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文献逐字索引案内


 逐字索引とは、ある語句が特定の書物(古典である場合が多いです)のどこに書かれているのかを検索できるようにした索引のことです。例えば、『論語』の逐字索引で「三省」という語句を調べると、このことばが「学而」篇に出てくるということがわかるのです。

 

 そんなもの、何に使うのかですって?学部の授業ならともかく、大学院レベルになれば、注釈や論文を読んでいて古典文献の引用が出てきた時は、原典にきちんと当たって確認する事が望ましいからです。望ましいというより、当然してしかるべきことですね。

 

 そういう時に役立つのが、文献の逐字索引なんです。
 

 また、論文を書く過程において、自分にとって必要な記述(特に引用)が、どの文献のどの部分に書かれているのかという事を調べたい時も、索引は大いに力となってくれます。引用は、必ず出所(出典)を示さなければなりませんから。

 

 ただ、索引については、それこそ書籍ごとにありますから、その数は膨大です。ここでそれらを一々列挙している紙幅の余裕はありません。どのような索引があるのかについては、


『中国索引綜録』盧正言主編(上海辞書 上海 '00)や、

『中国文学語学文献案内』、『漢文研究の手びき』、『中国語・中国語学参考文献目録(00年度版)』

等を参照してください。

 また、インターネットを利用すれば、台湾中央研究院の漢籍電子文献や寒泉を初めとしたいくつかのWebサイトで、文献の逐字検索が可能です。大学によっては、研究室に

『文淵閣四庫全書CD-ROM版』『四部叢刊 電子版』

がおいてあり、利用できるかもしれません。こちらも全文検索が可能です。

 一般にこうした検索に関する作業は、書籍形態のものよりもPCを使った方が遥かに楽である場合が多いので、積極的に利用してください。

 

 以下は、それ以外の文献索引(主に書籍形態のもの)について紹介します。

 

京都大学東洋史研究会編『中国随筆索引』(朋友書店 1972再版)


 唐代から民国初年に至るまでの随筆体の小説・考訂・故事・異文などの雑記類約160種の書物の目次に見える語句を、50音順に並べたものです。