私と絵本、どっちなの?

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私と絵本、どっちなの?」(2008/04/14 (月) 01:13:17) の最新版変更点

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学校からの帰り道。二人は手を繋いで歩いていた。 「今日、どうする?」 比呂美は少し頬を染めながら俯き加減で囁く。実は今更な質問で、アパートは近い。 「行く…。今日は、泊まるつもりだから…」 眞一郎は、きっぱりと言う。 「うん…」 耳まで赤くなってしまったが、嬉しいので"ふわっ"と握っていた手に力を入れた。 きゅ…。眞一郎も握り返す。きゅ…。 「…」 「…」 お互いに意識して、無言になる二人。 (今日は大丈夫な日だし…、嬉しいな…) 比呂美は期待しているが、眞一郎には"秘策"があった… アパートに着いてから、二人で夕飯の材料の買出しをして、帰ってからはいつもの会話。 比呂美が準備をしている間は、眞一郎が絵本の下書きをしていた。 (な、何かこれって、ふ、ふ、ふう…、きゃ♪) 上機嫌でちらちらと眞一郎の姿を見ながら、楽しげに料理していた。 会話と食事が済んで、お茶の後、 「俺、先にシャワーするな?」 「うん…」 いよいよ、だ。比呂美はここまで結構我慢している。 自分で押し倒してしまいたいくらいだが、さすがにそれは恥ずかし過ぎた。 "大丈夫な日"である、期待するなと言う方が無理だった。 「じゃあ、私もシャワーしてくるね?」 比呂美はそそくさとバスルームへ歩いていくが、それを眞一郎が呼び止めた。 「あ、あのさ…。俺、ちょっと絵本のアイデアできたから、描きたくなった」 「え?」 「ごめん。ちょっと今日は…」 「う、うん。いいよ。絵本、大事だもんね? じゃ…」 「ああ」 (えぇ~? 絵本~?) 「…」 キィ…、比呂美が出てきた。眞一郎は絵本の下書きをしている。 テーブルの側で隣に座り、手元を覗き込む。殆ど鉛筆は動いていないが、真剣な横顔だ。 「…」 二人はバスタオル一枚なのに、何もしない。何も始まらない。 「喉が渇いちゃった…」 すっと立ち上がり、冷蔵庫へ向う。牛乳を取り出して、コップに注ぐ。 テーブルに戻り、また隣に座った。 「ん…こく…こくっ……………んく…ごくっ…んぐっ…んくっ…」 何口か飲んでから、わざと"白いどろどろした飲みにくい液体"を飲む様な音を出した。 眞一郎の反応を伺う。 「…」 声には出さないが、体は一瞬ぴくっとなった。 (あ、反応してる~。もうちょっと…かな?…) 比呂美、完全にお誘いモード。そして、もう一口飲み、 「こく…んく………あっ!」 唇の端から、つぅっと牛乳をわざと垂らしてみた。 「眞一郎くん、舐めて?」 甘えた声でおねだり。 「あ、あぁ…分かった。ちょっと、こっち寄って」 「うん…」 肩を抱かれ、引き寄せられ、 「ぺろっ…ちゅ」 舐めてもらい、軽いキスをされる比呂美。顔、真っ赤。 「ごめん、今、いいところだから…」 眞一郎も少し顔が赤いが、普段通りの表情に近い、しかし内心では、 (ひ、比呂美のヤツ~。すげぇ事すんな~。危うく押し倒すとこだった…。  一体何だよ…ごくって? あの瞬間、ホントにヤバかった…) かなり動揺していた。"秘策"とは絵本を描くフリをする事だった。 いきなり最初の、牛乳飲み込む攻撃で陥落しそうになり、必死になっている。 あと1つか2つくらい…。それだけを考えて、なるべく比呂美を見ない様にしていた。 (むむ~~。これでもダメかぁ…。よし! それなら…) 膝で歩き眞一郎の後ろに移動。抱きついて胸を押し付ける。手元を覗き込む。 そして、耳元で囁く。 「どお? 調子は? 上手く…描けそ?」 全力で色っぽい声を出して、時折耳も舐めた。その度に眞一郎の体がびくっとなる。 「あ、あぁ、何とか…」 眞一郎、声を出すのがやっとだ。我慢の限界を超え始めた。 「うん…がんばって…。ちゅ………………あっ!…いやぁん」 もう一度全力で色っぽい声、耳へキス。バスタオルがずれて、乳首が背中で擦れた。 つっつん…。眞一郎の体がビクッと大きく反応した。 「かっ、勘違いしないでね! こ、こんな事したからって、  べ、別に眞一郎くんにエッチして欲しい何て、思ってないから! ふんっ!」 比呂美は、どこで覚えてきたのかわからないフレーズを言いながらバスタオルを直す。 眞一郎の手はぶるぶると震えていた。 (ふふん、凄い動揺してるぅ~。もう少し、かな?) とてとてと冷蔵庫まで"可愛い歩き方"を使用し、小さめのバニラアイスを取り出す。 「アイス、食べよっと。れろっ…れろっ…ん…ん…んく…ちゅ…ちゅ…」 隣に座る。そして、どう考えてもアイスの舐め方ではない方法をとった。 ペニスを扱うように水平くらいに構え、わざと頭を動かして、舐めたり、キスしたり。 「くちゅ…ちゅ…れろっ…れ~ろっ…れ~ろっ…ん…んくっ…」 淫らなアイスの舐め方をしながら、眞一郎の顔を伺う。 「んふぅ…とっても…おいしい…………もっと…舐めたいなぁ…んく…ちゅ…」 色っぽい声で台詞も追加。眞一郎の体が少し震えている。 (んふふっ、これは効くでしょう?) お誘いモードの比呂美は過激。 「あっ…いやぁ…………おっぱいに…垂れちゃったぁ……んふっ…冷たぁい…」 眞一郎、遂に降参。 「比呂美っ! 今日も俺の負け!」 後ろに回って、抱き上げ、自分の膝に座らせた。 「えへへぇ、眞一郎くん、弱いね? まだ、2つ残ってるよ? あん…」 上機嫌で勝ち誇る様に話していると、乳房に垂れたアイスの舐められてしまう。 「う~ん、絵本なら、何とかなると思ったんだけどなぁ…」 悔しそうにしているが、笑顔で比呂美のバスタオルを剥ぎ取る。 「あっ…電気…消さないの?……興奮、した?」 「ほら、これ…」 比呂美の手をペニスに導いた。 「あっ…熱ぅい……おっきい。でも、絵本はズルイなぁ。描いてなくても…」 ペニスを握り、軽くしごきながら話している。 「ごめんな? もう使わない。でも、やっぱ比呂美に勝てないな…。アイス食べなよ」 乳房を愛撫しながら、話している。 「ん…ん…あん…うん、眞一郎くんは? ああん…ああん…」 「俺は比呂美を食べるから、いい」 「もう、そんな事言って…あっ!…あっ!…ああっ!…んあああっ!…」 眞一郎は猛然と胸を揉み、もう片方の乳首にしゃぶりついた。 実は二人で"誘惑ごっこ"をしていたのだった。 今日は比呂美が誘う番。眞一郎は一回も勝ったことがない。 気持ちいいところを触らない限りは、何をしても何を言ってもいい事になっているが、 眞一郎にとって勝利を収めることは難しい。 最初に提案したのが比呂美で、 「我慢できたら、何でもしてあげるよ?」 「な、何でも?」 から始まったのだが、眞一郎は一回も我慢できたことがない。 せいぜい今回の様に2つしかクリアできない。 しかも、比呂美はあの手この手で誘ってくる。勝てる訳がなかった。 そして、比呂美も勝ったことがない。 眞一郎が後ろから抱きつき、ペニスを押し当て「はぁ、はぁ」するだけで、 「もうだめぇ……お願ぁい…してぇ………眞一郎くぅん…ああん」 だから。二人とも勝てると思っていないが、"する"前のちょっとしたお遊びだ。 やっている事は、全然"ごっこ"ではないのだが、誘惑するのは恥ずかしいので、 比呂美が主張するのは「誘惑ごっこ、だよ?」だった。 少し首を傾げて言われると、眞一郎に逆らう理由はない。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 何とかアイスを食べ終わる頃には、比呂美は乳房への愛撫で息を乱していた。 「もう…入れたい…」 眞一郎も興奮している。じっと目を見つめた。 「うん…私も…入れて欲しいな…はぁ…ふぅ…」 「跨って?」 「え…また? これ?」 「好きだろ?」 「う、うん…。じゃあ…」 比呂美が少しだけ腰を上げて、座っている眞一郎と向かい合う。 「い、入れるね?」 「ばっちこ~い」 「もう……ん…んっ!…んっ!…んあぁ…ふあぁ…あっ!」 既に愛液で濡れている比呂美の性器は、にゅちゃにゅちゃ音を立てながら、 眞一郎のペニスを奥深くまで受け入れていく。 「あっ…、全部…んあぁ…………入った…、と…届いた…よ?」 子宮まで到達したことを教えると、頭にしがみついた。 「じゃ、動かす…からな?」 比呂美のお尻を両手で支え、腰を動かし始める。 「ふあっ!…ん…ん…んあっ!…あっ!…あっ!…ああっ!…」 お尻を揉まれながら腰を使われ、激しくペニスが往復する。 比呂美の膣の中が擦られ、かき回され、Gスポットが刺激された。 「くっ!…ふっ!…ん…ぁ…ああっ!…あああっ!…はぁっ!…」 興奮を表すかの様に、全身を桜色に染め、喘ぎながらも必死に眞一郎の顔を見る。 感じている時の顔を見られるのは恥ずかしいが、この体位の時は別だった。 (ああぁ…眞一郎くん…、もっと…もっと…気持ちよくして…大好き…) 愛しい男に支えられ、快楽を与えられ、目を見つめて心を通わせる。 簡単な言葉で言い表せないくらい、嬉しくてたまらない。とにかく嬉しい。なのに、 「んあっ!……ひぃっ!…んんっ!……あっ!…あっ!……だめっ!…あっ!…  そこっ!…………気持ちっ!………いいっ!……来ちゃうっ!…」 喘ぎ声は色っぽく艶かしい。その声で眞一郎も興奮する。 「俺も……だっ…出したい………行くぞっ」 「うっ、うんっ!…きてっ!……あっ!…んっ!………出してっ!……ああっ!」 「くぅっ!」 腰をぐっと押し付けて眞一郎が射精した。 「あ…ぁ…ああああっ!…あぁ…」 比呂美は子宮の奥まで熱い精液を受け止め、絶頂する。こちらは力一杯しがみつく。 腰が細かく痙攣し、膣がペニスを強く締め付けた。 「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」 「はぁ…はぁ…はぁ…」 しばらくそのまま二人は抱き合い、お互いの体温を感じていた。 「キス、したいな?」 「うん…」 「ん…ん…くちゅ………ちゅ…………んく…ん…ん…ん………ちゅぱっ…」 比呂美が唾液を流し込むと、眞一郎がこくこくと飲んだ。一度唇を離す。 「どお? 甘い?」 「うん、比呂美の唇はいつも甘いよ?」 この言葉で一気に顔が耳まで赤くなる。 「ちっ、違うのっ! さっきアイス食べたから、甘いか…聞いたのっ!」 眞一郎の勘違いに、照れまくってしまった。誤魔化すにはこれしかない。 「もうっ! ばかぁ………ん…ちゅ………くちゅ……ちゅ…ん…ん…んく…」 一心不乱でキスを始めた。舌を絡め、唇で唇を挟み、全力で愛撫する。 しかし、まだ一回の射精では満足できなかった眞一郎が腰を少し動かした。 「ちゅぱっ…あん……気持ちいい……んあぁ……熱ぅい…眞一郎くんのが…。  え? 小さく…なら…ない…の?……あっ…あっ……だめ…いやぁ………  すごい感じちゃう……また気持ちよく……んっ!……んっ!……あっ!…あっ!」 眞一郎がお尻を揉みながら、ぐいぐいと腰を動かす。 「あっ!……だめ……もうちょっと………あっ!…んあぁ……ふあっ!……  くっ!…あっ!………んっ…んっ…んっ…」 股間を強く押し付けられて、比呂美のクリトリスにも刺激が加わった。 「こっ、このまま、もう一回!」 「えっ!…そんなっ!………あああっ!………だめっ!……あっ!……ひっ!…  ちょっ!……んあぁっ!……」 今度はぐにぐにと腰を動かし、子宮の入り口を擦る。 「あっ!…だめっ……なのっ!………それっ!…あああっ!…あああっ!…  くあっ!……くっ!…………ひっ!…ひっ!…ひぁっ!…くひゃっ!…」 比呂美は眞一郎に必死に抱きついて、快感に震える体を押し付けた。 ついでに乳首にも刺激が加わってしまい。もっと気持ちよくなってしまう。 「あひっ!………んっ!…んっ!…んっ!……あっ!……ちょ!……  あっ!……来ちゃうっ!…すごいっ!……あああっ!……だめっ!……  きっ…きたっ!………あああぁあっ!…」 比呂美がより一層強く腕に力を込めた時、またもや絶頂を迎えてしまった。 びくびくと腰が動き、膣が締まった。 「あっ!……はぁっ!…はぁっ!…はぁっ!」 呼吸の度に小さく絶頂しているようだ。腰が前後に動いていた。 「はぁ…はぁ…はぁ…、比呂美、俺、まだ、出してないぞ…」 「はぁっ!…はぁっ!…、だっ…だってっ…すごい…んっ!…だもんっ!」 ここまで、です。このまま続きを書くか、迷い気味。 行為を始める過程を書いてみたかったんで… つづく?

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