パーティ構成方針

パーティの構成に悩んでいる人のために、パーティの組み方を紹介する。
君はここに書かれていることを参考にしてもいいし、参考にしなくてもいい。
※便宜上、プリンス/プリンセスはプリンスで統一して表記しています。



パーティ構成指南

よほど尖った構成でない限り、どんなパーティであっても大抵クリアは出来ますが、以下の点に気を配ると迷宮探索が楽になるでしょう。

5人でパーティを作る

熟練のギルドの中には4人や3人のパーティ、それどころか1人で迷宮を探索するところもあります。
しかし、これらを新米のギルドが真似るのは自殺行為でしょう。

…何人でパーティを組もうと
それはお前らの自由だ。…が
俺は5人パーティを勧めるよ。
――冒険者ギルド ギルド長

戦闘中にスキルでHP回復ができる職業(プリンス・モンク)を入れる

どの職業でもHP回復コモンスキル「応急手当」を取得することができますが、「応急手当」は戦闘中に使用できません。
モンクは戦闘不能者を蘇生することもできますし、状態異常や封じも回復できるため、パーティに一人いると重宝します。
回復をアイテムに頼る運営も勿論可能ですが、特に最序盤は金銭的に余裕が無く、またアイテム欄を圧迫するので注意が必要です。
特に今作はテリアカβ(状態異常回復アイテム)に品切れが設定されており、また旧作に有ったテリアカβオール(状態異常の全体回復アイテム)が無くなった為、
モンクの「リフレッシュ」(高スキルレベルで一列や全体に効果範囲が拡大)と、プリンスの「予防の号令」は活躍する場面が多く、どちらか、或いは両職業とも入れておくと安定した探索ができます。

でも他に魅力的な職業が沢山あって、プリンス・モンクを入れる余裕が無いよ?
という人もいると思います。上で述べたように最序盤の金策や中盤までの安定性に難はありますが、
どうしてもプリンス・モンクを入れずにパーティを構成したいというのであれば、以下を参考にしてみて下さい。
  • シノビに「煙りの末」と「応急手当」を覚えさせ、低燃費のHP回復役とする。
  • ファーマーに「キャンプマスター」を覚えさせ、蘇生とTP回復まで任せる。
またこの両名はAGIが高く、戦闘中に概ね先手を取れるので、アイテム係として良好です。
  • 新発売の装備品に飛びついて散財しない。メディカ・テント購入代を余裕を持って残す。
(宿に関しては「サエーナ鳥」を狩ることにより節約可能。)
サブクラス解禁まではこれらの工夫で頑張って凌ぎ、サブクラスで回復役を作るのもよいでしょう。

物理攻撃が得意な職業と、属性攻撃が得意な職業を、それぞれ1人は入れる

迷宮内には物理攻撃に対して強力な耐性を持つ魔物や、特定の属性攻撃がほとんど効かない魔物なども存在します。
複数の攻撃手段があれば、どのような魔物と戦うことになっても効率的にダメージを与えることができるでしょう。
また、物理攻撃(斬・壊・突)と属性攻撃(炎・氷・雷)の6属性をできるだけ広く用意しておくと、
各種レア素材を効率よく入手することに繋がります。

前衛向きの職業と、後衛向きの職業の比率を2:3か3:2にする

1:4や、4:1といった隊列は組めないため、あまりにバランスの悪い構成では
  • 近接攻撃をするキャラクターが後衛に配置され、攻撃力が半減する(煙の末を持つシノビは例外)
  • 生存力(HPと防御力や回復力)の低いキャラクターが前列に配置され、戦闘不能になりやすい
などの問題が起こります。
列単位を対象とする回復や強化スキルのことも考えながら、バランスよく配置しましょう。
前衛の人数が多い方が隊列が崩れ難く、後列が多い方がパーティの総被ダメージ量を減らす事が出来ます。

前衛と後衛の役割を吟味する

守るだけではバステ攻撃によりジリ貧になりやすいため、与ダメージ効率を考えないと消耗が激しくなります。
号令の仕様上、アタッカーや脆いキャラを前後に分散してしまうと、運用が難しい場合が多く探索がスムーズに進まないかもしれません。
特にアタッカーはアイテムや号令などで強化枠を使いたいので前列配置だと守備が弱くなる傾向があるので注意が必要です。
  • 前列アタッカー配備の場合は枠を使わない防御方法を考えましょう。
  • 後列アタッカー配備の場合は比較的容易にアタッカーの強化枠を確保できますが、全体的に前列からの攻撃のほうが良質なものが揃っています。

この辺りを押さえてパーティを決めれば、比較的スムーズな迷宮探索ができるでしょう。
ですが、実際のところ重要になってくるのはキャラクターへの愛着だったりもします。
先にも述べましたが、あまり難しく考えず、フィーリングで決めてしまってもゲームクリアに問題ありません。
同じ職業が二人いても問題ないですし、使いたい職業が多すぎるなら、とりあえずギルドに在籍させておいて、
状況に応じて差し替えつつプレイするのもまた一つの面白さです。
また今作では中盤からサブクラスを付けることができますが、スキルポイントはメインクラスのスキルを取得するだけでも割と足りません。
どっちつかずなキャラクターになりがちなので、最初はサブクラスのことは考えなくても良いでしょう。

最後に並び順を考慮する

プレイ時間が長くなると意外と重要になるのがパーティー内の並び順。
操作の手間を省いたり、ケアレスミスを防ぐためにも少し考慮してみましょう。
  • 探索中にスキルを使う機会の多いキャラの位置
    • 前衛一番左(操作↓AA)や後衛一番左(↓A↓A)に置くと選択が楽です。
      次点で前衛中央(↓A→A)・前衛一番右(↓A←A)。
  • ピンチの場面でパーティーの要となるキャラを最後尾に置かない
    • うっかり行動選択ミスをすると訂正できません。
    • もっとも、機能的にはディバイドガード役は最後尾に置く意義もあるのが悩ましいところ。
    • リマスター版ではOPTION⇒BATTLE⇒コマンド確認でコマンド入力終了時に最終確認を行うか選択できる。ONにするとテンポは若干悪くなるがミスをケアしたいならば一考の余地あり。


序盤のパーティ例

どうしても決められない人のために、以下に有志によるパーティ構成例を列挙しておきます。

ディレクターの小森さんによる発言
開発者ブログにて:「確かにウォリアーやゾディアック、バリスタは使いやすくて強い職業なんですけどね。
皆様も、世界樹の迷宮Ⅲを遊ぶ際、使いやすさで選ぶならこの3職業を組み込むとよいのではないかと思います」

ゲームの食卓インタビューにて:「死なない…と言う意味では、プリンス・ファランクス・モンク・バリスタ・ゾディアックが
死なないパーティだと思いますね。死ににくさで言うなら、このパーティが死なないし堅いかなと思います」

・オーソドックス(攻撃)型

前衛:ウォリアー・プリンス・モンク/後衛:ゾディアック・バリスタ

開発者ブログで言及されたウォリアー、ゾディアック、バリスタをベースに、プリンスとモンクを入れたPT。
バリスタとモンクが突・壊属性なので、ウォリアーかプリンスが剣を持てば物理三属性が揃う。
ゾディアックの星術とバリスタのバラージで属性三属性も揃うので、耐性持ちの敵とも戦いやすい。一部の条件ドロップを満たしやすいのも利点。


・オーソドックス(防御)型

前衛:ウォリアー・プリンス・モンク/後衛:ゾディアック・ファランクス

上記の攻撃型構成からバリスタを外し、ファランクスを後列に入れたもの。
序盤は全体攻撃を行う敵も少なく、後列から硬いファランクスが挑発すれば、PTの生存性はグンと高まる。
また武器の槍は後列からでも威力が落ちないので、バリスタ程では無いにしても、序盤はそこそこのダメージを出せる。

攻撃型構成同様、プリンスに剣を持たせれば全属性をフォローできる。
ピンチ時や強敵相手時には、プリンスやモンクを後列に下げてファランクスを前列に出すのもいい。
攻防共に隙は少ないが、封じをほとんど使えないのだけは悩みどころ。


・世界樹3の5人組

前衛:プリンス・ファランクス・パイレーツ/後衛:モンク・シノビ

パッケージに描かれている5人で構成されたパーティー。モンクは前衛でもいい。
TP節約手段が豊富で継戦能力が高く、バステ、封じ、強化、範囲攻撃と多彩なスキルを駆使でき、搦め手が好きな人に特にオススメ。

ウォリアーやバリスタ、ゾディアックといった高攻撃力のキャラが居ないため攻撃力不足は否めないものの、
守備力や回復力は非常に高く、アタッカーとなるパイレーツとシノビはともに素早く敵に先手を打ちやすいため、意外と戦いやすい。
またプリンスの同列にファランクスがいることにより、敵のAIの性質上ファランクスに攻撃が集中しやすいため、ロイヤルベール発動に必要なMAXHPが保ちやすいという利点もある。


・熟練者向け・ハメ殺し&速攻型

前衛:ウォリアー・パイレーツ・ビーストキング/後衛:ゾディアック・シノビ

序盤戦の最大火力はTec特化ゾディアックの星術なので、これを後押しするPT構成。
大航海クエストで「業火」を解禁することで、更に拍車がかかる。

  • ウォリアー …FoE戦ではウルフハウル、ザコ戦は通常攻撃のみでOK。
        もう一押しが欲しい場合は、自前の攻撃スキルよりも「チャージ⇒クロススラッシュ」するほうがいい。
  • パイレーツ …FoE戦ではハンギング、ザコ戦はインザダークで自家発電しつつトラブルメイクで回転率アップを狙う。
  • ビーストキング …FoE戦では大鳥招来、ザコ戦では警戒しつつ削り役。
          大航海ボス用に大蛇とウーズも呼べるようにしたい。
  • ゾディアック …FoE戦では圧縮→氷の星術、ザコ戦はTP温存にまどろみの絵本or盲目付与の短剣が欲しい。
  • シノビ …FoE戦では陽炎の合間で影縫、普段は含針をバラ撒きつつ応急手当。

基本的にザコ戦は睡眠からの各個撃破でほぼOK。
この5人のうちビーストキングは鈍足&紙装甲&燃費悪のため、中盤戦あたりからキツくなってくる。
サブクラス解禁後は引退してプリンスに換えるといいだろう。
また、ウォリアーは第三階層以降になると攻撃ミスが目立つようになるので
武器にHitを付与するか、Agiの補強などでカバーしてやろう。


・最序盤突破用、使い切り型

前衛:ファランクス・ビーストキング/後衛:ファーマー・バリスタ・シノビ

緊急脱出手段である「アリアドネの糸」が販売解禁される前の段階では、金策がままならずロクに装備が整わないことから
そこそこ慣れたプレイヤーでもMAP作成が長引いたり、探索中に事故って詰みかける事態がわりとある。
初ミッションさえクリアすれば、大航海モードによる当面の資金調達で装備を充実できるし
採集による金策もやりやすくなるうえに同時期に糸の販売も解禁されるので、それまでの探索に特化させた使い切り型PT案。
全戦闘逃走を主軸に、エンカウント率低下・奇襲阻止・先制率アップを組み合わせた探索特化仕様。

  • ファランクス    …警戒行進Lv3のみでOK。Lv1(TP:24)でも3回は使用可能。
  • ビーストキング   …獣の警戒。これをLv3にするか、Lv1で止めてHPブーストLv2にも振り分けるかはお好みで。
  • ファーマー     …なにはともあれ、探知マスターLv1→帰宅マスター習得を最優先に。残るSPはHPブーストにでも。
  • バリスタ      …アンブッシュ。Lv1で止めて有効時間重視にするか、Lv3にして効果重視にするか。
  • シノビ       …煙りの末Lv2+応急手当Lv1で回復要員。HP10回復を24回も使える。逃走主体ならモンクより便利。

装備は初期状態のままでもいいが、行動速度アップ&安価な足装備を全員分揃えたほうがより楽。
探索系スキル頼みなので、効果時間やTP管理には要注意。
逃走失敗が続いて死人が出ても、ファーマーさえ生き残っていれば立て直しは利く。
(Lv1パーティなら宿泊費や治療費もたった5エンで済むし、より節約したいなら再登録しなおせばいい)
ただし慌ててると、帰宅マスターを使おうとしたのに探知マスターを使ってしまい、TPが枯渇してしまうことも。

初回~2回目の探索で、まずはMAP左側(オオヤマネコ出現地帯)への抜け道を解禁しよう。
それさえできれば、あとは楽勝のはず。
目的完了後は戦闘用の新規メンバーに切り替えても良し
あるいは、休養によるSP振り直しで金策用へと転身させて使い続けても良し、お好みでどうぞ。



中盤以降のパーティ例

サブクラスが解禁されると、更に様々な組み合わせが可能になります。
各職業のページには、それぞれの組み合わせのメリットや運用法がまとめられていますので、
サブクラスの選択に悩んだ際はそちらを参考にするのも良いでしょう。

・オーソドックス(攻撃)・発展型

前衛:ウォリアー(バリスタ)・プリンス(ファランクス)・バリスタ(ウォリアー)/後衛:ゾディアック(プリンス)・モンク(ビーストキング)

序盤のパーティ例の「オーソドックス(攻撃)型」の構成にサブクラスを付ける場合の一例。
攻防どちらかに偏った編成も、サブクラス次第でそれなりにバランスの取れたパーティになる。

ウォリアーとバリスタはどんな武器でも負けないだけの火力を出せる。装備が何であれチャージを挟んで攻撃する。
プリンスはダメージを減らしてモンクの回復に余裕を作るのが仕事。ゾディアックと取得できるスキルを被らせているので、うまく手分けしよう。
ソディアックはおもに仲間のTP管理を。前衛が大技を放つときはダークエーテル、前衛がチャージ中は各種号令、という動きが基本。
  • ソディアックのプリンススキルはメインプリンスの防御に余裕を作るものを選ぶとよい。
2人の強化係を確保できるので、高い自由度で号令をかけることができる。(例:1ターンで予防を全体にかける、○○アームズ→エミットウェポンを1ターンで放つ、など。)
モンクはメインに多くのSPを使うので、必要SPが少ないスキルをサブで取る。プリンス・ゾディアックからもらった余裕をサポートに回そう。


・オーソドックス(攻撃)・発展型2

前衛:ウォリアー(ゾディアック)・バリスタ(ウォリアー)・プリンス(シノビ)/後衛:ゾディアック(パイレーツ)・モンク(ビーストキング)

序盤のパーティ例の「オーソドックス(攻撃)型」の構成にサブクラスを付ける場合の一例その2。
単純明快にウォリアーとバリスタの攻撃を強化して殴るパーティー。

ウォリアーはフリーズンブローに特化する事により、非常に安定感のあるアタッカーになる。エーテル圧縮と特異点定理を是非取ろう。
バリスタはジャイアントキル、ダブルアクション、チャージ等を伸ばすと非常に高いダメージを出すことができる。
  • 前陣迫撃砲術のレベルはTPと相談して上げて行こう。FOE戦の為にアンブッシュもあると便利。
プリンスは号令役の他、潜伏や招鳥で盾役も可能。短剣は速度補正の他、高Lukからの脚封じや石化を狙えるのでプリンスと非常に相性がよい。
モンクは同上。ゾディアックは雑魚戦ではダークエーテル、ボス戦ではイーグルアイ等のサポートをこなす。
  • リミットブーストを取れば、圧縮業火などを撃てる回数が増えるのでお勧め。クリア以降は先見術役にどうぞ。


・オーソドックス(防御)・発展型

前衛:ウォリアー(バリスタ)・プリンス(バリスタ)・ファランクス(シノビ)/後衛:ゾディアック(ウォリアー)・モンク(プリンス)

序盤のパーティ例の「オーソドックス(防御)型」の構成にサブクラスを付ける場合の一例。

ウォリアーの装備は槌と弩のどちらでも良い。槌装備でナインスマッシュを使う場合は正射必中を取っておく。
プリンスとモンクで強化係が2人確保できるので、1ターンでPT全体に号令をかけることもできる。エミットウェポンも可能。
  • 強化を一通りかけ終わった後の暇な時間にプリンスは前陣迫撃砲術で攻撃。王家の血統や王たる証で回復するTPを有効に使おう。
ファランクスは分身して招鳥+猿飛や二列ラインガード、片方が属性ガードしつつ片方がラインガードするなどで防御をガッチガチに固めることができる。
  • 潜伏と軽業があれば長期戦にもある程度対応可能。
ゾディアックのサブクラスは強敵相手の大火力重視ならウォリアーでチャージ+メテオ、雑魚相手の殲滅力重視ならバリスタで特異点+バラージなど、色々な組み合わせが考えられる。好みで選ぼう。


・熟練者向け・ハメ殺し&速攻型・改

前衛:ウォリアー(ファーマー)・パイレーツ(バリスタ)・プリンス(ショーグン) / 後衛:ゾディアック(ウォリアー)・シノビ(ビーストキング)

先述の「熟練者向け~」の後期型で、ついでに全員が「TP自己回復、与ダメ増強のバフ/デバフ、バステ付与」の三要素を習得可能にした構成。
主砲であるゾディアックの「エーテル圧縮⇒三色リミット」による高火力を、ショーグンの「先陣の名誉」でさらに強化。
ついでにウォリアーの「チャージ⇒幸運のハンマー」も狙えるようにしつつ、消耗品を極力使わず済むようにした編成例。
(ただし1周目は海都ルート限定)

  • ウォリ/ファー …「幸運のハンマー」使用時はメインアタッカー。三色リミット時はウルフハウル10。
          ウォーグリーブ解禁(14F)までは百中ゴーグルで代用を。武器はヤグルシ(+雷、Hit)が基本。
          ブレイブハート/帰宅マスター/安全歩行が不要なら、サブをゾディアックにしてもいい。
  • パイ/バリ …インザダーク2/ハンギング10/イーグルアイ5を使い分け。プリのTP回復用に照明弾1があると尚良し。
        アンブッシュ/ダブルアクションが不要なら、サブをファランクスやモンクにしてもいい。
  • プリ/ショー …鈍足で防御面が不安なビーキンから変更。
        「突撃陣形」の起動役をしつつ、攻撃の号令10/先陣の名誉10を使い分け。
  • ゾディ/ウォリ …三色リミット使用時はメインアタッカー。「幸運のハンマー」使用時はウルフハウル10。
          装備はTec特化にして、先見術は【氷≧雷>炎】の優先順位で。
          鉄製警策を多用するつもりならスタンアタック1も欲しい。
  • シノ/ビーキン …リミット使用時は大鳥招来10/ドラミング5を使い分け。
          普段は含針10/巨象招来1⇒飯綱3、合間に応急手当7。装備はLuc特化に。遁走の術もできれば欲しい。

ザコ戦は「忍法 含針」から通常攻撃による各個撃破が基本になるので、本編クリアまでプリは「マカブイン」・ゾディは「アンテニーダガーor死者の書」でついでの即死も狙う。
FoE戦は基本的に先制攻撃が前提&リミットスキル頼りになってしまうが、終始にわたって対応可能。
ただし裏ボス/三竜/三触手、および中盤以降の大航海ボス相手だといかんせん不利なので、前もってこれら攻略用の別部隊を用意しておくほうが無難。
五人のうち妨害/補助/回復を兼業させてるシノビは特にSP管理がキツいので、大王ペンギン狩りを経て一度は引退(最低でもLv50、できればLv70)させたほうがいいかも。


・熟練者向け・ハメ殺し&速攻・発展型

前衛:ウォリアー(ゾディアック)・プリンス(ファランクス)・パイレーツ(ウォリアー)/後衛:シノビ(プリンス)・ゾディアック(ビーストキング)
比較的序盤に手に入る強力な槌を持ったウォリアーを最後まで酷使する万能パーティ。
デバフスキル・頭・腕・脚封じを備え、ゾディアックによる高いLUCの獣召喚と高いTECの三色リミット技を備える。
シノビ以外LV90代になるまで完成しない(SPがカツカツ)なので計画的にSPを振っていく。

ウォリアーは氷マスタリー圧縮特異点とフリーズンブローとナインスマッシュ(とエミットウェポン)を使う。
プリンスは、3色ガード・エミットウェポン・リセットウェポン・クイックオーダー・オーバーガード・パリィ・マテリアルパリィ・ディバイドガードにしっかりと振っておく。
ゾディアックはエーテルマスター、炎氷雷1と圧縮特異点以外は全てビーストキングにスキルを振る。
シノビは高LVの飯綱と含針と号令とエミットウェポンを中心に戦う。
パイレーツはイーグルアイ・ハンギング・ミリオンスラストを中心に。
パイレーツのサブは割合自由だが、三色リミットの火力を上げるウルフハウルのためにウォリアー推奨。
回復が疎かなのが弱点だが、適宜アイテムで補っていく。
更に状態異常にも弱いため、できる限りLUCを高める装備にしておく。
六層ボスも圧縮フリーズンブロー+圧縮三色リミット+チャージミリオンスラストで撃破可能。

・世界樹3の5人組・発展型

前衛:ファランクス(モンク)・プリンス(バリスタ)・パイレーツ(バリスタ)/後衛:シノビ(パイレーツ)・モンク(ファランクス)

パッケージの5人で構成されたパーティーを中盤以降も使っていく場合の一例。
アタッカーとなるパイレーツとシノビの火力の低さは燃費の良さでカバー。

雑魚戦はパイレーツの各種バラージ&シノビのチェイススラストで敵を殲滅。アンブッシュがほぼ打ち放題なので常に優位に戦える。
ボス戦は前陣やミリオン、分身からのハンギング。イーグルアイやリミットブーストも効果的。

プリは雑魚ボス問わずリインフォース付の号令や照明弾でのサポート役が基本だが、バラージや前陣を取っておくと使い勝手が良くなる。
モンクは槍と盾を持つことで守備力アップ&後衛からも攻撃力が確保できる。チェイスの起点にも。
ファランクスは何をサブに選んでも大差ないが、陽炎と連携できる血返しのあるモンクを取ると、全員がTP節約手段を持てて継戦能力が上がる。

装備を突属性で統一できるので、チェイスのシノビが戦場を縦横無尽に飛び回る。ジョリーロジャーなどいい突剣を持たせてあげると輝く。
突が通りにくい相手にはやや辛いので、属性アームズや装備変更で対応を。


・世界樹3の5人組・類似PT

前衛:プリンス(バリスタ)・モンク(ファーマー)/後衛:パイレーツ(バリスタ)・シノビ(ショーグン)・シノビ(プリンス)

世界樹3の5人組 のファランクスをシノビに変えたパーティー。

雑魚戦は常時アンブッシュをかけてバラージ×2,含針に一騎当千。介錯と解体マスターもあると捗る。
ボス戦は1ターン目にデバフ、分身、攻撃の号令をそれぞれ自身と逆の列に(行動順がシノ号令>分身出現>プリ号令なので)。

プリンスはバラージで一騎当千の起動さえ出来ればいいので、キングスマーチなどサポート系のスキルを伸ばそう。
  • お世辞にも硬いとは言えないパーティーなので、最も硬いプリンスがHPブーストを取ることで攻撃を引きつけ、他前衛の生存率を上げるといい。
モンクは行者の功徳とブレイブハートで無尽蔵の回復力を誇る……のだが、殲滅力の高いこのPTではボス戦でしか回復の出番がない。
  • ヤグルシ特異点エミット砲でTPを回復できる上、先見術を揃えれば三竜もメンバーチェンジ・休養なしで倒せるサブゾディも良い。
シノ/ショーは消費TP1で・後列から・刀装備で無限追撃できる一騎当千が強力。また安定して先攻できるので介錯が強い。
  • 禍時か柄落しに1振っておくと足封じ時でも止まらず攻撃できる。
  • ショーグンが居なければ、上記「世界樹5人組・発展型」のシノ/パイで代用可能。頭封じと盲目付与が可能な反面、最大火力は下がる。
王たる証のあるシノ/プリはリセットウェポンの前提に絡んだ号令を優先するといい。影縫や飯綱もあれば何かと役に立つ。

全員がTP回復を持つので、継戦能力は最高。プリンスのパッシブがあるので、本編クリアまでの回復はラインヒール1だけで充分。
  • ちなみに自然と7属性が揃い、強力な武器も比較的簡単に手に入るのが大きな利点。
腕封じはモンクの種撒きと「小手切り(刀)」頼みになるが、あらゆる条件ドロップをクリアし、最序盤から裏ボスまで全ての敵を正面から殴り倒す事が可能。
ほぼ必須級のプリンスとモンク、そしてサブ次第でどんな役割もこなせるパイレーツとシノビで構成されているので、サブクラスの組み合わせも自由自在。
必須スキルや前提の重いスキルが少ないので、ビルドの自由度もかなり高い。


特定スキル特化,もしくはダークエーテルやディバイドガードに任せた力技のPT、などを除いた「正攻法」での火力と安定感に拘ったPT。
火力狂に大消費技を打たせたり、その技の為のPTを組めば、強いのは当たり前なのである。
完成形は素晴らしいが、どうも育成過程の楽しさに欠ける。
折角250種類ものスキルがあるのだから、序盤・中盤・終盤、その時々で必要なスキルと役割を考えながら育成できるPTを目指したい。

今回の世界樹は1周では完クリ不可能なので、初回は攻略速度と安定感、そして条件ドロップの集めやすさを追求したPTでサクサクレベルを上げ、
充分に慣れた2周目以降で本命PTを推敲する事をお勧めする。


その他のパーティ構成例

より詳しい具体例や更に発展させたパーティ例もあります。下記ページヘどうぞ。
パーティ構成例
パーティ構成例2

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最終更新:2023年12月17日 11:13