■用語説明


・ソーキング…水やりの方法のひとつ。特に室内でベア・ルート(何にも植えたり固定していない、根がむき出しの状態)
       で管理されてる株に有効。常温の水に植物を数時間漬けて吸水させる。
       最長8時間程度を目安に(干す時間がなくなるし溺死防止のため)。

・ディッピング…水やりの方法のひとつ。常温の水にサッと浸す。
        ソーキングよりもリスクが少ない。ただ水中に入れるのでベアルートでないと出来ないのはソーキングと同じ。
        薄液肥でやる場合もディッピングがオススメ。詳しくは基本的な育て方

・子吹き…文字通り、子株を発生させること。多くの種類は花が終わると株の付け根や途中から新たに子株を吹く。
     未開花の株でも、成長の過程で子株を発生させる場合もある。

・トリコーム…葉の表面にある鱗片。種類によっては細毛状のものも。これが発達した種類ほど銀白色っぽく見える。
       吸水細胞からの吸水を助けたり植物体の冷却に役立っている。 trichome.
       吸水細胞はトリコームの近くにある。

・クランプ…たくさん子吹きして何株もの集合体になったものを指す。

・CAM回路…チランジアやサボテンなど耐乾性に優れた植物が持つ、炭酸同化作用(空気中の二酸化炭素から
      デンプンを作り出す)に用いられる回路。(他にもC3などがある)。
      CAM回路を持つ植物をCAM植物と言う。夜間にのみ気孔を開いて二酸化炭素を取込み、昼間に光エネルギーに
      よってデンプンを作り出す(昼夜をまたがって光合成をする)ことで、植物体内の水分蒸発を最小限に
      抑えている。

・ミイラ…水も光も与えられずに管理され、枯れてゆくチラ達を指す。100円ショップやホームセンターでは名物とされる。

・モノカルピック…一回結実性。一世代で一回しか開花結実しないという性質。
       チラの場合「結実後子株を噴かずに枯れる性質」の事かも。Monocarpic

・着生…他の何かに取り付け、根を生やさせること。自生地では木に着生してるのがデフォ。
    着生材は流木、ヘゴ、コルク、バーク、カクタススケルトン、木炭、石(ゴツゴツしたの)…等。
    取り付け方法はボンドか針金が一般的。ボンドの場合根の生える株元を塞がないようにすること。
    着生させると成長速度が違うという人もいる。しかし、大体ソーキングが出来なくなるので注意。


http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/engei/1249973629/5-6 より
◎トリコーム
銀葉系チランジアに見られる、細かい鱗状の毛。
これにより少量の水でも効率的に確保し、水分の乏しい土地でも生育できる。
トリコームの形、密度は種類により様々で、一般に密度の高い種類ほど乾燥に強く、見た目も美しい。

◎銀葉種
発達したトリコームが密生し、葉が白銀色に見えるグループ。
乾燥に強い種類が多いが、その半面、成長が遅いものが多い。
例→キセログラフィカ、テクトルム、パレアセア、ハリシー、アルビダ、カプトメデューサ、エーレルシアナ、イオナンタ、ストレプトフィラ、カピタータ、ジュンセア、ファシキュラータ、ベリッキアーナ、マグヌシアーナ、カクティコラ、チアペンシス、エディシアエ、クシフィオイデス、ウスネオイデス、その他多数。

◎緑葉種
葉にトリコームが全く無く、緑色をしたグループ。
成長が早い種類が多く、大変水を好む。
銀葉種のような葉の美しさはないが、花が美しく豪華な種類が多い。
例→キアネア、トリコロール、プンクトゥラータ、ウンベラータ、ハマレアナ、ビフローラ、カームバッチェリー、ティリー、ムーレアナ、プロディギオーサ、パメラエ、ワグネリアーナ、その他多数。

◎半緑葉種
銀葉種と緑葉種の中間的な姿をしたグループ。
トリコームが僅かしかなく、乾燥に弱い。
例→ストリクタ(グリーン)、ブラキカウロス、ブッツィー、ブルボサ、ゲミニフローラ、グロボーサ、シュードベイレイ、アンドレアナ、ポリスタキア等など。

◎銀葉種的な緑葉種
銀葉種のような白っぽい色の緑葉種。
トリコームがないため扱いは緑葉種と同じ。
市場にはなかなか出回らない珍しいグループ。
例→ダッドゥレイ、ファラゼンシス、マロニエル-ラポストレイ等。

◎モノカルピック
開花後、子株を出さずに枯れる性質の植物。
株分けによる栄養繁殖ができないため、繁殖は種子によるしかない。
チランジアの中にもこのようなモノカルピック植物が数種知られる。
例→プロディギオーサ、エイジィ、パメラエ、ワグネリアーナ、ウトリクラータ、マコヤナ等

◎壺型種
株の根元が膨らみ、まるで壺のような形をしたグループ。
ユニークな姿で人気の高い種類が多いが、水が貯まりやすいため通風の悪い環境では腐りやすい。
また、壺の中にアリを住まわせる種類(アリ植物)も多いので、野外栽培の場合はアリまみれになることも。
例→セレリアナ、エーレルシアナ、プルイノーサ、カプトメドューサ、ブッツィー、ブルボサ、ストレプトフィラ等