前回作ったマイク(を小さくしたもの)をヘッドホンに取り付けてみます。
見た目をまったく気にしなければ


ストローとテープでヘッドセットの出来上がり!…っていう事もできます
できますが、残念極まりないですねコレ
性能だけなら最高級ヘッドセットのレベルでしょうけど…


というわけでこれをもう少しマシにした作成例を置いておきますね


アルミのほうが良かったのですがそれは売ってなかったので
外径3mm・内径2mmの銅のパイプをホームセンターあたりで買ってきました
これを金ノコで13cm程度の長さに切り、布ヤスリで切り口を整えます。



カー用品売り場に丸型端子っていうちょうどよさげなものがあったので即購入。
そしてこいつをパイプの両端に装着し



ライターなどであぶると収縮してギュッと締まる熱圧縮チューブというもので
キッチリ固定すると共に銅パイプが丸出しなのをなんとかします



パイプの中にケーブルを通して、ギターのエンドピンの下に敷くフェルトをはめました
なんかそれっぽくなってきましたね



そしてそこにウインドスクリーンを付ければ
「マイクだこれー!」っていう見た目になりました。
ちなみにこのウインドスクリーンは昔買って後悔したエレコムのヘッドセットのものです
無ければ本物を買うもよし(たかがスポンジのくせに結構な値段がします)
洗顔料の泡立て用のスポンジとかを加工するもよし
これがないとマイクに息がかかったら割れるほどの大音量が発生してエライことになります
ポップノイズってやつですねブフォオ



そして前々回の使いまわしのネジで留めて
ちょうどよさげな位置までパイプをググイと曲げれば
ヘッドセットの出来上がりですよ!



オマケでトグルスイッチも取り付けてみました
マイクのオンオフがワンタッチ!…と言いたいところですが
優しく扱わないと切り替えの際のパチンという音が自分の耳に物凄く響く不良品
押しボタン式に換えたほうがいいかもしれない



前々回2本だったケーブルをBELDENの1192Aという4芯シールドケーブルで
1本にまとめてみましたが、これがまたえらく太い…
左はイヤホンのケーブル、真ん中が普通のヘッドホンケーブル、右が今回使用した1192A。
太さ6.2mmは普通じゃない。重い。
しかし音が変わりました。耳障りな高域が若干削れて低域がモッコモコ出るようになった気がします




ここらへんで多分ヘッドホン改造は終了です
楽しそうだなぁと思ったりヘッドセットを買いたくなければ是非トライしてみてください
とりあえずコストパフォーマンスってヤツは相当いいはずです





※何が起こっても責任は絶対に取りません
最終更新:2010年10月27日 23:34