シャーテンブルク要塞

シャーテンブルク要塞   

概要

武装親衛隊が地球連邦軍基地ルナツーと地球を結ぶ航路を封鎖する形で建造している小惑星改装型宇宙要塞。

その戦略的意図としては、

1.平時の際には駐留艦隊の兵力でもって連邦軍を牽制しつつ、ルナツー基地の監視任務を行う。
2.有事の際にはルナツーと地球間の補給線を遮断する事で連邦宇宙軍の月方面での作戦行動の阻害を目的とする。
  なおかつ、連邦軍の連絡線の回復を目的とした艦隊出撃を誘発させ、武装親衛隊が想定している月周辺での艦隊決戦を連邦軍に対して強制する。

という点が主に挙げられる。同様の意図を持って、グラナダやフォン・ブラウン、コンペイトウといった連邦軍の軍事拠点に相対するように武装親衛隊による要塞建造が続々と行われており、連邦の安全保障上の大きな脅威となりつつあるがこれは武装親衛隊月軌道方面軍副司令官ジークリンデ・ファルストロング少将の提唱する『大型要塞を航路上に建造し、不戦のままに連邦軍を基地周辺に封じ込める。また、それを嫌って出撃してきた艦隊を要塞の戦力と航宙艦隊でもって各個撃破を行う』事を目的とする『要塞線理論』に従っての措置である。

構造

大型の資源採掘用小惑星『ノイエラント』と一対の小型小惑星『α1』、『α2』からなる3つの要塞で構成された要塞群。ドッグや工廠、司令部施設は『ノイエラント』に集中している。

主要施設が集中したノイエラントを守るようにα1とα2が外郭に位置しており、両者には宇宙港等の施設は持たないものの、大小の要塞砲や対空火器をハリネズミのように装備した強固な防御陣地となっている。中心のノイエラント自体にも多数の対空火器と要塞砲が装備されており、3つの要塞の対空火器の連携によって周辺の全ての宙域で十字砲火を構成する事が可能なために要塞としての防空能力は極めて高い。

場合によっては連邦軍艦隊に長期にわたって包囲される事を想定しており、長期戦に備えたドッグや工廠施設は勿論のこと食料プラントを内部に備えるなどしている。資源についても元々は資源採掘基地だった為に自前での採掘も限定的ながら可能となっている。