本編後日談の妄想1


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本編後日談の妄想1

「眞一郎くん・・・。今度の日曜日ね、公式戦があるんだけど・・・。終わったら伝えたいこともあるから時間があいているなら来てほしいの・・・」
そういわれたのは、比呂美の部屋で二人で夕食を食べて、ゆっくりとくつろいでいたときのことだった。
「後おば様も時間があるようだったら来てもらえるといいんだけど・・・」
そのときの比呂美は何か思いつめて少し緊張している様子で一言ずつ、聞こえるか聞こえないかぎりぎりの音量でゆっくりと搾り出すように俺に伝えてきた。
「わかった。母さんに伝えるけど・・・。で、何時からの予定なんだ?」
俺は比呂美と母さんが最近ますます仲がよくなっていることを知っていたが、比呂美が自分からバスケの試合に母さんを呼ぶことにびっくりしていた。
てっきり、学校は比呂美の自由な領域と思っていたのに・・・。
「12時半に試合開始の予定・・・。」
「わかった。母さんには帰ったらすぐ伝える」
俺はそう答え、比呂美とテレビを見ながら門限の時間ぎりぎりまで今日学校であったことをお互いに話していた。
時々伏せがちになる比呂美の様子に少し違和感を感じながら・・・。

「母さん、比呂美からおば様も日曜日にバスケの試合見にきませんかって誘われたんだけど、予定のほうは大丈夫?」
家に帰ると、すぐに台所で家事をしている母さんのところへいき、比呂美からの言伝を伝えた。
「そうね、今度の日曜日?ちょっと予定を確認してみるけど、比呂美ちゃんがあなただけじゃなく私にも来てって言ったのね?ほかには何か聞いていないかしら?」
母さんはなにやら理解しているようで確認の意味も込めて俺に聞き返してきた。二人の間で何かあるらしいがもちろん俺はほかには何も聞いておらず、その旨を伝えると
「あのことかしら?日曜日は絶対に見にいくにするから、比呂美ちゃんにそう伝えておいてね」

「ふぅ・・・。もう明日になっちゃった・・・。答えを出すのは・・・」
私はお風呂の中で背伸びしながら、先日のおば様との話を思い出しながら、ポツリとつぶやいた。
おば様の提案を受けることには以前ほど抵抗もなくもうかなり前に決めていたのだが、おば様が答えはすぐに要らないと気を使っていってくださっていたので
その返事を今まで伸ばし伸ばしにしてきていた。でも、これからのことを考えるとなるべく早いうちにはっきりさせておいたほうがいいと思い、
今回の試合を見てくれるようおば様と眞一郎くんに頼んだのだ。
すべては眞一郎くんのまえでおば様に返事をするために。おば様もそのことに気づいて快く来てくれるといってくれたみたいだが・・・。
「まだ、もう少しこのままの関係でいたいけれども、これからのためには・・・。明日の今頃には、もう関係変わってるのかな・・・」
私はお湯の中にもぐりながら、眞一郎くんと恋人になってからの日々を思い出していた。
「今日は眠れそうにないなぁ・・・」

「比呂美、もっと集中して」
ベンチからの朋与の声が体育館によく響く。
「比呂美、どこか調子が悪いのかな。」
俺は2階から試合の流れを見ながらそうつぶやいた。
比呂美と正式に付き合い始めてからバスケの試合を練習試合・公式戦を問わず欠かさずに見に来るようになったので、比呂美のプレーの状態もわかるようになっていた。
余談だが、いい状態は何かいいことがあったときなど比呂美のその日の朝の機嫌がいいときによく見ることができ、悪い状態は俺とけんかしているときによく見ることができた。
今日の比呂美は俺が知っている中でも最悪で、コンディション云々よりも、試合に集中してなくほかの事に気がとられていることが明らかだった。
「そうなの、眞ちゃん?」
比呂美の試合を始めて公に見に来る(後で聞いたのだが、こっそりと時々は練習試合を見に来ていたらしい)母さんは俺の小さな呟きを聞き漏らさずにそう尋ねてきた。
「何か、別のことに気をとられすぎている気がするんだ・・・。」

「もっと試合に集中しないと・・・」
濡れタオルを首筋当てながら私はハーフタイムにベンチでそうつぶやいた。
「何か気になることが試合以外にもあるの?今日はまるで試合に集中していないみたいだけど・・・。もしかして、2階に見える愛しの王子様が怖い鬼姑を連れて観戦しているのが原因なのかな?」
朋ちゃんが私をからかいながら、隣に腰掛けて話しかけてきた。
「違うよ、おば様は私が呼んだの・・・。この試合が終わったらちゃんとしたいことがあるから・・・。試合に集中できてなかった、ごめんね、朋ちゃん」
そういうと私はスポーツドリンクを飲み干して、集中しなおすように目を閉じ一呼吸おいて、朋ちゃんのほうを向き直った。
「もう、大丈夫。まずはこの試合をしっかりしないとね。ちゃんとした結果出さないと、進めないもの。この後のためにも・・・」

後半に入ってから比呂美の動きは見違えるようによくなった。次々と点を重ねていく比呂美。必然的にボールは比呂見のところに集まってきて比呂美のシュート数はどんどん増えていく一方だったが、
アシスト数はあまり前半と変わらなかった。当然、相手チームの監督もそのことに気づかないわけがなく比呂美へのマークは厳しくなり、それに伴い比呂美に対する悪質な行為も増えていく一方だった。
それにも負けずに比呂美は次々とシュートを決め続けた。
「ナイス、シュート。比呂美」
朋与がコートの中で声をかける。眞一郎の方を盗みみていた比呂美は朋与の方に笑顔を返し、またゲームへと集中を戻していた。だれもが比呂美の絶好調を疑ってない中、眞一郎だけは何かを感じていた。
はっきりとは理由がわからないのだが比呂美のシュートのたびに何か違和感が心の中をよぎっていた・・・。比呂美のシュートの軌跡やモーションを何度も見るうちに自分の予感が間違ってないことがわかった。
比呂美のシュートの際の手の動きが少しづつぶれ始め、ジャンプの高さが低くなり、シュートの描く弧がだんだん低くなって、いまはかろうじて手前のリングに当たりバウンドしてからリングの中に吸い込まれるように
なっているのだった。それが何度も続くようになったとき、眞一郎は比呂美のわずかな表情のゆがみに気がついた。
「眞ちゃん、どうしたの?険しい顔をして・・・。試合も勝っているし、比呂美ちゃんも大活躍してるじゃない?って、どこに行くの、 眞ちゃん?」
比呂美が何らかの怪我を手と足にしているであろうという事実に気づいた眞一郎はたまらなくなり、1階の方に駆け下りていった・・・。
1階に降りると同時にベンチにいる朋与の後ろに行き、朋与に声を掛けた。
「黒部、比呂美を下がらすことできないのか?」
「何言ってるの、仲上君!?あんなに絶好調じゃない?監督がそれを認めるわけないでしょ?」
「頼む、黒部。お前の言うこと聞けることなら何でも聞くから、頼むから比呂美の右足と右手を見てくれないか?何か怪我をしている・・・」

「比呂美、ナイスシュート」
ルミが声を掛けてくれているのが、笑顔を返すだけで精一杯だ・・・
かなり前に相手のファウルをもらったときに右手と右足を痛めたみたいだった。はじめはぜんぜん平気だったのにどんどん痛みが増してきていた。
右手と右足からは激痛がしているが、それでもちゃんと試合を最後までやり遂げてからこの後の大事な二人の関係を変えるイベントを迎えたかった。
その関係の相手である眞一郎をみて元気を補給しようと2階の今まで眞一郎のいた場所を盗み見るが、彼はいなかった・・・。
「いない!?!?」
「タイムアウト」
一瞬呆然としているとタイムアウトがかかった。
こんな押せ押せの状態でタイムアウトなんてと思いながらベンチのほうに引き上げると朋与がなぜか険しい顔でたっていた。
「どうしたの?朋ちゃん?」
「比呂美、ちょっと体触らせてね。」
はじめの一言目にドキッとしたが、次に続いた「特に右側・・・」という言葉に正直言って驚いてしまった。自分ではうまく隠せてるつもりだったのに・・・。
「なんで、朋ちゃん。私、調子いいよ?」
最後の悪あがきとわかっていながらも、精一杯の笑顔を取り繕って私は朋ちゃんに聞き返した。
「どこかの誰かさんが比呂美が右手と右足になにか怪我をしているらしいって言ってるからそれを確かめたいのよ。外れたらなんでもしてくれるらしいし」
朋ちゃんはどこか意地の悪い笑みを浮かべながら私の方に近づいてきて、右手と右足首を入念に触りだした。

「眞ちゃん、本当にどこにいってたの?あら、試合再開するみたいね。比呂美ちゃんがコートにもベンチにもいないみたいけど何かあったのかしら・・・」
「母さん、1階にきて。比呂美を病院に連れて行った方がいいっぽいから・・・。」
「え?何かあったの?あんなに活躍きしていたじゃない?」
「母さんいいから・・・。1階に下りるよ」
俺は強引に納得のしない母さんを連れながら一階に下りて朋与の後輩たちが比呂美を連れて行った保健室のほうに向かった。
「比呂美、入るよ?」
ドアをノックすると中からかなり落ち込んだ声で返事が返ってきた。
保健室の中には右腕にシップを張られ、右足首を包帯で固定されている比呂美がベットの上に腰掛けていた。
「比呂美ちゃん、どうしたの?」
母さんがそう尋ねたが、比呂美は下を向いたまま答えに窮したようだったので俺が代わりに答えることにした。
「比呂美は試合中に怪我をしていたのを隠して、最後まで試合をやり抜こうとしていたんだよ。」
比呂美と母さんは俺の答えに驚いた顔を見せた。
「「何でそれを眞一郎くん(ちゃん)が「まずは病院にいこう、話はそれから。 母さん、タクシーを呼んで。」」」

病院の診察室の中に私はいるが診察にはあまり集中できてなかった。外で会話している二人の話のほうにどうしても気がいってしまっていた。
「湯浅さん診察結果は・・・」
「・・・はいつ・・・・我に気がついた・・・」
「だから、これから・・・」
「・・・動きが・・・おかしかった・・・苦しそうな・・・・黒部さんに・・・・右手・・・・右足・・・結果・・・」                         
え・・・?
私の怪我のことを、はじめに気づいてくれたのはチームメイトじゃなくて眞一郎くん?私のこと一番見てくれているんだ・・・
そう思うと、うれしくて涙があふれそうになるがお医者様の前だし、ちゃんと確かめるまでなくわけにはいかなかった・・・。
「では家族の方をお呼びしますね」

診察室の中から呼ばれると比呂美はいすに座ったままうれしそうな泣きそうな顔をしていた。診察の結果だけを聞くと足首はねんざで全治1ヶ月
右手首も捻挫で全治2週間。歩くのには問題はないが、走るのは絶対に禁止。あと右手への負荷は極力避けることというあまり重くないものではあったが、
あのまま無理をして試合に出ていたのなら、怪我の悪化は避けられないものだったらしい。眞一郎は自分が比呂美の異常に素早く気づけて、
比呂美が悪化する前に止めれたことに安堵した。診察室から出ると眞一郎の母親はは車を呼ぶのと比呂美の状態をヒロシに報告するために家に電話するために
席を空けた。
「眞一郎くん。私の怪我にはじめに気づいたのは眞一郎くんなの?突然、朋ちゃんがだれかが教えてくれたって言ってたけど・・・」
比呂美は下を向きながら涙があふれそうになっている顔を眞一郎に見られないようにしながらたずねた。
「ん・・・。いつもとさ・・・、比呂美の動きがちょっと違ったから何かあったん・・・・」
眞一郎が答えている途中に感激のあまり、涙を流しながら比呂美は眞一郎にキスをし、驚きながらも眞一郎はそれを受け入れる。
二人の周りだけ時間が止まったかのように静寂が訪れるが、眞一郎の母親が戻ってきて若い二人に一言注意する。
「あなたたちが恋人で若いのもわかってるけど、節度だけは守って頂戴。ここは、公共の場なんだから・・・」
その言葉にはっとし、真っ赤になる二人。しばらく、無言が続いた後、眞一郎は比呂美の涙を拭い比呂美の前にしゃがみ込みこういった。
「その足じゃ歩くのはつらいだろうから、病院の外まで、背負っていくよ。」
一瞬、眞一郎の母親の方をちらりと見るが、目で逆に促されて眞一郎の暖かな背中に比呂美は包まれていく。
「お願い・・・、眞一郎くん」
しばらく眞一郎の背中の感触に幸せを感じながら、比呂美は本来の目的を思い出し、眞一郎の母親に伝える。
「おば様、私、この間の話お受けいたします。私、湯浅比呂美は眞一郎くんの許婚として仲上家で眞一郎くんと暮らします。これからよろしくお願いしますね、
おば「お義母様でしょ?」はい・・・、お、お義母様」
眞一郎の母親は笑顔で比呂美にお義母様と呼ぶことを要求する。比呂美が頬を染めながらお義母様と呼び、眞一郎の母親満足そうに笑顔でこちらこそよろしくねと
答える。比呂美が眞一郎の方に注意を向けると当の眞一郎はなにも聞かされていなかったらしく当惑しながら母親に抵抗しようとしていた。
「か、母さん、い、いったい何のはな「私が・・・、許婚じゃいや・・・?」」
母親の話の内容をとがめようとすると、背中から弱弱しい声で比呂美がたずねてくる。
比呂美のことを放っておけない眞一郎だったが、自分の意思をここで表現できないと今後えらい目にあいそうな予感を本能的に感じ取り抵抗しようと試みる。
「い、いやなわけないだろ。俺だって比呂美のこと・・・。ただ本人の「今日の眞ちゃんの行動見てると何も問題ないわよね?比呂美ちゃん。それに眞ちゃんは手がしばらく
自由に使えない比呂美ちゃんを一人暮らしさせるような子じゃないわよね?」」
だが、比呂美という切り札をもった百戦錬磨の母親の追い込みを受け反論のすきも与えてもらえない。
「はい、お義母様。眞一郎くんはとても優しく素敵な人です。私の大切な人です」
さらに比呂美の駄目押しを受け眞一郎は沈黙するしかない。そうこうしているうちに、母親は話を進めていく。
「そうね、じゃあ籍は二人が18歳になったときにすぐに入れましょうか?結婚式はまた後で考えればいいわ。これで仲上家も安泰だわ」
「眞一郎くん・・・、これからも・・・よろしくお願いします・・・」
「比呂美、こっちこそよろしくな・・・」
もとより反対の意見があるはずもない眞一郎と比呂美はお互いに頬を染めながら許婚の関係を結んだ。

何一つ主導権を握れなかったことが後の眞一郎の運命(比呂美の尻にしかれること)を決定付けたがそれはまた別の話・・・
ちなみに朋与の要求は、今川焼き200個分割上納だったというがそれもまた別の話・・・

追記:眞一郎とままんの会話
「眞ち・・・はいつ・・・・我に気がついた・・・」(眞ちゃんはいつ比呂美ちゃんの怪我に気がついたの?)
「比呂美・・・動きが・・・おかしかった・・・苦しそうな顔・・・・黒部さんに頼んで・・・・右手・・・・右足・・・結果・・・」                         
(比呂美が試合しているときに比呂美の動きがすこしおかしかった上にほんの一瞬だけ苦しそうな顔していたときがあったからバスケ部の黒部さんに
頼んで確かめてもらったんだ。そしたら、右手手首の筋を痛めている上に、右足首を捻挫している疑いがあるって結果が返ってきたんだ)
「そう、・・・比呂美ちゃんのこと・・・よく見ている・・・」
(そう、眞ちゃんは比呂美ちゃんのことを本当によく見ているのね・・・。)

追記2:とある日の比呂美とままんの話し合い
「比呂美ちゃん、比呂美ちゃんと眞一郎が恋人同士なのはよく知ってるわ。二人がきちんと節度を守って付き合ってることも」
「はい・・・」
「二人がこの先、一緒になってくれるのが私たちの眞ちゃんの両親としての願いなんだけど・・・。もしも、一緒になるつもりがあるのなら
もう一回うちで暮らしてみない?今度は、将来の家族としてね・・・。比呂美ちゃんも眞ちゃんと一緒にいれることで安心できるのならね。」
「おば様・・・、少し時間をくれませんか?ゆっくりと考えてみたいんです。まだ、眞一郎くんとのことはっきりと先がわかりませんし、もしも私と眞一郎くんが・・・
別かれる・・・ようなことがあるのなら私帰る場所なくなっちゃいますから・・・」
比呂美は涙を浮かべながらそう語り、自分はそんなつもりはないんですけどねと付け加えた。
「そうね、先は長いし、ゆっくりと考えて。あなたは十分待ったんだから・・・。何か困ったことがあったら言って、私はいつでも比呂美ちゃんの味方だから。
比呂美ちゃんには幸せになってほしいから・・・」
「おば様・・・」


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