冒険者である
皆さんなら、或いは…」
「暗礁地帯はバタビアから
東に行ったところです。
では、よろしくお願いします」
兵士はそう言うと、深く一礼した後
町中へと消えていった…。
君たちは依頼通り、黒コショウを
探しに行ってもいいし、自分には
関係ないと無視してもいい。
(分岐:黒コショウを手に入れている)
その言葉を聞いた君たちは、先程
木箱に入った黒コショウを海上で
拾った事を思い出す。
君たちは、兵士に待つように
告げ、船の積荷から木箱を
持って来てあげた。
「すでに積荷を見つけて、こちらに
持ち込んで下さったとは!
…お礼にこれをお受け取りください」
そう言うと兵士は、1枚の銀貨と
古い書物を君たちに差し出す。
そして、恐らく町長に報告に
向かったのだろう兵士は、軽やかな
足取りで町中へと消えて行った。
その様子を見届けた
君たちは、晴れやかな気分で
バタビアの港から船出する。
D-6 交易都市バタビアに到達(3回目以降)
- 道中で黒コショウを入手した
- (到達2回目と同じ)
- 黒コショウを手に入れていない
君たちがバタビアの港に
上陸すると、待っていたかの様に
一人の兵士がやって来る。
「皆さん、お待ちしてました。
黒コショウは見つかりましたか?」
君たちは首を横に振り
残念ながら黒コショウは
見つからなかったと告げる。
「…そうですか。
ですが、もし見つけましたら
どうか僕の所にきて下さい…」
そう言うと兵士は、見るからに
落胆した様子で、君たちの前から
去っていった…。
その様子を見届けた
君たちは、航海に戻るべく
船に乗り込む事にする。
- 黒コショウを手に入れた
君たちがバタビアの港に
上陸すると、待っていたかの様に
一人の兵士がやって来る。
「皆さん、お待ちしてました。
黒コショウは見つかりましたか?」
(以下到達2回目(分岐:黒コショウを手に入れている)と同じ)
- D-6 交易都市バタビア(黒コショウを引き渡した後)
君たちがバタビアの港に
上陸すると、待っていたかの様に
一人の兵士がやって来る。
「以前は皆さんのおかげで
助かりました!」
君たちの来訪を知った兵士は
船着場までかけつけると
厚くお礼を述べる。
「もう困っていることはありません。
皆さんも航海を楽しんで下さい」
兵士はそう言うと
任務に戻るのであろう
足早に街の中へと消えていった。
その様子を見届けた
君たちは、航海に戻るべく
船に乗り込む事にする。
B-7 商業港アユタヤを発見
君たちの船の前に行く手を阻むように
激しい海流が見えてくる。
その海流の向こうを目を凝らして
見てみれば、たくさんの船が港に
停泊しているのが確認できる。
あれこそが商業港としても
有名なアユタヤに違いない!
君たちは、あの街へたどり着くための
方法を模索してもいいし、別の海域の
調査に赴いてもいい。
- 帰港
- (発見後そのまま到達した場合はこのメッセージ無し)
どうやら順調に航海を
進めてくれているようだな。
水夫より報告を受けている。
諸君は商業港アユタヤを
ご存知かな? 海都の重要な
交易相手の一つとして有名な街だ。
しかし大異変による地殻変動の
影響でアユタヤ近海は波が高く
交易船も数多く沈んでいる。
そこで諸君らに頼みたい。
高波を避け、安全にアユタヤにまで
至る航路を見つけてほしいのだ。
さすれば今より活発に
交易が行われ海都もアユタヤも
更なる発展を遂げるだろうな。
B-6 商業港アユタヤに到達(初回)
君たちは遂に商業港として隆盛を
極めたアユタヤの港にたどり着いた。
急な潮流やこの遠方までこぎ着く
航路設定、そして君たち自身の体力に
よってたどり着けたのである。
アユタヤに至る海路を書き終えた
君たちは、一刻も早く海都へ
報告に戻ることにする。
これで、海都が復興する日が
また一歩近付いたことだろう。
- 帰港
ありがとう、(ギルド名)の諸君
君たちがアユタヤに到達したとの
報告を受けているよ。
アユタヤといえば、古くからの王が
今も統治をしている歴史の都市。
そして航海をする船のドックとしても
名高い都市だ。あの街の船大工は
みな腕利きばかりなのだよ。
君たちの活躍でアユタヤとの海路も
再び活発になるだろう。
そこで…、だ。
私のほうからアユタヤに連絡して
君たちの船を改良して欲しいと
いっておいた。
何、今回の働きの礼代わりだ。
気にする必要はない。
ただし、アユタヤでの仕事が
終わるまでは船大工は
こちらにこれないそうだ。
しばらくの間は
我慢して待っていてくれたまえ。
B-6 商業港アユタヤに到達(2回目)
都市アユタヤに辿り着き、上陸した
君たちの前に、一人の兵士が現れた。
そして彼は硬い口調で話し出す…。
「貴君らは旅の冒険者であるな?
実は、王の勅命により貴君らに
頼みたい事があるのだ」
「異国からの交易船が傷つき
アユタヤに入港してきたのだ。
現在修理中なのだが…」
彼は途中で言葉を切ると、港に
併設された造船所の方を見やる。
「…アユタヤ一番の船大工、腕は
確かなのだが放蕩癖があってな。
どこかへ出かけてしまったのだ」
「指揮する者がいないと船の修理が
進まない。どうか、船大工の親方を
探してきて欲しいのだ。」
「そうだ、親方はアモロ羊のチーズが
好きでな、チーズをつまみに酒でも
呑んで、呆けているのだろう」
「…これ以上修理が長引くと
外交問題にも発展しかねん。
アユタヤの為にも何卒頼む」
そう言って兵士は恭しく
一礼すると、造船所の方に歩いていき
やがて見えなくなった…。
君たちは彼の依頼通りに、船大工を
探しに行ってもいいし、自分たちの
航海を優先してもいいだろう。
B-6 商業港アユタヤに到達(3回目以降)
- 船大工を連れてきていない
都市アユタヤに辿り着き、上陸した
君たちの前に、一人の兵士が現れた。
そして彼は硬い口調で話し出す…。
「貴君らか、待っていたぞ。
船大工の親方は………
…見つからなかったようだな」
「…全く、親方のヤツ…
どこほっつき歩いてるんだか…
…む、御苦労だったな」
「もし、貴君らの航海の途中で
見つける事があったら、アユタヤまで
連れて来てくれ」
そう言うと、兵士は憂鬱そうな
足取りで造船所へと戻っていく。
君たちはその様子を見届けると
自らの航海に戻るべく、船に戻り
アユタヤの港を後にする。
- 船大工を連れてきた
都市アユタヤに辿り着き、上陸した
君たちの前に、一人の兵士が現れた。
そして彼は硬い口調で話し出す…。
「貴君らか、待っていたぞ。
船大工の親方は………
…連れて来てくれたようだな」
「うむ、此度は御苦労だった。
ようやく船の修理を進められる。
これは礼だ、受け取ってくれ」
兵士は、君たちへ銀貨と
1冊の古い本の切れ端を差し出し
無言で佇む船大工に向き直った。
「行きますよ、親方。みんな
待ちくたびれています。終わったら
好きなだけチーズ奢りますから」
その言葉を聞いた船大工は
一つ、大きくうなずくと
造船所へ早足で向かっていく。
君たちはその様子を見届けると
自らの航海に戻るべく、船に戻り
アユタヤの港を後にする。
- B-6 商業港アユタヤ(船大工を連れてきた後)
都市アユタヤに辿り着き、上陸した
君たちの前に、一人の兵士が現れた。
そして彼は硬い口調で話し出す…。
「以前は貴君らの働きで助かった。
何? 頼みごと?
ふむ…もう頼みごとはないな」
兵士はそう言うと
任務に戻るのであろう
足早に街の中へと消えていった。
君たちはその様子を見届けると
自らの航海に戻るべく、船に戻り
アユタヤの港を後にする。
E-1 トルトゥーガ島を発見
君たちが激しい海流や迫る海賊船を
何とか切り抜けた先に、奇妙な形の
大岩のようなものが見える。
周りの島の景観とも調和の
取れていない、あの大きな岩のような
物体は一体何なのだろうか?
君たちはその正体を探るべく
さらに接近を試みてもいい。
- 帰港
- (発見後そのまま到達した場合はこのメッセージ無し)
お帰り、諸君。
どうやらトルトゥーガ島を
発見したようだな。
かつての海の荒くれ者ども
つまり海賊たちがあの島に
集まっていたそうだ。
島内部には深い洞窟がある。
興味があるのなら、行って調べて
みるのもいいかもしれんな。
たが周囲は岩礁だらけで(誤字:たが→だが)
船が乗り上げてしまうかもしれん。
くれぐれも気をつけたまえよ。
E-2 トルトゥーガ島に到達(初回)
君たちは奇妙な形をした
大岩のある島にたどり着いた。
発見した大岩を正面から捉えて
眺めてみると、それには不自然なほど
大きな空間があることがわかる。
調査を続行していきたいところだが
正体不明のそれに飛び込むことも
食料の備蓄も少ないことも危険だ。
今回はここまでの航路を書き残す
だけにして、一旦海都へ戻り
島の存在を知らせることにした。
- 帰港
(ギルド名)の諸君
トルトゥーガ島にあるという
伝説の洞窟を見つけたそうだな。
私も若い頃に噂を聞いたことがある。
あの島には海賊王の宝がある、と。
ただの噂話だと思っていたが…
謎の洞窟が見つかった以上
宝もあるかもしれんな。
機会があれば、海兵を送って
調べてみてもいいが…。
…まずは君たちが調べるのが
筋というものだろうな。
機会があれば島にいってみたまえ。
E-2 トルトゥーガ島に到達(2回目)
カモメの声すら届かぬ程に不気味な
静寂の海を進む君たちは、船底に
硬い何かがぶつかるのを感じた。
知らぬ間に、岩礁に乗り上げたのかと
慌てて海を覗き込んだ君たちは
眼下に船の残骸を発見する。
どうやらこの残骸の一部と
艦載砲が珊瑚棚にひっかかって
君たちの船にぶつかったようだ。
岩礁にぶつかり沈んだか
或いは、戦闘の末に撃沈された
船なのだろう。
…君たちは、沈んだ船の運命に
心を痛めつつ、小型の砲を
引き揚げて調べてみる事にする。
それはカルバリン砲と呼ばれる
標準的な艦載砲で、見たところ
特に傷んではいないようである。
君たちは自分たちの船にその
砲を取り付けて、今後の航海の
役に立てることができる。
これを装備することにより
航海コストを1消費して
大砲が撃てるようになります。
E-2 トルトゥーガ島に到達(3回目以降)
君たちは、以前訪れた無人島に再び
辿り着いた。船体には高波が押し寄せ
操舵は困難を極める。
眼下の海には以前と同様
無数の船の残骸が漂い
さながら船の墓場の様な有様だ。
その時、君たちは以前ここで砲を
入手したことを思い出す。もしかしたら
また何か見つかるかもしれない。
しかしこの海域、波は高く
更に海は浅いため、岩礁に乗り上げて
しまう危険も忘れてはならない。
君たちは船の残骸を調査しても
いいし、安全を優先してこの場を
去るのも一つの選択だ。
船の残骸を調査しますか? |
【 Y E S 】/【 N O 】 |
- NO
気付くと波は一層高くなっていた。
この分だと、調査を行うどころか
留まる事すら危険だろう。
そう考えた君たちは、安全を優先し
早々にこの海域を抜ける事にする。
- YES:(ランダム分岐1)
君たちは、慎重に船を操り
周囲の海域を探ろうとした…。
しかし、波は一層高くなり、海は
明らかな拒絶の意を持った高波を
君たちの船にけしかける!
船体は悲鳴を上げ、このままでは
調査どころか、船がバラバラに
なってしまうかもしれない!
そんな恐ろしい考えが頭をよぎり
君たちは調査を中断して、この悪魔の
海域から脱出する事に決めた!
周囲の岩礁に船をぶつけながらも
何とか舵を取り、霧の海を抜けると
船は満身創痍の有様であった。
これ以上ここに留まると、今度こそ
船が致命傷を受けかねない、そう思い
君たちは早々にこの場を後にする。
- YES:(ランダム分岐2)
君たちは、慎重に船を操り
周囲の海域を探っていく…。
…根気よく探ってはみたものの
何も見つかりそうな気配はない。
気付けば、海は一層荒れてきた。
これ以上留まるのは危険だと判断した
君たちは、この海域を後にする。
- YES:(ランダム分岐3)
君たちは、慎重に船を操り
周囲の海域を探っていく…。
しばらくして船底に何かの手応えを
感じた君たちは、海を覗き込んだ。
…どうやら大きな壺のようだ…。
引き揚げてみると、壺はひび割れ
とても使えそうにない。
がっかりした君たちが壺を海に
放り込もうとすると、一枚の硬貨が
甲板に落ちた。
…拾い上げると、銀貨であった。
かつてはこの壺一杯に銀貨が
入っていたのだろう。
一攫千金を間近にしただけに
君たちは、何となくやりきれない
思いでその海域を後にする。
- YES:(ランダム分岐4)
君たちは、慎重に船を操り
周囲の海域を探っていく…。
しばらくして船底に何かの手応えを
感じた君たちは、海を覗き込んだ。
…どうやら船室の一部のようだ…。
残骸を引き揚げた君たちはソレを見て
思わず絶句する! 何と白骨化した
死体が引っかかっていたのである!
しばしパニックに陥る君たちだが
冷静になって死体を検分してみると
首に何か光る物が見える。
それは、サンゴでできた
ありきたりな海難避けの
首飾りであった。
君たちは、割り切ってこの首飾りを
頂戴してもいいし、何も取らずに
白骨死体を海に還してもいい。
首飾りを取りますか? |
【 Y E S 】/【 N O 】 |
- YES
君たちは、首飾りを取ると
名も知らぬ白骨死体の、冥福を祈り
丁寧に海に戻してあげた。
死体が海底に沈み見えなくなった
ことを確認した君たちは、次なる
目的地を目指す事にする。
- NO
君たちは、名も知らぬ白骨死体の
冥福を祈り海に戻してあげた。
死体が海底に沈み見えなくなった
ことを確認した君たちは、次なる
目的地を目指す事にする。
E,F-6 巨人の遺跡を発見
入り組んだ島々の隙間に渦巻く
潮流をかわしながら進む君たちは
進路の先に不思議な島を発見する。
島の沿岸部には、人工物と思われる
巨大な人面岩が等間隔に並んでおり
無機質な瞳が虚空を睨んでいる。
もし君たちの食料にまだ余裕が
あるのならば、あの島を目指しても
いいし、一度港に戻ってもいい。
- 帰港
おかえり諸君、よく帰ったな。
航海は順調に進めてくれている
ようだね。
…何、バタビア南東に巨大な
人面岩が立ち並ぶ島を見つけたと?
ふむ、文献で読んだことがある。
かつてその島には、優れた技術を
有する部族が住んでいたと。
彼らは失われた古代技術を駆使し
岩石から、生きた巨人を作り出し
戦に用いていたそうなのだ。
大異変の際に沈んだ街も
同様の古代技術により
栄えていたという。
…これは調査する価値がありそうだ。
海兵たちを送るためにも、諸君には
是非島までの海路を拓いてほしい。
島を調べることは海都史の空白を
埋める手がかりとなるかもしれん。
諸君、くれぐれも頼むぞ。
B-1 古代都市ウガリートを発見
追い風を帆に受け湾を進む
君たちは向こうに華美な雰囲気を
放つ異国の都市を発見する。
しかし、あの都市に至るには
見た目以上に骨が折れることだろう。
君たちは、それでもあの都市を
目指してもいいし、計画を立てなおす
ために、一旦港に戻ってもいい。
- 帰港
- (発見後そのまま到達した場合はこのメッセージ無し)
お帰り、諸君。
今日の航海はどうだったかね?
…何、新たな都市を発見しただと?
ふむ、座標を照らし合わせてみると
おそらく諸君が見つけた都市は
古代都市ウガリートであろう。
西の国々から文化を受け継いでおり
かつて海都から西に向けて船出する
際に最初に立ち寄る都市だという。
しかし、大異変の際に荒れ狂う
海の竜が現れ、船を沈めたという。
…以来、交流は途絶えたのだ。
(分岐:ラティーンセイル入手イベント前?)
…まぁ今の段階の君たちでは
あの都市に行くのは難しい。
他の海域の探索をお勧めするよ。
(分岐:ラティーンセイル入手イベント後?)
更にあの海域には海賊共も多い。
ウガリートに向かうのなら大砲の
整備は万全にしておきたまえ。
D-7 船の残骸
バタビア東の暗証地帯を
注意深くゆっくりと進む君たちは
周囲に浮かぶ船の残骸を発見する。
さらに詳しく見ると、恐らくは
難破船の積荷だったのであろう
いくつかの木箱が漂っている。
君たちは、木箱を引き揚げて
手に入れてもいいし、航海を
続けるべく先を急いでもいい。
木箱を引き揚げますか? |
【 Y E S 】/【 N O 】 |
- YES
君たちは、海に飛び込むと
辺りに漂う木箱を
次々と回収していく。
やがて、視界に入る範囲の木箱を
全て甲板に引き揚げた君たちは
その一つを選び、こじ開けてみる。
すると箱には、質のいい物は
金と同様に取引されるとまでいわれる
黒コショウの実が詰まっている。
それを見た君たちは、大喜びで
残りの木箱を積み荷に載せ、揚々とした
気分で船出する事にする。
- NO
これ以上暗礁地帯にいると
自分たちの船も、難破船と
同様の運命を辿りかねない。
そう考えた君たちは
来た時よりも、一層慎重に
暗礁地帯を後にする。
B-4 老人と羊たちが住む島(アユタヤ2回目到達後)
以前訪れた小島。アユタヤの
兵士の言葉によると、船大工は
ここにいる可能性が高い。
君たちは兵士の言葉を信じて小島に
上陸する。呑気に草を食む羊に混じり
一人の巨漢が佇むのが見える。
無言でチーズをかじる彼こそ船大工に
違いない。彼は、まるで何をしに来た
と言わんばかりに君たちを睨む。
君たちは言葉を尽くし、アユタヤに
戻って欲しいという旨を伝えたが
男は黙ってチーズをかじっている。
どうしたものかと君たちが
悩んでいると、チーズを食べ終えた
男は唐突に立ち上がった。
ただならぬ威圧感に思わず怯む
君たちを尻目に、男は君たちの
船へと向かっていく。
どうやら君たちの言葉は届いていた
ようだ。ホッと胸をなでおろした
君たちは船大工を乗せ、出帆した。
E-3 勇魚の子供
(初回)
海都近海を進む君たちは
進路前方に、巨大な黒い何かが
漂っているのを発見する。
近づくとそれは勇魚の子供だと解る。
…どうやら大きな銛で攻撃され
怪我をしているらしい。
漁師たちの間には、勇魚の子供は
狩らないという暗黙のルールがある。
ならばその大銛は、心無い冒険者が
遊び半分で撃ったものだろう。
君たちは、海上で苦しそうに喘ぐ
勇魚の子供の手当てをしてあげても
いいし、無視して去ってもいい。
勇魚の手当をしてあげますか? |
【 Y E S 】/【 N O 】 |
- YES
手当てのために君たちが触れても
抵抗を見せない程に勇魚の
子供は消耗しているようだ。
君たちは、わき腹に食い込んだ
銛を抜き、傷口に薬を塗り
包帯を巻いてあげた。
しかし、勇魚は依然として泳ぎだす
気配は見せない。…君たちの手当ての
しかたが間違っていたのだろうか。
どうしたものかと思案に暮れる
君たちは、近づいてくる船ほどの
巨大な黒い影に気が付く。
すると勇魚の子供は力を振り絞り
その影へと向かっていく。…どうやら
親の勇魚が迎えに来たようだ。
親子は君たちの周りをまるで
礼を言うかの様に一回りすると
やがて沖へと消えていった…。
その様子を暖かな気持ちで見届けた
君たちは、船に戻り勇魚から抜いた
大銛を調べる事にする。
…よく観察すると、その銛は
いにしえの名人漁師
ネッドの大銛のようだ!
状態も良く、手入れをすれば
まだまだ使えそうである。
君たちはその大銛を持ち帰り
今後の航海で役立ててもいい。
- NO
勇魚の子供は可哀想だが
この様子では恐らく
助からないだろう…。
そう考えた君たちは、航海を
続行すべく、その場を素通りする。
- E-3 勇魚の子供(2回目:初回でNOを選んでいる)
海都近海を進む君たちは
以前、傷ついた勇魚の子供を
発見した場所を訪れる。
周囲を見渡すと、勇魚の姿は
もうなかったが、波打ち際に
あるものを発見する。
それはかつて勇魚に刺さっていた
大銛であった。
…よく観察すると、その銛は
いにしえの名人漁師
ネッドの大銛のようだ!
状態も良く、手入れをすれば
まだまだ使えそうである。
君たちはその大銛を持ち帰り
今後の航海で役立ててもいい。
F-3,4 細長い島
航路を探るため、今日も海を進む
君たちは細長い島に群生する
パンノキという高い木を発見する。
生い茂る掌の形をした
葉の下には緑色の大きな果実が
実っているのが見て取れる。
パンノキの実は蒸し焼きや丸焼き
乾燥させてビスケットのようにしても
食べられる南国特有の果実だ。
君たちは高いところにある
果実に手を伸ばしてもいいし
諦めて素通りしてもいい。
パンノキの実を取りますか? |
【 Y E S 】/【 N O 】 |
- YES
君たちは島に上陸し
手頃な長さの木を見つけると
よじ登ることにする。
何とか実の生っている所に
たどり着いた君たちは
届く範囲のものを収穫する。
そして成果に満足した君たちは
パンノキの実を船に持ち帰ると
航海に戻るべく船を出す。
- NO
海都周辺でどこでも見られる
それを特に珍しいと思わなかった
君たちはその島を素通りする。
B-1 赤土の小島
カモメの声を聞きながら
大海原を進む君たちは
やがて小島に辿り着く。
岸壁にはレンガの材料として
知られる、テラロッサと呼ばれる
粘土質の赤土の層が見てとれる。
君たちが望むのであれば
船を止め、赤土を取りに
行くのも自由である。
赤土を取りに行きますか? |
【 Y E S 】/【 N O 】 |
- YES
君たちは船を岸壁に近づけると
スコップで赤土を掘っていく。
樽一杯分ほど集まった事を
確認した君たちは、航海に
戻るべく船を出すことにする。
- NO
今は赤土は必要ないと考えた
君たちは航海を続けることにする。
D-1 黄色く光る物
君たちは、波が打ちつける
目前の岩肌の合間に、何か
黄色く光る物を見つける。
それが何なのか、近づいて確かめたい
所だが、押し寄せる波はとても荒く
船の姿勢を維持するのに精一杯だ。
高い波がぶつかるたびに
軋む船体が上げる、不吉な悲鳴が
君たちを不安に陥らせる!
君たちは、勇気を出して船を岩肌へ
進めてもいい。或いは難破を避けて
ここから去るのも一つの選択だ。
岩肌に船を進めますか? |
【 Y E S 】/【 N O 】 |
- YES
君たちは、絶妙に舵を取って
荒れ狂う海域を縫うように進み
何とか岩肌に近づく事に成功する。
詳しく見ると、君たちが見た光は
岩肌から顔を出した、琥珀の放つ
あめ色の光である事がわかった。
君たちは慎重に周囲の岩を削り
傷を付けないように丁寧に
琥珀を取り出した。
宝飾品として重宝される
大粒の琥珀を海都に持ち帰れば
高値で取引されることだろう。
君たちは琥珀を大事にしまうと
次なる目的地を目指して
大海原に船を出す事にする。
- NO
波の様子を見るに
とても、岩肌までは
辿り着けそうもない。
好奇心よりも船を守る事を
選んだ君たちは、航海に
戻るべく、船を発進させる。
B-7 比較的大きな島
未知なる大陸を求めて今日も
海原を行く君たちは、やがて
比較的大きな島にたどり着く。
島を見てみるとオレンジ色の体毛を
持つサルの群れが人懐っこい様子で
絶えずこちらを窺っている。
もし君たちがサルの群れに
興味があるのなら、上陸して
近づいてみてもいいかもしれない。
上陸してサルに近づきますか? |
【 Y E S 】/【 N O 】 |
- YES
船を海岸に着け上陸した君たちを見て
サルの群れは逃げるどころかむしろ
君たちに近づいてくる。
サルの青白い顔にはつぶれたような
形の鼻があり、その間抜けな顔が
とても愉快である。
可愛らしいサルと心行くまで戯れた
君たちは、別れを惜しむサルたちを
その場に残し戻ることにする。
…しかし船に乗り込んだ
君たちは眼前に広がる光景を
目撃して絶句する。
なんといつの間にか侵入していた
別のサルたちによって、食糧庫が
荒らされていたのである!
無人島とはいえ、船を考えなしに
放置したことを悔やみつつ、残り
少ない食料で君たちは航海に戻る。
- NO
機嫌よく愛想を振りまくサルの様子を
逆に怪しいと思った君たちは
この島から立ち去ることにする。
B-5 行く手を阻む海賊船
アユタヤの街を越えて進む君たちは
危険な浅瀬に囲まれた細い海溝を
ゆっくりと進んでいく…。
…船首を北へ向けて先へ行こうと
した君たちは、すぐ目の前に
海賊船がいるのを発見する!
どうやら、北の海と繋がるこの海路を
海賊が押さえ、通行する船を襲って
収益を上げているのだろう。
もし君たちが大砲を持っているならば
海賊船を破壊して先へと
進むことができそうだ。
しかし、そうでないならば
先へ進むのは一旦諦めて別の海域を
探索したほうがいいだろう。
最終更新:2021年09月03日 02:01