大洋州連合軍第13独立義勇師団 アインザッツグルッペ Einsatzgruppen

大洋州連合軍第13独立義勇師団『アインザッツグルッペ』

概要

大洋州連合軍の特殊部隊、所謂『死の部隊』の一つで主に欧州戦線を担当していた部隊。

幾度にも及んだ世界規模の戦争で大量に生まれた戦災孤児や難民といった無国籍者を国籍や市民権を餌に徴兵した『義勇軍』であり、正規軍が厭う虐殺や掃討といった汚れ役、さらに生存確率の低い最前線やおざなりに立てられた無謀な攻勢などを押し付けられる『便利屋』。一定以上の服務期間で与えられるはずだった国籍なども先延ばしにされ続けており、部隊の不満は募っている。

厳しい任務を数多くこなしてきただけあって、部隊は精強そのもの。他国の最精鋭部隊に勝るとも劣らない戦闘力を持つ。

大洋州連合宇宙軍が追加派遣したUPW派遣艦隊に組み込まれ、宇宙軍が独自開発した機動兵器群の試験任務とグラール宙域の宙域調査任務及び鉱山衛星からの資源採掘を行っていたが、暗黒星団帝国の侵攻に巻き込まれる。同様の任務で周辺宙域に居た友軍に救援を求めたが見捨てられた為に降伏。助命と引き換えにグラール侵攻の先鋒を命じられる事になる。

運用兵器

その立ち位置上潤沢に兵器が配備されるわけもなく、配備されている艦艇はアウグスブルク級標準戦艦などの一般的な汎用艦艇である。ただし、旗艦にはUPW派遣の際に『義勇師団とはいえ、派遣艦隊に加わるのならば相応の艦艇を』という主張が認められ、旗艦級戦艦である『ベイオウルフ』を保有している他友軍から鹵獲した旗艦級戦艦『ゴリアテ』などを有している。さらに大型ドッグ艦の鹵獲に成功しており、大量の資材と生産設備を得た事である程度の自給自足が可能。

機動兵器は司令官を務めるエーデルハイト・アルトマイヤー中将の伝手で正式配備されなかった試作機をグレーシェル・コンツェルンや国営兵器産業廠から数多く手に入れているのが特徴。さらに暗黒星団帝国への帰属後は各戦線で鹵獲した大洋州連合軍兵器を多数保有する。数の上の主力はNMMS-Y18GN ヤクト・ズールだが独自改修仕様も複数保持している。

主な部隊

第一大隊 クラッスス

アウグスブルク級標準戦艦の航空戦艦仕様『ビーレフェルト』を母艦とする義勇師団の主力大隊。師団内でも選りすぐりの人員で構成されたアルトマイヤー中将の『矛』であり、その技量はデブリベルトの真っ只中を大隊規模の編隊飛行を崩さぬまま、高速での機動を行う事が出来るほど。
大隊長は義勇師団のトップエースであるオスカール・ディルレヴァンガー少佐。母艦であるビーレフェルト以外にも複数の艦を指揮下に有する事実上の分遣艦隊となっている。

なお、師団内には他に第二大隊『ハンニバル』、第三大隊『スキピオ』が存在する。

師団本部付特務小隊 ブルート小隊

師団長アルトマイヤー中将直属の本部付小隊。平時はアルトマイヤー中将の補佐として事務等の雑用を行い、有事には師団本部直轄の特務部隊として臨機応変に対処する事を求められる。アルトマイヤー中将自ら出撃する際にはその直衛を務める親衛隊であり、その技量はクラッスス大隊にも勝るとも劣らない。師団内で唯一NMMS-Y18GN/R ヤクト・ズール 高機動型が配備されているのも特徴である。
ブルートとはドイツ語で『血』の意味であり、その名の通り小隊のパーソナルカラーは血のように濃い赤色に統一されている。小隊長は結城レド大尉。