以前投稿したFE10の補足SSの続き的なものになります。 SSの募集規定からは外れますが、何かの参考になればと・・・。 ライヤン 「く、薬・・・どこに・・・!!」 ライヤン 「は、早くしないと・・・!」 ギルド兵A 「おいっ!そこにいるのは何者だ!!」 ライヤン 「ひっ・・・!」 ギルド兵B 「おい、こいつもしかして例のハンガーの・・・!」 ギルド兵A 「あぁ、仲間だ!こいつを始末すれば・・・!!」 ライヤン 「ひ・・・ひぃっ!!!」 ギルド兵B 「死ねっ・・・っ!?(突然倒れる)」 ライヤン 「っ!?な、血!?」 ギルド兵A 「なっ・・・がはっ!!(同じく倒れる)」 ライヤン 「な、なにが・・・」 ??? 「・・・・・・」 ライヤン 「あ、あんたは確か、マーカスギルドの・・・」 ライヤン 「だ、大丈夫、なのか・・・?軽い傷じゃ、なかったはずだが・・・」 フォル 「・・・『問題はない』」 ライヤン 「そ、そうか」 フォル 「『急げ』」 ライヤン 「え?」 フォル 「『探し物を、早く』」 ライヤン 「そ、それは、どういう・・・」 フォル 「あぁ、もう!じれったいわね!」 フォル 「ノルティスがあんたを守ってやるって言ってるんだから、早くしなさいよ!」 ライヤン 「ま、守ってくれる・・・のか?」 「・・・『これ以上、ギルドの思うとおりにさせることは、できない。急げ』」 ライヤン 「す、すまない!!」 ライヤン 「あ、あった・・・!良かった・・・!!」 ノルティス 「・・・・・・」 フォル 「え?あ、うん」 フォル 「『俺はもう行く。彼女たちは、おそらくじきに来るだろう』」 ライヤン 「え、それは、つまり・・・」 ノルティス 「・・・・・・(歩き出す)」 ライヤン 「あ、お、おい!」 ライヤン 「彼女たちに、会わずに行くのか・・・?あの子、フレナ、だったか?とても、心配すると・・・思うぞ」 フォル 「・・・『今の俺に、彼女たちに会う資格はない』」 ライヤン 「・・・・・・」 ライヤン 「事情の知らない人間が言えることじゃないかもしれんが・・・後悔だけは、しないようにな」 フォル 「・・・『あぁ』」 ライヤン 「・・・行ってしまった、か・・・」 ライヤン 「そうだ、薬を・・・!」 ??? 「ライヤンさん!!」 ライヤン 「っルシア!!」 ルシア 「乗ってください、早く!!」 ライヤン 「あ、あぁ!!」 Written by 蒼月蘭