【作品名】空の境界
【ジャンル】小説
【名前】荒耶宗蓮
【属性】二百年を生きた魔術師
【大きさ】成人男性並(少々長身か)+直径4mの結界
【攻撃力】腕の一振りで人体を粉々にできる腕力。拳の威力はコンクリートをも砕く。
「粛」:拳を握る動きに連動して、任意の空間を握り潰す。この間のタイムラグはない。左右どちらでも放てる。
    最大範囲は普通の十階建てより高いマンションを丸ごと収められるくらい。射程は同上のマンションの敷地相応。
    内壁の一部を巻き込んで圧縮したこともあるので、一度に効果範囲に収められなくても削っていけるはず。
    エーテル体(詳細不明)で出来た影の魔物すらも、一瞬で押し潰されて見えなくなり、消失した。実体らしい実体がなくても有効。
【防御力】肉体の強度自体は極限まで鍛え抜いた達人並み。
     しかし「静止」という起源に縛られているため、極めて死ににくい。
     直死の魔眼をフル稼働させても、死の線がごく僅かしか見えなかった。
     右腕を切り落とされ、死の線を断たれ、頚動脈にナイフを根元まで刺されてもしばらく戦闘続行できる。
     これだけの損壊を負って一度死亡しても、ゆっくりと蘇生する。掛かる時間は数分~十数分程度か。厳密な時間は不明。
     ナイフで胸を刺された程度では意に介さない。
     胴体の一部ごと腕を切り落とされても普通に戦闘可能。切断された腕も任意で動かせる。
     上記のように腕を切断され、更に死の線を断たれた上で体が縦に両断されかけるほどの傷を負っても、
     火を付けて放置された煙草が燃え尽きるくらいの間、生存。両腕を失ったので圧縮はできなかったようだが会話は出来る。
     即死攻撃を受けても即死はしないと思われる(いずれ致死はするはず)
 体に魔力を流しているため、間接的な魔力の働きは弾いて無効化できる。
     要するに離れた場所から対象の肉体を炎上させるといった類の魔術は効かない。
     例えば魔術で発生させた炎を直接ぶつけたり、接触して効果を叩き込むタイプなら通用するようだ。
     作中では、人体を丸ごと燃焼させられる魔術が通用しないと言われた。
【素早さ】最低でも音速対応の相手が反応できない速度で数メートル移動した。
     マンションの敷地相応の結界内部であれば瞬間移動できる。詳細な速度は不明。
     反応速度:
     1.5000m/sの斬撃に対応して呪文らしきものを唱えられる。秒数にすると0.0001秒程。
       拳を握る速度は、このときの呪文とは別のものだが、より短い詠唱とほぼ同時。
     2.二、三度同じ攻撃を見た上ではあるが、最低でも秒速40000m、計算によっては秒速80000mに達する大将の斬撃を左手で受け止めた。
       ただし回避は出来ず、それ以前の斬撃は認識すらできなかった。最大値を取るならこちらか。
       腕を斬られてから後ろに飛び退いた距離での反応なので、大体2mほど。
【特殊能力】
結界:周囲に纏っている三重の結界。それぞれ効果は変わらない。
   円形の境界を越えた生物から動力を奪い、その場に停止させる。無理に動くこともできなくはないが、脚が千切れる。
   落下してきた人間すら空中に静止させられ、生物だけでなく大気の流動まで停止させていた。
   ぎりぎり反応できる速さの投げナイフは貫通していたが、2つの結界で水面を跳ねる小石のように弾かれて、軌道が変わったように描写されていた。
   結界の効果の一端か、目で見ているのに間近にいると思えないほど気配が無い。
長きに渡ってただ一つの目的を求め続けた結果、思考の方向性が変わらなくなった。そういう視点で見れば、既に人間ではなく概念らしい。
対常人レベルの精神操作では通用しないか?
【長所】空間攻撃。メンバーの中では抜きん出てタフ。
【短所】結界が万能じゃない。
【備考】マンションの敷地を覆う結界(テンプレの結界とは別物)の内側にいるときのスペックで参戦。
    構造体としてのマンションの設備などが必要と思われる能力は外している。
    仏舎利のご加護もいまいちテンプレにしにくいので考慮外






【両儀式の速度計算】
前提として、身体能力は式(日本刀所持)>>式(ナイフ所持)とする。
ナイフを所持した状態で常人が「気がつくより千倍迅い」速度で、差し出された腕を斬りつけている。
調べた範囲では、人間の視覚の応答速度は10ミリ秒以下らしいので、このときの間合いを0.5mとすると
0.5÷0.1×1000=5000(m/s)
荒耶宗蓮は、式にナイフで腕を攻撃されたのに対応して呪文(?)を詠唱している。
よって荒耶の反応速度と詠唱速度は至近距離からの秒速5000m対応。秒数にすると0.0001秒程。
刀所持の両儀式は荒耶の詠唱に対応しているので、両儀式の反応も同等かそれ以上。
この状態の式は荒耶が認識不可能な速度で4メートルを詰めている。
アラヤの思考速度は不明なので、少々遅い結果が出る反応速度を採用して、
4÷0.0001=40000(m/s)
常人の反応速度が0.5秒~0.2秒で、認識速度は0.1秒程度であることを参考にすると、
荒耶の認識速度は0.0001秒の0.5倍から0.2倍と推測できる。
速度の近似値は比較的遅くなる方の80000m/sほどか。こちらも40000m/sと併記しておく。



vol/72

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最終更新:2009年10月25日 21:25