クマガイソウ(熊谷草)
ラン科アツモリソウ属

山地の林などに生え20~40cm程度の多年草
袋状の花弁を熊谷直実(くまがいなおざね)が背負った
母衣(鎧(よろい)の背につけて流れ矢を防ぐ。また存在を示す標識にした幅の広い布)
に例えこの名がある。葉は対生するように二枚つき扇型の特徴的な葉をつける。
クマガイソウは環境省のレッドデータブックで絶滅危惧II類とされている。
尚、クマガイソウ、アツモリソウの名は、花色がそれぞれ白、赤っぽいため源氏の白旗、
平氏の赤旗に見立て、がっしりした方を熊谷直実に、優しげな姿の方を平敦盛(たいらのあつもり)
にあてたものである。







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最終更新:2012年06月08日 09:57
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