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独立国家であったチベットは、1949年に口火を切った中国の侵略で、戦闘によって人命損失の危機にさらされ、続いてすぐに、共産主義イデオロギーと文化大革命(1967- 1976)に代表されるような計画によって、普遍的な自由さえも失ってしまった。

しかし、最悪の事態は既に過ぎ去ったかのような誤った認識がまかり通っている。現在でも、チベット固有の国民性、文化、宗教の独自性は、中国によって深刻な脅威にさらされ、翻弄され続けている。

中国の占領と弾圧の政策は、チベットの国家としての独立、文化、宗教性、自然環境の破壊を引き起こし、人々は基本的な人権まで奪われている。再三再四、国際法を犯す中国のこれらの破壊行為は、注目はされているが、未だに罰されることなく繰り返されている。

チベット本土での人権侵害も、現在なお進行中である。同胞の幸せを心から願い、そのためには自らの犠牲も厭わぬ勇気ある人々は、祖国の独立をデモに訴える。

あくまで非暴力の抗議行動なのだが、それに対する中国当局の弾圧は容赦無い。デモに参加するときは、「もはや無事に帰れまい」という覚悟が必要だ。「チベット独立」を口にすれば必ず逮捕され、逮捕されれば残虐かつ執拗な拷問が待っている。

獄中で性的な虐待や暴行を受けた尼僧たちも数多く、そうした事例はつい最近も報告されている。中国当局の過酷な追及を逃れ、政治亡命を求めてインドやネパールにやってくるチベット人の数は、今でも年間数千人の規模に達している。チベット難民問題は、決して過去のものではないのだ。



ダライ・ラマ法王日本代表部事務所公式ホームページより転載
「現在のチベットの状況」
http://www.tibethouse.jp/situation/index.html
「チベットの現状」
http://www.tibethouse.jp/human_rights/human00.html