【扉の伝説】風のつばさ☆デバッグプロジェクト【補完計画】
序章
最終更新:
tobidenhokan
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序章について、以下の点で難点があれば指摘してください。
- フラグ立て : イベント開始や進行のためのヒントは適切かつ充分か。
- 戦闘 : ザコ戦の配分、戦闘バランス、ドロップアイテム等は適当か。ボス戦の戦闘バランス、演出は適当か。
- マップ : 複雑すぎたり単調すぎたりしないか。
- シナリオ展開 : 展開や設定に無理がないか。
- その他 : その他、ストレスになったり分かりにくかったり、逆に良かったりする点があれば何でも
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【プロローグⅠ】
1.フラグ立て
文句なし。エル探しは少々複雑だが自力で解決できないほどではないし、
むしろ、このゲームはあちこちを調べなければならないことを示唆していて良い。
2.戦闘、3.マップ、4.シナリオ展開
文句なし。
5.その他
基本的な設定や世界観を示すのに最適な章で、
じっさい、4冊の本や「緑の宝珠」セット下の村人の話、その他ちょっとしたセリフからから
こことは別の世界があるらしいこと、この世界の世界観、政治制度、等々の情報が手に入る。
しかし、本の説明はその後の設定とうまく呼応しておらず、
「緑の宝珠」セット下の情報は、実際に見る人は少ないと思われる。
また、ジェントのセリフに、エドリアルがアンナの治療費を出さなかった理由を説明するものがあるが、
これ、実際には発動しないはず。
設定の再調整が終わったら手直ししたいところである。
蛇足
回想の中でオットーが語り、その後のルシアが連発する「侮辱」について。
初めに見たときはちょっと面白いと思ったが、キーワード的に連発させるには説明が無理矢理で、うざくなってくる。
この言葉に着目することで話に筋が通るわけでもなく、
むしろ後半生きてくる(というか、伝次郎Jr.氏の意向を受けてスタッフが活かそうとしている)言葉は「絆」。
できることなら途中でキーワードの移行を示したい。
侮辱は他者の尊厳を傷つけること、絆は他者への敬意のもとに育まれるものなので、
どこかでルシアに「なぜ侮辱しちゃいけないんだろう」とあらためて考えさせ、
「絆」に気付かせるという形に持っていければと妄想するものである。
-- (こほ) 2009-02-13 06:27:33 -
【プロローグⅡ】
1.フラグ立て、2.戦闘、3.マップ、4.シナリオ展開
文句なし。
本章に向けての布石なので、Ⅰに比べてあっさりしている。このバランスはメリハリあって好き。
5.その他
記念すべきザード初登場。
この時点での彼は、ルシアのことを全く知らない、噂を聞きつけてやってきた英雄を求める一介の詩人という描かれ方。
後から、彼はどこまで分かってルシアに接触したのか、
「猫」の生まれ変わりであり「未来を導くもの」であるという立場を自覚していたのか、等々の疑問が生じる。
また、果ての世界の表向きの設定や問題が提示される。
レスタリア孤立化の説明を中心に、宗教的中心セルレウネの狭量、魔法と医療の国アクスタンの鎖国、
帝国の名を持つ工業国ドレースの影響力、流通同盟による市場独占、何やら「魔」的なものの脅威。
多くの点は本章で展開されていくが、宙ぶらりんなのが二点。
いずれ改めて「設定矛盾」の方にまとめるが、メモ的に。
まず流通同盟。
「国や町の設定矛盾」で指摘されているように、諸悪との関係が不明瞭。
この組織はルシアの基本行動「交易振興」にもかかわり、詰めれば面白いのだが。
市場独占は大問題だが、イーストウッドやユグラルのように同盟のおかげで交易網に入れたとおぼしき村や、
リルスのように国としての機能を失った後の最低限の流通を同盟を通じて保っている国もあり、
表向きにはまったく功なきわけではないあたりがリアル。
(後者に関しては、同盟が漁夫の利を得たのか、裏で結託していたのかは描かれていない)。
取引システムの整備の面からも、できればちゃんと設定を練っておきたいところ。
もう一つ、アクスタン。
もともとは大して気にしていなかったのだが、
ver.3.0 でだったか、図書『世界の覇王』が追加され、アレクメンデル王の魔法文化の設定が加わったために、
他国との関係や鎖国理由の魔法流出事件、他の超常的な力に比しての魔法自体の設定が気になるところに。
なお、「魔法使いの隠れ里」を見なおし、魔導師協会なるものが出てくるのを見て気付いたのだが、
「根本設定の矛盾」で指摘した「魔法教会」って、実は「魔法協会」の間違いで、
セルレウネではなくアクスタンの関連組織なのでは。
-- (こほ) 2009-02-13 23:24:16