VF-1 バルキリー

可変戦闘機の始祖であり最大の名機と評される。  軍事評論家曰く

概要

可変戦闘機登場初期に活躍した連邦軍の主力可変戦闘機。航空機型のファイター、鳥型のガウォーク、人型のバトロイドの3形態に変形する可変戦闘機(Variable Fighter=VF)シリーズの初代量産機であり、優れた汎用性・発展性により傑作機として高く評価されている。

エンジン出力および空戦能力はVF計画発動当時の通常戦闘機レベルだが、新素材導入により大気圏突破も可能な機体強度を持つ。更にバトロイド時には、余剰推力を用いたエネルギー変換装甲で格闘戦への備えが図られている。
この当時から後のAVFやその次の世代へとつながる要素が見て取れる。

操縦系はバトロイド形態とファイター / ガウォーク形態とで別々の物を用いる。ファイター / ガウォーク形態は従来の戦闘機に近い有視界コクピットで、メインコンソールは3つの全面モニターを備えたグラスコックピットになっている。またガウォーク形態用の腕部操作グリップが設けられている。後期生産型では一面モニターとなり、他に照準や敵機シンボルなどが視界に直接3次元投影されている他、バトロイド形態も加えてサイドスティックとスロットルレバーが腕部操作にも用いられる。

一方バトロイド形態ではキャノピーが防弾・防熱カバーに覆われ、視界は全て頭部カメラ映像のモニター表示に頼ることになる。コクピットが機体前面の真正面に位置するため、格闘戦闘では生残性に難がある。なお、バトロイド形態におけるパイロットの乗降・脱出の際は、頭部が前方に折れ曲がった後にシートがせり上がるようになっている。


全長(Total length) 14.23m

全幅(Total width) 
14.78m(最大前進時:Full fwd)
 8.25m(最大後退時:Full back)

全高(Total height) 3.84m

(ファイター時:Fighter mode)


自重(Weight empty) 13.25t

エンジン(Power plant)
 FF-2001 熱核タービン

最大推力(Maximum thrust power)
 11500kg×2

最大速度(Maximum speed)
 M2.81
 (高度10000m:Altitude 30000ft)
 M3.87
 (高度30000m以上:Altitude 90000ft over)



運用終了と現在

連邦軍においてはVF-11などの採用をへて実戦部隊からは完全に引退させられたが、民間のアクロバットチームや
可変戦闘機パイロットを目指す候補生達が空へ飛び立つ初めての機体として過ごしている。

また、まことしやかに噂されていることだが日本の津軽地域を根拠地とするERA海軍にあらたに軍事援助として配備された
M型(またの名マットアングラー級潜水艦)潜水艦を母艦とした潜水空母の艦載機として運用されているという
都市伝説もまた存在する。
最終更新:2013年08月22日 20:41