ディストルの密かな楽しみ (ウォルソンは楽しかったなしゃべり方がまともになりやがった、 ランスの旦那や、ゴックのおっさんは酒飲んでも変わらなかったからな。次は誰に試してみるかな・・・おっ) ウォル「リーフェンじゃねーか。どうだ一杯つきあわないか?」 リー「・・・俺は下戸だ」 ウォル「かまやしねーよ。おら、抵抗すんなって」 リー「!」 ばたん ウォル「なっ、俺の部屋に入れただけで倒れやがった・・・よくおきらく亭のカウンターでお茶のみ続けられたな。 運ぶのめんどくせぇ、そこら辺に転がしておくか。次の獲物は・・・」 エイミィ「はぁ・・・私ってだめですね。生きる価値ないですよねぇ」 ウォル「エイミィか・・・あれは絡みか泣き上戸だろ。パスだな。もっと予想しづらそうな・・・ミルカか」 ミルカ「〜♪」 ウォル「よー、一杯飲んでいかないか?」 ミルカ「へっ、あ、あの・・・」 ウォル「遠慮するなって。さっ、入った入った。とりあえず軽いのでいいよな?」 ミルカ「だから、その・・・」 ウォル「ほらよ」 ミルカ「あっ、はっ、はい」 ウォル「おお、いい飲みっぷりじゃねーか。ほら、もう一杯」 ミルカ「だから」 ウォル「まだまだいけるな」 数十分後 ウォル「お前もザルかよ・・・」 ミルカ「あっ、その、美味しいですね」 ウォル「まぁ、いいか・・・もっと激変する奴いねーのかよ」 ミルカ「エメラルドさんはすぐにしゃべり方がおかしくなりましたよ」 ウォル「ああ、俺も試した。リーフェンは部屋に入れただけであれだ」 リー「・・・」 ミルカ「エリオスさんなんかどうですか?」 ウォル「お前、微妙にのりがよくなるんだな。とりあえずエリオスつれてくるか」 エリ「酒は控えるようにしているのですが」 ウォル「いいっていいって、大勢で飲んだほうが楽しいだろ?」 エリ「それならルシアさんとかも呼んでみてはどうですか?」 ウォル「嬢ちゃんはまずい・・・絶対に酒は飲ませないほうがいい。まぁ、それよりぐいっといってくれよ」 エリ「はぁ、では。さすがディストルさん、いいお酒ですね」 ウォル「わかるのかい?」 エリ「一時期、ディストルさんのように飲んでいた時期がありまして」 数分後 ガンッ エリ「おいっ、あの酒出せよ。もってんだろスピリチア?」 ウォル「あれは勘弁してくれよ」 エリ「ああっ!!だせねーってのか、俺が誰だかわかってて物言ってんだろうな?」 (本性が出るのか・・・予想しなかったわけじゃないがここまでストレートにくるのか) エリ「ミルカものみてーよな?」 ミルカ「そうですね」 ウォル「ほれっ、ちょっと外出てくるわ」 ウォル「とりあえずダミーの瓶だしとけばいいだろ」 ソニー「月見酒ですか?」 ウォル「ソニーか、お前は月夜を描いていたのか?」 ソニー「ええっ、今日は綺麗な月夜ですから」 ウォル「一杯飲むか?」 ソニー「それじゃ、一杯・・・」 ウォル「はっ!!なかなか楽しい酒癖だが・・・この惨状どうするか。看板が一面キャンパスに・・・ って俺の鎧がなんかカラフルになってやがる!!くそっ・・・筆で気絶させられるとは、恐ろしいな」