東北親征の失敗と紺碧島及びその与党の反乱・離脱によって国力を大幅に減じており、各地の軍閥や民族独立派の反乱が続発するなど斜陽の感を強めている。体制的にも三千院財閥とその武装組織である
武装親衛隊の支援、及びヒナギクをはじめとする総統派の奮戦によって辛うじて体制を維持している段階である。
宮廷内部では近衛師団の壊滅によって抑えを聞かせられなくなったマンシュタイン家の退潮に従って『この事態を招いたのはアムルリネウルカ・クーヤの責任だ』として公然と総統退位を要求する高官や貴族も出始め、総統派との内戦も噂されている。