グリーンの傾斜を表す●が、PTラインの左右に散っている場合、
左右を相殺して考えるのがセオリーです。
ではこういう場合、「右の●が1個多いから、右に曲がるかな」
と考えてはいけません。
上図の場合、相殺して残った右の●は、PTラインに密着している「微傾斜」です。
微傾斜は、2マス、3マスと続くと目に見える「曲がり」になりますが、1マスでは
さほど影響はありません。
これが結果になりますが、実はこのライン、
カップからはみ出さない程度に、わずかに左にずらして
(相殺して残った右の●に対してカウンターをあてて)
打ちました。そのわずかなズレが、カップの左側に寄っている様子にあらわれているのが
わかると思います。相殺で残った●をピンに合わせたりしようものなら、
間違いなくカップ左を通過してます
もうひとつ。
黄色のカッコでくくった区画を比べてみると、傾斜の「量と数」が同じ程度と思われます。
- 手前から2、4番目(右)と、6、7(8も含む?)番目(左)が相殺
- 手前から3番目(右)と5番目(左)が相殺
従って、これも真っ直ぐで
入ります。
アイススパ(1Hとか17Hとか)のグリーンでお馴染みだったでしょうか…?
最終更新:2007年12月11日 08:16