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<div><span style="color:#ffff00;"><span style="font-size:24px;"><font color="#FFFF00">外国語の教授技法に関するブックガイド</font></span></span></div> <p>(中国語教授法に関するブックガイド その(5) )</p> <p> </p> <div> <p> </p> <p><span style="font-size:14px;"><font size="3"> ここでは、「教授技法」に関する書籍を紹介します。ところで、「教授技法」とは一体なんでしょうか?</font></span></p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-size:14px;"><font size="3"> 外国語教師としてレベルアップするためには、単にその外国語ができるだけでは不十分です。</font></span></p> <p> </p> <p>  もちろん、教育対象とする外国語の実力が教師にどの程度備わっているのかも、重要かつ必須の条件だとは思います。まずは教師にこの力がないと、そもそも教えることなど不可能でしょう。学生も教師を信用しないでしょうし。</p> <p> </p> <p> しかし、「よい外国語教師」となるためには、そのほかにもさまざまな方面の知識が必要になると思います。なかでも特に重要なのが、</p> <p> </p> <p><font color="#99CCFF">1、第二言語習得(SLA)理論および外国語教授法に関する知識</font></p> <p><font color="#99CCFF">2、教授対象である外国語に関する言語学的知識(語彙・語法・音声など。特に語法)</font></p> <p><font color="#99CCFF">3、教材および評価法(テスト理論)に関する知識</font></p> <p><font color="#99CCFF">4、その外国語が話される地域に関する人文・社会科学的知識(特に上級者に教える場合)</font></p> <p> </p> <p>だと思いますが、これだけではまだ十分とはいえません。もう一つ、</p> <p> </p> <p><font color="#99CCFF">5、教授技法に関する知識</font></p> <p> </p> <p>が非常に重要だと思います。</p> <p> </p> <p>  「教授技法」には、例えば板書のしかた、話し方、目線や表情、動作の上手な使い方など、色々な要素が含まれます。これら一つ一つのノウハウに習熟してくると、それだけでも授業のレベルはかなりアップすると思います。たとえ授業内容が、理論的には旧態依然のものであってもです。</p> <p> </p> <p>  こうした「教授技法」に習熟するには、従来は教師個人個人の経験を積み重ねるしかありませんでした。しかし、確かに経験は非常に重要ですが、それだけでは限界があることも事実です。</p> <p> </p> <p> </p> <p><font color="#00FFFF" size="4">(1)水谷信子 『日本語の教室作業──プロ教師を目指すための12章』 アルク 2007年05月</font></p> <p> </p> <div> <p> コメントはもう少し待ってください……。</p> <p> </p> </div> </div> <p> </p> <p><font color="#00FFFF" size="4">(2)今村和宏 『わざ──光る授業への道案内』 アルク 1996年01月</font></p> <p> </p> <p> 本書は、外国語教育における「教授技法」を磨きたい人にお勧めできる本です。ぜひ一読をお勧めします。</p> <p> </p> <p> 現在は絶版になっており、オンデマンド販売でのみ入手可能なようです。注文URLは、<a href="http://www.bookpark.ne.jp/cm/contentdetail.asp?content_id=ALCB0047"><font color="#FFFF00">http://www.bookpark.ne.jp/cm/contentdetail.asp?content_id=ALCB0047</font></a> です<font color="#FFFFFF">。</font></p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <div> <p> </p> <p> </p> <p> </p> </div>
<div><span style="color:rgb(255,255,0);"><span style="font-size:24px;"><font color="#FFFF00">外国語の教授技法に関するブックガイド</font></span></span></div> <p>(中国語教授法に関するブックガイド その(5) )</p> <p> </p> <div> <p> </p> <p><span style="font-size:14px;"><font size="3"> ここでは、「教授技法」に関する書籍を紹介します。ところで、「教授技法」とは一体なんでしょうか?</font></span></p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-size:14px;"><font size="3"> 外国語教師としてレベルアップするためには、単にその外国語ができるだけでは不十分です。</font></span></p> <p> </p> <p>  もちろん、教育対象とする外国語の実力が教師にどの程度備わっているのかも、重要かつ必須の条件だとは思います。まずは教師にこの力がないと、そもそも教えることなど不可能でしょう。学生も教師を信用しないでしょうし。</p> <p> </p> <p> しかし、「よい外国語教師」となるためには、そのほかにもさまざまな方面の知識が必要になると思います。なかでも特に重要なのが、</p> <p> </p> <p><font color="#99CCFF">1、第二言語習得(SLA)理論および外国語教授法に関する知識</font></p> <p><font color="#99CCFF">2、教授対象である外国語に関する言語学的知識(語彙・語法・音声など。特に語法)</font></p> <p><font color="#99CCFF">3、教材および評価法(テスト理論)に関する知識</font></p> <p><font color="#99CCFF">4、その外国語が話される地域に関する人文・社会科学的知識(特に上級者に教える場合)</font></p> <p> </p> <p>だと思いますが、これだけではまだ十分とはいえません。もう一つ、</p> <p> </p> <p><font color="#99CCFF">5、教授技法に関する知識</font></p> <p> </p> <p>が非常に重要だと思います。</p> <p> </p> <p>  「教授技法」には、例えば板書のしかた、話し方、目線や表情、動作の上手な使い方など、色々な要素が含まれます。これら一つ一つのノウハウに習熟してくると、それだけでも授業のレベルはかなりアップすると思います。たとえ授業内容が、理論的には旧態依然のものであってもです。</p> <p> </p> <p>  こうした「教授技法」に習熟するには、従来は教師個人個人の経験を積み重ねるしかありませんでした。しかし、確かに経験は非常に重要ですが、それだけでは限界があることも事実です。</p> <p> </p> <p> </p> <p><font color="#00FFFF" size="4">(1)水谷信子 『日本語の教室作業──プロ教師を目指すための12章』 アルク 2007年05月</font></p> <p> </p> <div> <p> コメントはもう少し待ってください……。</p> <p> </p> </div> </div> <p> </p> <p><font color="#00FFFF" size="4">(2)今村和宏 『わざ──光る授業への道案内』 アルク 1996年01月</font></p> <p> </p> <p> 本書は、外国語教育における「教授技法」を磨きたい人にお勧めできる本です。ぜひ一読をお勧めします。</p> <p> </p> <p> 現在は絶版になっており、オンデマンド販売でのみ入手可能なようです。注文URLは、<a href="http://www.bookpark.ne.jp/cm/contentdetail.asp?content_id=ALCB0047"><font color="#FFFF00">http://www.bookpark.ne.jp/cm/contentdetail.asp?content_id=ALCB0047</font></a> です<font color="#FFFFFF">。</font></p> <p> </p> <p> </p> <p><font color="#00FFFF" size="4">(3)ゾルタン・ドルニェイ 著、米山朝二・関昭典 訳 『動機づけを高める英語指導ストラテジー35』 大修館書店 2005年11月</font></p> <p> </p> <p> 教授技法のページで本書を紹介することが適当がどうか迷いましたが、他に相応しいページがないので、こちらで紹介します。</p> <p> </p> <p>  学習者の動機づけ(モチベーション)を如何にして高めるかということは、「よい」授業をするために欠かせない必要条件です。また、教師が動機づけ向上の方法に習熟すれば、授業管理も自動的にしやすくなるはずです。<br /><br /> この本は、学習者の動機づけ向上に関する理論と実践(方法論やノウハウ)が高度に融合されているという印象をうけました。</p> <p> </p> <p>  著者が外国人であるため、内容の一部に日本人学習者にはそのまま適用できない部分もあるように思いますが、しかし十分に実用的でもあり、かつ理論的です。中でも、巻末のチェックリストは秀逸だと思います。ぜひ一読をお勧めします。</p> <p> </p> <p> </p> <div> <p> </p> <p> </p> <p> </p> </div>

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