女の戦い

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女の戦い 比呂美は数歩の距離を挟んで、石動乃絵と相対していた。 (絶対に負けるものか!) 必勝を心に誓い、相手を睨む。何と言っても敵は"あの"石動乃絵だ。万が一に でも負けるわけにはいかない。全身の筋肉を確かめ、力を溜めていく。 …じりっ… 間合いとしては少し遠いが、踏み込みからの中段攻撃には自信がある。出方を 見ていては、相手に主導権を渡すかもしれない。石動乃絵に常識は通用しそう にない、最も自信のある攻撃で、早めに決着を着けるべきだと比呂美は考えた。 …じりっ… 右足を少し曲げ踏み込みの体制を作る、同時に左腕を少し前に出し右腕に力を 集中していく。 …バッ… 比呂美が先制攻撃を仕掛ける前に、石動乃絵が先に動いた。 (ちっ!) 石動乃絵が突っ込んでくる。比呂美はとっさに防御しようとするが、間に合い そうにもない。 (しまったっ!) …ひゅっ… 比呂美が気付いた時には、石動乃絵が間合いから少し離れたところで、うすく 笑っている。先制攻撃を読まれたことと、人を馬鹿にしたような笑い方に怒り を覚える。しかし、それにしても石動乃絵の運動能力は侮れない。こちらを覚 悟を決める必要がありそうだった。先手を打たれたのは致し方ないが、幸い、 今の立ち位置は自分に分がある。先ほどの動きからして、石動乃絵はスピード 重視の戦闘スタイルのようだ。スピードならこちらにも自信はある。 比呂美は、得意の中段攻撃を繰り出した。 …ずさっ…ぼっ… 左足で踏み込んだ震脚から力を右拳に伝達し、石動乃絵の腹部から胸部の辺り を目がけて衝撃を放つ。 石動乃絵は避けようとしない。 (もらった!) …ずっ… 比呂美の右拳が空を切った。 (なにっ!?) またも石動乃絵が間合いから少し離れたところで、今度は無表情で立っている。 (どういう動き?) 比呂美には石動乃絵の動きが見えなかった。戦慄が背筋を凍らせる。 (ちっ、動きが読めないと攻撃も防御も難いじゃない!) 続きはTVアニメ第7話で。 END -あとがき- っていう、美少女格闘アニメ? 書いて反省しています。 第7話放映まであと少し、木曜日深夜に書きました。スレに喧嘩のことについ て、触れられていたので書いてみました。 アップしてからスレに"SS書きました"と貼ろうか、と思ったのですが、もう 一度読み返してみたら、酷い内容でしたので、やめました。 よって、アーカイブのみ入れます。 最後に、ありがとうございました。損したって思わないでね。

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