続いて本題、PT定規も届かない、40Y超級のLPについて説明します。
やることは同じく、
だけです。が、しかし…
【図1】
Step1と同様、①グリーンの距離、②エッジ通過分、③氷上の距離を
計算の上、パワーを決定します。今回は、
・①約14Y(大きな緑の■が、一辺4Y、対角線約6Yというのはご存知ですか?)
・②3Y
・③(68.5-14)÷3=18Y
合計パワー35Yで打ちます。
さらに精度を求めるなら、実際に自分でデータを取ってみて、次打つ
ときの参考にすることをオススメします(笑)
【図2】
上の図をご覧下さい。エッジの手前では、グリーン方向に向かって「下り」の
傾斜があります。大雑把ですが、下りの方向を青の矢印で表示しています。
たとえば、赤い線の様に打つ場合、傾斜はほとんど関係ないのですが、黄色い線
のように
傾斜を斜めにまたいでしまう場合
図のように(ちょっと極端ですが)進路が横ズレする可能性があるため、
これを修正する必要があります。
ですが、これが意外とクセモノです(詳しくは後述の「言い訳」にて)。
ちなみにこの前哨戦として、同じような角度に対して、ピン1個分右にずらして
打ち、外しました(笑)。なので、今回は真っ直ぐで打っています。
結果↓
…入ったらしい。
【追記:2008.04.19】
その後の挑戦でつかめてきた横ズレのイメージですが、例えば【図2】の黄色い線のような
ケースが多くなるんじゃないかと思います。
黄色の線は、グリーン端の●の位置から左方向に曲がると予想されるので、右(→)にコース
を修正することになります。
そのときのズレは、大体カップ1個分と考えてよさそうです(いつも俯瞰図で適当に1個分
ずらしていましたが、改めてゲージ定規で計ってみたら、丁度ゲージ10%分でした)。
また、パワーを求める計算式ですが、最近は40Y以上(もしかすると50Y以上?)の場合で
グリーンの距離+(氷の距離÷3)+3(ラフ分)+2
と、2Yプラスして打っています。やたらと1Y未満の距離不足が目立ってきたからです。
(トライカップ(LP部門)開始により、ちょっとだけ加筆してみました。SSは…撮ってる暇がなかった;)
言い訳
エッジ手前の「傾斜」。これの対応をわかりにくくしている原因が、「カメラ視点」です。
…なんともいやらしいことに、この手のLPでは、アズテックがグリーンに到達した辺りから、
カメラがぐるん@と縦回転(?)し、アズテックが見えなくなります。
…つまり、ピンを通過している場面が表示されないのです;
…左右どちらにズレたのか??
のっぺらなグリーンと何もない背景のおかげで、目印になるものもなく、微妙なズレ具合を
確認することができません;
だからもし、確実性を期するなら、ティーから見てグリーン奥→エッジに対して垂直な
ラインを描けるポジションをとれるよう狙ってみてはどうでしょうか?
最終更新:2008年04月19日 14:55