――「私の方が誕生日遅いから……眞一郎くんがお兄さん……」

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――「私の方が誕生日遅いから……眞一郎くんがお兄さん……」 心の中で何かが渦巻いている。 それは僕の胸を、体を苛んでいって。 信じられるはずがない。幼馴染みだった比呂美と、俺が兄妹かもしれないだなんて。 俺は……どうしたらいいんだ……っ! 「眞一郎?」 ハッとして顔を上げると、三代吉がやる気なさそうな顔で覗きこんできていた。 「どーした? テストで失敗したか?」 何も知らない三代吉は俺の気持ちを気にもせずに検討外れのことをいう。 何も知らないから責められないけど。 「違うよ。お前には関係ない」 「そうかよ。あーあ、今日は愛ちゃんも用があるっていうし、やることないなぁ」 勉強しろよと言ってやりたいがやる気が起きない。 ……三代吉は、どう思うんだろうか。俺みたいな状況になったら。 「なあ三代吉」 「んあ?」 「お前さ、もし今まで気になってた人が……例えば愛ちゃんが実はきょうだいかもしれないって言われたら、どうする?」 はあ?とでも言いそうな表情だった。でも三代吉は乗ってくれた。親友やっててよかった。 「別に。どうでもいいんじゃねえ? 愛ちゃんがきょうだいだーなんて言われても、愛ちゃんは愛ちゃんだし。というかむしろ姉ちゃんだよーとか言われたら思い切り甘えたいし」 頬を緩めてニヤニヤする三代吉。 「……ふぅん」 「なんだよ突然。せっかく真面目に答えてやったのによ」 あれは真面目な対応だったのか。まったくそうは見えない。 でも。 愛ちゃんは愛ちゃん、か。三代吉なんかに教えられたか……。 そうか。そうだよな。 比呂美が例え妹なんだとしても――比呂美は、比呂美なんだ。 家に戻って部屋に入った。比呂美は部活で戻ってきていない。 もうだいたいの決心はしていた。でも、やっぱり悩んでしまう。 俺がよくても、比呂美は拒むかもしれない。 母さんがまた何か言うかもしれない。 …………。 「俺のっ、バカヤロウ!」 自分の胸を力強く叩いた。痛い。 でも比呂美が負った心の傷は、もっと痛いはずだ。 悩むな。俺は、飛べるんだろ! 比呂美が帰ってきた。俺は比呂美の部屋の前で立ち止まる。 深呼吸して、扉を叩いた。 「ちょっと、いいか?」 「……うん」 比呂美の部屋へ入る。今回はすんなりと入ることができた。 「何?」 「……比呂美!」 ガシッと比呂美の肩を掴んだ。比呂美は驚いて硬直する。焦るな俺。 「比呂美……俺は……」 「眞一郎、くん……」 胸が高鳴る。 「俺は! お前のことが好きだ!」 ――比呂美の表情が凍り付いた。瞳が揺れ、動揺している。 「そんな……嘘……」 「嘘じゃない!」 「でも……兄妹かも、しれないし……」 俺は比呂美を見据え、説得するように声を絞り出した。 「関係ない! 比呂美が何であっても、俺は比呂美が好きだ!」 ムリヤリに、噛み付くようにキスをした。 比呂美は驚いて俺から離れようとする。 「いや、眞一郎くん……っ!」 「比呂美っ!」 もう止まらない。再びキスをし、今度は舌を入れた。 絡めとるように、深いキスをする。 「比呂美……っ、比呂美ッ」 比呂美からの抵抗がなくなった。抗えないと諦めたのか、それとも気持ちが通じたのだろうか。 服を捲りあげ、胸を揉みしだく。 「んっ」 唇を離し、比呂美の胸の突起を吸い上げる。 「ふっ、ぅあぁぁ……っ!」 「綺麗だよ、比呂美……!」 「眞一郎くん……っ!」 比呂美のスカートをたくしあげ、股間を撫で上げる。 「ぁん!」 ぐりぐりと秘部を押し、豆を強く擦り上げた。 「濡れてる……。もう、こんなに……」 「ふぅ……だめぇ……」 パンツを下ろし、直接秘部に触れた。指を挿し入れ、刺激する。 「あぁっ! ダメッ、いやっ、イッ、く、ぅぅぅん!」 ビクリ、と比呂美の体が揺れた。絶頂を迎え、比呂美の息が荒くなる。 「挿入れるよ」 ズブリ、と、俺のアレが比呂美の中に入っていく。締め付けられる感覚にすぐにでも出してしまいそうになった。 「あぁぁぁ……っ! 眞、一郎く、ん……!」 腰が勝手に動き始めた。スピードが上がっていく。比呂美の中の感触と熱さに、俺は耐えきれなくなりそうだった。限界が近付く。 「比呂美っ、比呂美っ、比呂美!」 「ぅんっ、ぅあぁっ!」 「出すよ、中に!」 「中は、んぅっ、いや……っ! だ、めぇぇっ」 止められない。本能が告げる通りに、俺は比呂美の中に思い切り出してしまっていた。 「眞一郎、くん……」 「比呂美……」 二人の熱い息を交わす中、比呂美からキスを求めてきた。俺はそれに応える。 「好きだ……比呂美……」 例え禁断の愛なのだとしても。それでも、俺は。 俺は、比呂美と共に。 終わり。 短くてサーセン 次はママンによる比呂美弄りの予定。 いつになるかはわからないけどできる限り早めに書きます

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