カーマインの店がメインのSSです。 時間軸は微妙。とりあえずFEは2〜7まで終わらせてからでないと必要メンバー揃ってない可能性が・・・。 チャットの中で話題に出たネタを参考にさせていただきました。 ルシア 「ねぇ、カーマインさん」 カーマイン 「ん?なんや?」 ルシア 「ついてきてくれたのはすごく嬉しいですし、色々と仕入れてくださって助かってますけど・・・大丈夫なんですか?商売」 カーマイン 「あぁ、色々飛び回ってくれてるおかげで、珍しいもんも結構手に入るからな」 ルシア 「え?でもお店にはあまり・・・」 カーマイン 「ま、需要と供給が一致してる客が多いっちゅうこっちゃ、この飛行船にもな」 ルシア 「・・・?」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ リーフェン 「・・・失礼する」 カーマイン 「お、ちょうどええところに来たな。茶葉のええやつ、手に入ったで」 リーフェン 「なら、それを貰う」 カーマイン 「まいど!」 リーフェン 「また頼む」 カーマイン 「まかせとき〜。買い手があるうちはちゃんと仕入れるさかいな」 ・ ・ ・ ソニー 「こんにちは」 カーマイン 「いらっしゃい」 カーマイン 「頼まれてた絵の具、手に入ったで。これでええんやろ?」 ソニー 「あ、ありがとうございます!」 ソニー 「この色、なかなか手に入らなくて・・・助かります」 カーマイン 「いやいや。商品仕入れてこその商人やからな」 カーマイン 「またなんかあったら言ってな?客のニーズにはちゃんとこたえるで」 ソニー 「はい、そのときはお願いします」 ・ ・ ・ エイミィ 「し、失礼します」 ウォルソン 「邪魔するぞ」 カーマイン 「お、お二人さん、いらっしゃい」 ウォルソン 「矢、入ってるか?」 カーマイン 「もちろん。あんたがこっちで、お嬢ちゃんはこっちのややったな」 エイミィ 「あ、はい。あの、ありがとうございます・・・。すごく、助かります」 ウォルソン 「矢の消費も馬鹿にならないからな・・・。こうして仕入れてくれると助かる」 カーマイン 「いやいや。こっちこそお得意さんになってくれて助かっとるからな。お互い様や」 ウォルソン 「また頼む。最近、戦いが激しくなってきてる気がするから、消費も多いんだ」 カーマイン 「まかせとき!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ シャリファ 「こんにちわ〜」 カーマイン 「お、どうもどうも」 シャリファ 「あ〜、また新しいの入ってますね〜」 カーマイン 「ゆっくり見てってな」 シャリファ 「は〜い」 シャリファ 「あ、これいいなぁ。あ、こっちも可愛い!えっと、後は・・・」 ・・・・・・ シャリファ 「じゃあ、これとこれとこれください!」 カーマイン 「毎度おおきに〜」 シャリファ 「・・・あ、あとあっちのも・・・」 プリシラ 「シャ〜リ〜ファ〜・・・!!」 シャリファ 「あ、リーシィちゃん!見てみて、これね〜」 プリシラ 「だから、無駄な買い物するなって言ってるでしょうが!!」 シャリファ 「いたっ!リーシィちゃんが叩いた〜」 プリシラ 「その呼び方もやめい!」 プリシラ 「カーマインさんも、シャリファに物売らないでくださいって言ってるじゃないですか!この子、自制って言葉を知らないんですから!!」 カーマイン 「そういわれてもなぁ。ワイの仕事は客に商品を提供することやで?ワイに仕事やめろいうんか?」 プリシラ 「そうは言いませんけど!でも、限度があるでしょう!第一、最初からシャリファに売るつもりで仕入れてるんじゃないですか!?」 カーマイン 「そんなことないで?まぁ、万人受けはせえへんかもしれへんが、ニーズがまったくないものは仕入れたりせんて。ただ、たまたま最初に買いに来るのが彼女ってだけやし」 プリシラ 「そんなの・・・!!」 シャリファ 「カーマインさん、すごくいいものいっぱい仕入れてくれるんだよ〜。ね、リーシィちゃんも・・・」 プリシラ 「あんたは黙ってなさい!!」 ルシア (・・・・・・) ルシア (放っておいて良いのかな、あれ・・・) エメラルド 「あれ?ルシア、どうしたの〜?」 ルシア 「あ、エメラルド。実は、あれ・・・」 エメラルド 「え?あぁ、またやってるんだ、あの3人」 ルシア 「え?」 エメラルド 「あれ、ルシア知らなかった?あのやり取り、結構日常茶飯事なんだよ。だからもうほとんど皆慣れちゃってる」 ルシア 「そうなの?」 エメラルド 「うん。・・・あ、そっか。そういえばああいうやり取りしてるときって大体ルシア、船にいなかったかも・・・。はじめてみるなら、驚くかもね」 ルシア 「放っておいて大丈夫なの?あれ・・・」 エメラルド 「大丈夫でしょ。プリシラも人の船を破壊するような世間知らずじゃないし、カーマインもあんな性格だしね。今までも問題なかったし」 ルシア 「今まではどうなってたの?」 エメラルド 「大抵シャリファが買っちゃうよ。だってここでいくら突っ返しても、同じ飛行船だもん。隙を見てシャリファがまた買いなおしちゃうのよ。プリシラ、工房で作業することが多いからその隙にね。稀に、別の買い手が見つかって・・・ってこともあるけどね」 ルシア 「はぁ・・・」 ルシア 「どうりでシャリファさんの部屋のもの、なんか増えてる気がしたわけだ・・・」 ルシア (気がする、どころか・・・実際に増えてたわけね) エメラルド 「ま、あんまり気にしなくて良いと思うよ。・・・あ、シャリファがもめてる隙に新しい商品に目を付けてる」 ルシア 「・・・・・・」 ルシア (とりあえず、カーマインさんのお店の心配はしなくて大丈夫そうね・・・) ルシア 「プリシラ・・・胃に穴が空かなきゃ良いけど」 Written by 蒼月蘭