擬人

擬人について

ゲーム世界での架空の存在だが、近未来という設定のこのシリーズとは切っても切り離せない存在。

擬似人格インターフェイス(ぎじじんかく-)

推理・裁判・鑑識官に登場(爆弾処理班には登場しない)
 一種の会話専用人工知能。(AIに近い)
 日本では「擬人」と省略されて呼ばれている。英語圏では「フェイクマン」など。
 擬人先進国とでも言うべき日本で使用されている擬人の活動範囲は「ネットペット」「秘書」「受付」等多数。
 他にも執事やカーナビ、医療用、辻占い師まで確認されている。
 人間から仕事を奪うことや擬人への依存を起こし引きこもりになる人がいることなどが社会問題化し始めている。

 多くの擬人たちは「人間の質問や会話に対して、最適と判断した文章を返す」という人間の言語反射機能をプログラムしたものである。
 この点から明らかなように、各ソフトに固有の人格というのは基本的に存在しない。彼らはプログラミングに従って、会話対象にもっとも適切な口調で会話するだけなのである。
 (対象によって口調が完全に変わる例は、南東京市Webサイト案内用擬人の「みなみちゃん」である。 )
 しかし賢作のように、どう見ても固有の人格があるようにしか見えない擬人もいる。この辺りに関しては、擬人達の中に大きな秘密がある(あった)らしいが……
 擬人最大の共通点として、「嘘をつく」という概念が無い。
 ベンジーのようにロボットに組み込まれたタイプも存在する。
 「裁判」内で言及されたが、幼少時から特定の擬人と共に過ごすことは人格の融合を起こす等、危険なため禁止されているようだ。

のら擬人

 活動拠点を特定のPC内に定めず、様々な場所を放浪している擬人のこと。
 「推理」の賢作等がこれに該当。(事務所には気に入ったから長く居ついているだけ)
 ちなみに、賢作本来の機能はウイルス除去(本人もある種のウイルスだが)と思われる。
 多くの場合、当のプログラムたちは「人の役に立ちたい」と考えているらしい。
 裁判・推理で登場したどんぐり(個性・知性を無くした無責任な擬人たち)はそれらの成れの果てかもしれない。

ブレインコピー

出展:推理、裁判
 人間の人格・記憶をそのまま擬人化する違法技術。
 正確には「本人の許可無く作成すること」が違法であり、存在そのものが絶対に違法というわけではないらしい。
 コピー直後はオリジナルと全く変わらない人格として動作するが、時間が経つに従って「個」の喪失という事態を起こす。

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最終更新:2008年08月19日 12:57