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NMMS-Y18GN/AS ヤクト・ズール アレクシアモデル

概要

NMMS-Y18GN ヤクト・ズールのバリエーションの一つであり、大洋州連合第13独立義勇師団『アインザッツグルッペ』 第一大隊次席副官を務めるアレクシア・シェレンベルク大尉の専用機。

狙撃戦を得意とする彼女に合わせて頭部に装備された三眼式複合センサーモジュールと専用開発されたスナイパーライフル、そして長距離狙撃用遠隔操作砲台『ティルヴィング』による遠距離戦闘に特化したカスタマイズがされている。また、『ティルヴィング』の装備による重量増大と大隊長オスカール・ティルレヴァンガー少佐の駆るNMMS-X19GN ウルス・ラグナに随伴する為に背部メインスラスターの出力を強化、またプロペラントタンクが追加されている。

カラーリングは白色。両肩に長砲身の『ティルヴィング』がマウントされている。

機体構造

基本的には原型機と変わらないが頭部モノアイセンサーに覆いかぶさる形で三眼式複合センサーモジュールが追加で装備されているのが特徴。このモジュールはそれぞれ別々のシステムを持って独立したセンサーユニットを複合化させた物であり、それぞれのセンサーが得た情報を機体側のAIで統合して最適な情報のみをパイロットへ提供することで高い情報処理能力を実現している。

また、各部のスラスター推力は大隊長機に随伴する為に強化されており、原型機よりも重量は増加しつつも機動性は向上している。

コクピット

原型機とほぼ変わらない構造だが、狙撃用に展開式のスコープモニターが追加されている。

武装

サイコミュ搭載型試製スナイパーライフル『グングニール』
NMMS-X19GN ウルス・ラグナに採用されている脳波連動型試製ビームライフル「トールハンマー」 の修理用サイコフレームを流用して開発されたワンオフのスナイパーライフル。銃身の素材にサイコフレームを用いる事で各種センサーで得た空間情報を直接パイロットに伝達、脳波を照準に反映させる事で、正確な予測射撃を可能している。また、GN粒子の制御技術を弾道の偏向に転用、ビームライフルでありながら曲射やビームの歪曲を実現している。

火器管制システムとそれを制御するAIは独立したものを採用しており、脳波照準との連動による命中率は極めて高い。

また、銃身下部にGNカーボン製のブレードが装備されており、咄嗟の近接戦闘に使用出来る。

長距離狙撃用遠隔操作砲台『ティルヴィング』
独立した火器管制ユニットとAI、そして粒子加速帯を搭載した長距離狙撃用GNファング。GNファング系列としてはかなりの大型であり、放たれるビームの威力はサイズに比例して絶大。『グングニール』と同様に一基一基がそれぞれ独立した火器管制装置とAIを搭載している。

GNビームマシンガン
両腕に内蔵されたビームマシンガン。敵機の接近を許した際の牽制に用いる。威力そのものは高く、対機動兵器用としては十分な威力を誇る。

GNビームサーベル

装備

コンフォーマルアレイレーダー
粒子蓄層型対弾装甲
粒子圧縮駆動システム
軽量カーボンフレーム
第三世代型搭乗者保護システム
統合戦術情報伝達データリンクシステム
OBLシステム(オペレーション・バイ・ライトシステム)
バイオコンピューター搭載型教育式OS
作戦行動予測システム
最終更新:2012年12月24日 14:29