私・・・ナニがしたいの・・・

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私・・・ナニがしたいの・・・」(2008/03/26 (水) 03:19:08) の最新版変更点

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「ただいま」 仲上眞一郎は玄関の鍵を開け家人に声をかけたが返事はない。 この時間父は仕事で家を空けており、居候の湯浅比呂美も部活のため帰宅部の眞一郎より遅く帰ってくるのが常であった。 だが今日は母もいないらしい。 買い物が長引いているのか、あるいは町内会の会合にでも出ているのか。 それは眞一郎にとってどうでもよいことだった。 思春期を迎え母親の過度な愛情が煩わしく感じられている彼にしてみれば、むしろ好都合だ。 「ふぅ―――」 小さく息を吐く。 季節は春だというのに今日はやけに暑い。 ふと、シャワーでも浴びようかと思い立った。 誰もいない脱衣所に入る。 ワイシャツを脱ぎ捨てそれをカゴの中に入れようとして、眞一郎の動きが止まった。 脱衣カゴの中には家族の昨日の洗濯物が入っていた。 昨日最後に入浴したのは湯浅比呂美だった。 居候の身の少女の入浴はいつも一番後で、他の人の垢の浮いた湯船に浸かっていた。 別に強要されたわけではないが、それはいつの間にか決められていた暗黙のルールであった。 そのため今一番上にあるのは比呂美が昨晩脱ぎ捨てた衣類であった。 「ごくっ・・・」 喉が鳴った。 その誘惑に勝てる者が果たしているであろうか? 眞一郎は小さく呻くとすぐに目当てのものを探り出した。 白地に青のストライプの入った、同級生の美少女の下着である。 それは童貞少年の理性をたやすく焼き切ったのだった。 ベルトを外すのももどかしい。 眞一郎はズボンのチャックを降ろして、そこから既にこれ以上ないほどにいきり勃っていた己の性器を取り出した。 それから両手で比呂美の下着を広げてみる。 するとクロッチのところにべっとりと汚れがこべり付いているのが見て取れた。 その汚れはやや黒ずんだ黄色で、クロッチの白地によく映えていた。 顔を近づけて臭いを嗅いでみる。 鼻に、ツーンと来る刺激臭は薄いアンモニアの臭いなのであろうか。 いや、それだけではない。 間近でよくみると明らかに尿とは違う排泄物によって付いたであろう茶色い染みもあった。 (信じられない・・・コレ、これ、あの湯浅比呂美の・・・・・・) いくら容姿端麗、運動神経抜群の優等生といえども人間である。 決して女神ではない。 食事だって取るし排泄だってするであろう。 それくらい頭では理解出来ているが、その臭いはただただ生々しかった。 再び鼻から息を吸い込む。 (あんなにキレイな顔してるのに、こんなにクサイのしてるのか・・・!) それはある種の感動ですらあった。 そこで眞一郎はその臭いが尿と便以外にも構成要素を持っていることに気がついた。 うっすらと匂い立つ男を悦ばせる匂い。 湯浅比呂美の汗のにおいであった。 この連日の暑さに加えて比呂美はバスケ部である。 通気性のよくないブルマの中はサウナ状態で、少女が滝のように分泌した健康的な汗をその下着は余すことなく吸い込んでいたのだった。 もはや臭いを嗅ぐだけでは満足の出来ない眞一郎は汚れたクロッチに舌を這わせその味を確かめてみる。 わずかに舌先に感じるザラザラとした感触と苦味。 その味をオカズに少年は夢中で右手を動かしていた。 「ただいま」 玄関を開けて湯浅比呂美は家人に声をかけたが返事はない。 今日は所属するバスケ部がミーティングだけだったのでいつもより大分早く帰って来たのだが、帰宅部の仲上眞一郎は自分よりも先に帰ってきているはずである。 鍵も開いているし靴もある。 「眞一郎くん・・・?」 風呂場のほうで人の気配がした。 不審に思った比呂美は風呂場に赴き、その扉を開けた。 その時の驚きはどちらが上であったか。 目の前の眞一郎は今まさに射精する瞬間であった。 口元に布切れが当てられている。 その縞模様からそれが自分の使用済みかつ洗濯前の下着であると聡い少女はすぐに気が付いてしまった。 眞一郎は驚きのあまり眼を大きく見開きながら、よほど動転していたのか突然の闖入者のほうへと向き直ってしまったのであった。 その瞬間射精が始まった。 結果、鈴口から発射された大量の白濁粘液は立ち尽くす比呂美に降り注いだのであった。 深く、重い沈黙が場を支配する。 比呂美は男性経験こそないが、今の眞一郎の行為の意味がわかるくらいには大人であった。 その沈黙を破ったのは眞一郎の方であった。 「あ、あのっ、その、ゴメン・・・!!」 やっとの思いでそれだけ言うと眞一郎は比呂美の脇を通り過ぎ、脱衣所を後にする。 後には制服を精液で汚され呆然と立ち尽くす比呂美が残された。 「・・・・・・眞一郎くん、あんなことしてたんだ」 年頃の少年が皆自慰行為に耽るという事は知っていた。 だから眞一郎もまたそういうことをしているのではないかとは思っていた。 だがそれはあくまで本やビデオなどを用いてのことであり、まさか自分の下着を使ってなど慮外千万であった。 しかし自分がそういった対象になったことをおぞましく思う反面、誇らしくもあった。 それは眞一郎が自分を異性として魅力的に感じているが故の行為であるのだから。 そう思うと比呂美の背筋に熱い震えが走った。 色白の頬が朱に染まる。 制服に飛ばされたばかりで生暖かい精液を左手の人差し指で拭い、その匂いを嗅いでみる。 「・・・・・・・すぅ――――」 よく栗の花の匂いに例えられるが、そもそもそんな匂いを知らない比呂美にはそんな例えは思いつかない。 「なんか、不思議な匂い・・・」 青臭いような、生臭いような、少なくてもいい匂いではないであろう しかしそれは少女の子宮を疼かせる匂いであった。 ――――――――ドクン―――――――― 下腹部が熱く脈打った。 その疼きを抑えるために、本能の赴くままに比呂美の右手は下腹部へと伸びていくのだった。 少女の指が下着の上から肉の割れ目をなぞった。 「んっ・・・」 それだけで思わず声が漏れる。 比呂美にとってそれは未知の感覚だったのである。 多感な時期に両親を失い、その後複雑な家庭環境で強いストレスに晒されていた彼女は、そういった行為をするだけの心理的余裕を失っていたのだった。 鼻の穴を広げ精液の匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、指の上下運動を激しくしていく。 (眞一郎くんも、さっきまで、ここで、こんな風に、してたのかな・・・?) 早くも股間からくちゅくちゅと音が立ち始める。 (私の下着の、臭い嗅いで・・・全部知られ、ちゃったのかな、汚いのとか・・・) そう考えると羞恥に全身が熱くなる。 (嫌われ、ないかな、眞一郎くんに・・・) ぴったりと閉じていた秘裂ははしたなく綻び始め、肉穴は開閉を繰り返し、そこは生まれて初めて男を受け入れることが出来る状態になりつつある。 (ああ、でも、こんなに精液、出してたって、ことは・・・) 右手はそのままに左手で再び制服にかけられた精液を拭いとる。 (興奮、してくれてたの、かしら・・・?) もしそうならそれは比呂美にとって恥ずかしくも悦ばしいことであった。 自分の最も汚いモノまで愛されているというのであるから。 若い雄が比呂美の制服に飛ばした精液の量は尋常ではない。 そしてそれは既に制服に染み込みはじめていた。 (明日、これ着て、学校行かなくちゃ、いけないのに・・・) そう、彼女は制服を汚してしまったからといってすぐにクリーニングに出したり出来る環境にない。 明日もこの精液の染み込んだ制服に身を包んで登校しなくてはならないのだ。 そう考えるとますます少女の官能の炎は燃え上がっていく。 (みんなに、気付かれちゃうかも、この匂い・・・!) 精液の匂いを撒き散らして晒し者にされる自分の姿を想像して、比呂美はゾクゾクと背筋を震わせた。 それは比呂美が優等生の仮面の下に隠し持っている破滅願望からくるカタルシス。 (そうなったら、眞一郎くん、どんな顔、するんだろう・・・?) 呆れるのか、軽蔑するのか、罪の意識を感じるのか・・・・・・はたまた悦ぶのか。 (見てみたい・・・かも!) 激しく動いていた比呂美の指がクリトリスを掠めた。 「あううっ!!」 今まで以上の快感に少女は戸惑った。 (何今の・・・) 恐る恐る指をちょこんと勃起した肉真珠にあてがう。 「ひゃああ!」 スポーツで引き締まった尻肉がきゅっとさらに引き締まる。 (なにこれ・・・こんなのが、私の身体にあったんだ) 自分の身体に新たに発見した極上の性感帯いじりに耽溺していく比呂美。 「あああ、んは、き、きもちいい・・・!!」 唇を噛み締めて声を抑えようとするが、それでも快感にあえぐ声は漏れ出し脱衣所に響き渡る。 はしたない女性器からこぼれだした淫液は下着では吸収しきれずに、比呂美の引き締まった太股に幾筋もの輝く道を描く。 「ふぅん、んちゅ、ちゅる・・・!」 左手についていた精液、それを唇を窄めて啜ってみる。 (に、苦い・・・?変な味、でも・・・うれしい・・・!!) 自分の体内に眞一郎の精液を取り込むという行為は彼との擬似的な性行為であり、比呂美の心をときめかせた。 「眞一郎くん、あああ、なんか、くる、あああああん!!」 なおも執拗なクリトリスいじりを続けていた比呂美の身体がガクガクと痙攣し始める。 背筋をピンと反らし、腰を激しく脈打たせ、下着をつけたまま尿道から大量の蜜を迸らせる。 暴力的なほど快感がクリトリスから背骨を昇りあがって比呂美の脳内で炸裂する。 (すごい・・・きもちいい・・・しらなかった・・・眞一郎くん・・・) 生まれて始めての絶頂はあまりに鮮烈で、それは優等生だった少女の脳髄に刻み込まれ、精神の一部をも塗り替えた。 (こんな気持ちいいことなら、眞一郎くんがしちゃうのも、無理ないわね・・・) 比呂美の下着の臭いを嗅ぎながら必死に性器をしごいていた眞一郎の姿を思い出す。 それは滑稽でありながらも愛らしい姿だった。 (このパンツあげたら、喜んでくれるのかな・・・?) 激しいオナニーの結果淫蜜でぐちょぐちょになった下着を指で弄びながらそんなことを考える。 それはそれで自分も嬉しいかもしれない。でも・・・ (でも・・・できることなら私と) そこで比呂美はようやく自分の気持ちに気が付いた。 (そっか・・・私・・・ナニがしたいんだ・・・眞一郎くんと) 比呂美の顔に笑みが浮かぶ。そして一筋の涙が頬を濡らした。 それは少女から女になろうという、晴れやかな涙だった。 一方、自室に逃げ帰った眞一郎は頭から布団をかぶり、泣いた。 泣いた。 ただただ泣いた。 自分など消えてしまえ、こんな愚かな自分など消えてしまえと、心の底から涙した。 それもまた少年の真実の涙であった。 あとがき まだアニメも始まったばかりですが、比呂美があまりにも可愛かったので短いですが書いてみました。 監督曰く「一つ屋根の下のお約束は守る」「涙がテーマ」らしいので今後こんな展開もあるんじゃないかなと思います。 比呂美が眞一郎の使用済みティシュを使っているところを本人に見られてしまう、という逆の展開もありだと思いますが。 それでは失礼いたします。

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