「リスニング教授法の概説書・研究書ガイド」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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<div><span style="color:#ffff00;"><span style="font-size:24px;"><font color="#FFFF00">リスニング教授法の概説書・研究書ガイド</font></span></span></div>
<p>(中国語教授法に関するブックガイド その(7)) </p>
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リスニング(最近は「ヒアリング」といういい方は、あまりしなくなってきています)が第二言語習得(SLA)において果たす役割の大きさについては、多くの論者によって指摘されています。</p>
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「聴く」力が「話す」力の前提となっていることは、言うまでもありません。さらに、最近ではほかの技能、すなわち「読む、書く」力の向上とも、関連性が極めて高いことがわかってきています。</p>
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一方で、リスニングの授業は、教員の側から見れば、どうも指導が難しいようです。それゆえか、教師はリスニングを授業に導入することを避ける傾向にあると、英語教育の世界では指摘されています。</p>
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そんな「教師泣かせ」のリスニングですが、実は英語教育の世界では、竹蓋氏のリスニング教授法、特に氏のいわゆる“<font color="#FFFF00">Three Round System</font>”が、もはやほとんど定説(というか定番)になっています。</p>
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<p> ここでは、竹蓋氏の方法論を中心に、リスニング教授法に関する書籍を紹介します。</p>
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<div><span style="font-size:16px;"><font color="#00FFFF" size="4">(1)竹蓋幸生 『リスニングの行動科学──実践的指導と評価への道標』 研究社出版 1984年01月</font></span></div>
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<div><span style="font-size:16px;"><font color="#00FFFF" size="4">(2)竹蓋幸生 『リスニングの指導システム』 研究社出版 1989年12月</font></span></div>
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<div><span style="font-size:16px;"><font color="#00FFFF" size="4">(3)竹蓋幸生 『英語教育の科学──コミュニケーション能力の養成を目指して──』 アルク 1997年01月</font></span></div>
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この3冊は、氏が自身の方法論を、理論的な背景も含めて説明したものです。</p>
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<p> リスニングの教授法に興味がある方は、まずは<font color="#00FFFF">(2)</font>から読んでみるのがよいでしょう。特に「第2部」を。“Three Round
System”について、コースウェア(含教材例)も含めて具体的に説明されています。</p>
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<p> もっとも、いきなり<font color="#00FFFF">(2)</font>を読んでもよくわからないという人もいるかと思います。そういう場合は、<font color="#00FFFF">(1)</font>を頭から読んでみるのもいいかもしれません。<font color="#00FFFF">(2)</font>は、<font color="#00FFFF">(1)</font>を前提として書かれていますので。</p>
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<p> なお、<font color="#00FFFF">(1)</font>の時点では、氏はまだ“Three Round
System”を確立してはいないのですが、その根幹となる教授法については、すでに形を見ています。</p>
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<p><span style="font-size:16px;"><font color="#00FFFF" size="4">(22)門田修平・玉井健 『決定版 英語シャドーイング』 コスモピア 2000年4月</font></span></p>
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<p><span style="font-size:16px;"><font color="#00FFFF" size="4">(23)玉井健 『リスニング指導法としてのシャドーイングの効果に関する研究』 風間書房 2005年1月</font></span></p>
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<p> コメントはもう少し待ってね……。 </p>
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