こんな嘘だけ吐けたらいいな


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負けるな比呂美たんっ! 応援SS第7弾

『こんな嘘だけ吐けたらいいな』


眞一郎 「あれ、比呂美?」
比呂美 「あ、眞一郎くん。」
眞一郎 「今帰りか?」
比呂美 「うん。練習も終わったし、あとはお買い物だけ。」
眞一郎 「買い物?」
比呂美 「うん、おば様に頼まれて調味料を… 眞一郎くんは?」
眞一郎 「本屋にちょっと参考にしたいものがあって。」
比呂美 「参考? あ、ひょっとして絵本とかの?」
眞一郎 「あ、うん。」
比呂美 「ふうん。」
眞一郎 「俺もヒマだし一緒していいか?」
比呂美 「うん、ありがとう。でもいいの? 絵本とか描かなくて?」
眞一郎 「まあ、机に張り付いてるだけじゃあイメージわかないし。」
比呂美 「ありがとう。」
眞一郎 「重いもんなら任しとけ。」
比呂美 「助かります♪」
眞一郎 「途中のスーパーか?」
比呂美 「うん。     あ、いえ、橋の向かい側のお店なんだけど…」
眞一郎 「少し遠回りだな。」
比呂美 「あの、やっぱりダメ… かな?」
眞一郎 「いや、たまにはいつもと違う道も歩いてみないとな。」
比呂美 「良かった。」

比呂美 「どんな絵本なのか訊いていい?」
眞一郎 「え、と、ごめん、まだ自信ないから…」
比呂美 「そう、ごめんなさいヘンな事訊いて…」
眞一郎 「いつか完成したら見てもらってもいいかな?」
比呂美 「うん、楽しみに待ってる。」

比呂美 「あのね、眞一郎くんは 絵本の作家さんになったら…  ううん、なんでもない。」
眞一郎 「ん? 作家かあ なれるかなぁ」
比呂美 「大丈夫だよ、応援してる。」
眞一郎 「ああ、ありがと。」
比呂美 「…。」

比呂美 「ほら、あのお店。」
眞一郎 「久しぶりに来たな。」
比呂美 「あ、大変!」
眞一郎 「なに?」
比呂美 「もうこんな時間、タイムセールなの 走るよ?」
眞一郎 「間に合うのか?」
比呂美 「わかんないっ。」
眞一郎 「ま、待って」
比呂美 「待ってあげなーい。」

比呂美 「おかげさまで間に合いました♪」
眞一郎 「比呂美、走るの 速いな…」
比呂美 「鍛えてるんだから!」
眞一郎 「追いつけないや。」
比呂美 「早く捕まえてね。」
眞一郎 「え?」
比呂美 「ううん、なんでもない。」

比呂美 「とうちゃーく♪」
眞一郎 「やっと家か。」
比呂美 「ご協力感謝します♪ 任務終了です。貸して」
眞一郎 「え、台所置いときゃいいんだろ?」
比呂美 「ううん、いいの貸して。」
眞一郎 「ハイ。」
比呂美 「ありがとう。」
眞一郎 「…。」
比呂美 「…。」
眞一郎 「入らないのか?」
比呂美 「うん、あのね朋与に電話してから…」
眞一郎 「そか、じゃお先に。」
比呂美 「今日はありがとう、ごめんなさい。」
眞一郎 「いいって。」

比呂美 「…。」
比呂美 「…はぁ…。」
比呂美 「…。」

比呂美 「ただいまー。」






●あとからあとがき
4話まで視聴済み

これは不本意な嘘を次々に吐き続けなければならない少女の物語では?
などど思ってみたりしてできたおハナシです
今回は台詞のみで表現してみました
#35で比呂美の内面を加筆しています
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