兄妹じゃなくてよかった


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 休日の昼下がり、比呂美の部屋。
 ごろんと寝転がった視線の先に、眞一郎は数冊積み上げられた少女漫画を見つけた。
 勝手知ったる比呂美の部屋。これが彼女の持ち物ではないことはすぐに分かった。
「どうしたのこれ?」
 ページをぺらぺらと送りながら眞一郎が尋ねる。
「何?」
 流しで洗い物を終えた比呂美がタオルで手を拭きながら顔を出す。
「あ、それ? 朋与に借りたの」
 眞一郎の隣に腰掛けて、一冊受け取ってページを開く。
「遊びに行ったときに一巻だけ読んで惹き込まれちゃって……時間も無かったから借りてきちゃったの」
「そんな面白いの?」
「うん。今度自分で買い揃えるつもり」
「へー……」
 確かに絵は綺麗だし、女の子が好みそうなかっこいい男の絵もちらほら見える。
 けど、比呂美が漫画にハマるなんて珍しいなと眞一郎は思った。
 仲上の家にいた時はそういった類のものを買ってる様子もなかった。
 居候の身分ということで我慢していたのかななんて考えていると、
「……ほら、ここ読んでみて」
「ん?」
 言われて比呂美が指差すページを覗き込む。
 彼女の長い髪の甘い香りがふわっと鼻こうをくすぐりドキっとさせられる。
「『知ってた? 私たち兄妹なんだって……』……あっ……」
 ピンときた。比呂美がこの漫画に惹かれた理由。
「これ……」
「うん。恋をした二人が実は兄妹だったっていう話なの。
 どこかに似たような二人がいたよね」
 比呂美は冗談めかして微笑む。
「俺たちは違っただろ」
 誤解だったとはいえ、あまり思い出したくない記憶だった。
「うん……でも、この話しは本当の兄妹で……結局結ばれないの」
「おかしいだろ。漫画だったら普通ハッピーエンドにするだろ? 実は血が繋がってなかったとか」
 比呂美はゆっくりページを捲りながら、
「そうだったらいいなって思いながら読んでたんだけどね……
 読み終えたとき悲しくて泣いちゃった……
 真っ先に眞一郎くんのこと思い浮かべた。
 よかったって。私たちは兄妹じゃなくてよかった……って」
 そういう比呂美の瞳には涙が滲んでるように見えた。
 そんな苦しい思いをしたのになんで、
「買い揃えることないんじゃないか?」
 眞一郎がそういうと比呂美は首を振って、
「だからこそ大切だって思いたから。眞一郎くんのこと」
「比呂美……」
 見つめる瞳が綺麗で愛しくて吸い込まれそうになる。
 そんな見とれている眞一郎の隙を付いて、比呂美はすっと唇を重ねた。
 ほんの少しの触れ合いに胸が温かくなる。
「本当に兄妹だったらこんなことできなかったね」
「もし今、本当は兄妹だって言われたらどうする?」
 口にした眞一郎自身が胸を締め付けられる思いがした。
 比呂美が身を寄せて眞一郎の背中に腕を回す。
「今さら言われたって無理……
 眞一郎くんと抱き合う嬉しさ知ったもの……
 眞一郎くんに満たされる幸せ知ったもの……」
 同じ気持ちを共有できていることに無上の喜びを感じる。
「んっ………ん、……んっ……」
 抱きしめ合い唇を重ね、抑えきれない劣情が互いの舌を絡ませあう。
「んっ……比呂美、いい?」
 とても高ぶりを抑え切れそうにない眞一郎が尋ねる。
「駄目って言われても私からしちゃう」
 抑えきれないのは比呂美も同じだった。
「……ん、んっ…………」
 再び唇を重ねると、眞一郎は比呂美の胸に手を伸ばす。
 ブラと薄いセーター越しでもその柔らかさを十分感じられて、ますます興奮させられる。
 もっとちゃんと触りたいのだが、比呂美がキスを止めてくれないので(眞一郎も止めるつもりはないが)、
セーターとブラをたくし上げ直に触れる。
 初めて触れたときより大きくなってきている気がする比呂美の張りのある胸を両手でまさぐり、
桃色の乳首を親指で弾くと、ビクビクと感じてくれるのが嬉しい。
「っ……そんなにされたら感じちゃう」
 唇を話して比呂美が反論する。
「仕方ないだろ。比呂美の胸 触りたくなるんだから」
「私にもさせて……」
 比呂美は屈みこんで、眞一郎のベルトを外すともぞもぞとトランクスを動かし、
すでに勃起した肉棒を取り出す。
「もう凄く熱くなってる……」
 熱っぽく呟いて比呂美は肉棒にキスをする。
「比呂美……」
 一方的にされる事に行為を制しようとしたが、美少女にフェラチオされることを
男として拒めるはずが無い。
「んっ……ちゅ、ちゅっ、んっ……」
 バスケをしてるのにすべすべとした柔らかな手で優しく握られ、亀頭にキスの雨を降らせながら、
唾液を乗せた舌で舐められると、背筋にぞくぞくと快感が走り抜けた。
 比呂美のフェラチオは何度しても慣れない。
 これだけの美少女が献身的に奉仕してくれる現実にものすごく興奮して落ち着かない気持ちになる。
 それに、
「比呂美……なんか凄く上手い」
 回数を重ねる度に上達していき、こちらの快感のポイントは把握されていた。
「こういうこと上手って言われても恥ずかしい……」
 そういう間も手でしごくことを忘れない。
「そう感じるんだから仕方ないだろ」
「っ……ん、んんっ…んっ!ぢゅっちゅっ、んっ…ちゅっ、んんっ……」
 ごまかすように奉仕に集中する比呂美。
 肉棒を口に含み、舌を絡めながら出し入れして吸い上げる。
 時折聞こえる唾液を吸い上げる淫らな音が、静かな部屋に響きわたるのが更なる興奮をかきたてる。
「比呂美……もうっ……」
 絶えていたが我慢の限界だった。はっきりとは言わずとも射精を懇願する。
「いいよ、このまま出して……」
 一度髪をかき上げ上目遣いにこちらを見る瞳に欲情した。
 びゅるっ! びゅくっ、びゅくっっ!
 先端を含んでいた比呂美の口内に勢いよく射精した。
「比呂美っ……!」
 好きな女に受けとめてもらえる悦びになかなか高ぶりが収まらない。
 濃い白濁の体液を本能のまま注ぎ込む。
 その全てを比呂美は眉をしかめながらもちゃんと受けとめた。
「んっ……んんっ……」
 射精が終わるのを待って比呂美は口を離し、そして精液を嚥下する。
 この瞬間がまた眞一郎の劣情を誘う。
「無理しなくてもいいのに」
「ちゃんと受けとめたいの……眞一郎君のだから」 
 最初のころは全てを受けとめきれなかったり、吐き出したりしていたが、そ
れでも眞一郎が気持ちよくなった証を無下に扱いたくないと比呂美は言う。
 精液を飲むなんて簡単に出来ることじゃない。
 愛されてるんだと眞一郎は実感する。目の前の少女が愛しくてたまらない。
「きれいにするね」
 言って比呂美は、唾液や精液を纏った肉棒に再び舌を這わせ、それらを拭っていく。
 射精後で敏感になってる先端を優しく刺激され、肉棒は萎えることがなかった。
「今度は俺がするから」
 我慢ができずに逆に比呂美に覆いかぶさり、スカートの中に手を這わせると、
「ま、待って……! 私は大丈夫だから」
 何が大丈夫なのか瞬時に理解できなかった眞一郎から身を引き、比呂美は自分でスカートを脱ぎ、
「……あんまりじっと見ないで」
 比呂美は顔を赤くして言うが、どうしても目が離せずわずかに視線を外すだけの眞一郎。
 彼女がショーツを脱いで言葉の意味を理解した。
 すでに密壷からは愛液が溢れていて、ショーツと糸を引いていた。
 恥ずかしさに、比呂美は両手で自分を抱きしめるように丸くなる。
「……いやらしい娘だって軽蔑しないで」
 今にも泣きそうな比呂美。
 眞一郎と触れ合い、彼に快感を与えてるだけで、身体が勝手に悦びを溢れさせ男を求めていた。
 まだ16歳の、子供でも大人でもない曖昧な年齢。
 清らかでいたいと願う少女の心と、好きな男に愛される悦びを知った淫らな心が入り乱れ、
情緒が不安定になる。
 そんな比呂美を眞一郎はそっと抱きしめキスをする。
「軽蔑なんてするわけないだろ。
 比呂美が俺を欲しがってくれてるってわかって嬉しいし……」
 少しキザな台詞を言ってるなと自分で照れくさくなるが、それが正直な気持ちだ。
「眞一郎くん……」
 優しく自分を受け入れてくれる彼が愛しい。
 だからこそ眞一郎が欲しい。
「……お願い」
 比呂美なりの精一杯のおねだりに応えるべく、眞一郎は忍ばせていたコンドームをすばやく装着し、
彼女の足を開かせ身体を滑り込ませる。
 先端を膣口に宛がい蜜を馴染ませる。
 この先の密壷の快感を知っているがゆえに眞一郎は息を呑んだ。
「入れるな?」
「うん」
 眞一郎は息を止めるくらい集中して、腰を押し進めた。
「んっ、んんっ……!」
 熱い肉棒が膣内を進入してくることに自然に息が漏れる。
 眞一郎からすれば呑み込まれる感覚だった。
 最初の抵抗を過ぎれば後は歓迎されるように“ぬぬぬ”と呑み込まれいくようだった。
『初めの頃はあんなに抵抗感があったのにな』
 思わず思い返す眞一郎。
 それだけ比呂美と身体を重ね、互いを馴染ませていった証拠だった。
 根元まで挿入してやっと息を吐く。
「比呂美大丈夫?」
「うん……眞一郎くんでいっぱいになってる」
 嬉しそうに微笑むと膣内も肉棒をきゅうきゅうと甘美に締付けてくる。
 それだけで思わず射精しそうになるのをぐっと堪える。
「膣内でびくびくしてる……」
「比呂美の膣内 気持ちよすぎるから……」
 彼女の膣内は複雑にうねっていて無数の襞が生き物のように絡みついてくるうえに、
いろんな箇所で締めつけてくる。
 比呂美しか女を知らない眞一郎だがこれが名器と呼ばれるものなんだろうなと感じていた。
 なんとか気をそらそうと視線を逸らして気が付いた。
「比呂美、腕回して」
「? うん」
 言われるまま比呂美は首に腕を回すと、眞一郎は比呂美の背中を抱いて身体を起こさせると、
自分が横になり彼女を上にさせた。
「背中痛かっただろ?」
「このくらい大丈夫だよ。気を使わなくてもいいのに」
「少しくらいカッコつけてもいいだろ? ……正直あんまりもちそうにないからカッコ悪くて」
 苦笑いする眞一郎。
「気持ちよくなってもられてるのにカッコ悪いなんて思わないよ」
「ん、でも…なぁ……動くな?」
 全肯定されることに気恥ずかしくなり、行為に集中することにする眞一郎。
 わずかに腰を揺するだけでも圧倒的な快楽が襲ってくる。
「奥……揺さぶられるっ……」
 比呂美の方も深く挿入され奥を刺激されると、快感が溢れてきてあっという間に高ぶってゆく。
 自然と腰も動き、眞一郎の肉棒を淫らに締めつける。
「んっ、あっ……あんっ……眞一郎くん……気持ちいい……?」
 喘ぎの合間に問いかける。
「ん……凄く気持ちいい。比呂美は……?」
「私もっ……ふわっ、んっ…気持ち……いい……気持ちよくて……んっ、腰っ、動いちゃって……
 いやらしくない?……嫌いにならない……?」
 いつも以上に比呂美は蜜を溢れさせ、結合部がらぐちゅぐちゅと音がする。
「嫌いになるわけないだろ。俺だって、めちゃくちゃ硬くしてるだろ?
 比呂美としたくってこうなってるんだぞ? 嫌いになるか?」
「ならないっ、んっ…ならないっ……求めてくれて嬉しいっ……」
「ならお互い様だろ?」
「……うん」
 比呂美は恥ずかしそうに微笑み、眞一郎に覆いかぶさってキスをする。
「んっ、んんっ!んっ…んふっ、ん」
 舌を絡ませながら、眞一郎は快感に張り詰める胸を愛撫し快感を送り込む。
「んっ、俺もうイクからっ」
「うん、私ももうっ……」
 眞一郎が切羽詰って告げると、比呂美も抱きついて切なげに訴えてきた。
 最後とばかりに突き上げると、膣内も情熱的に絡みつき締めつけてくる。
「比呂美……っ!」
「眞一郎くんっ! 好きっ…あっ!んんっ、ああっ…イっちゃうっ……!!」

 どくんっ!
 びゅくっ! びゅるっ、びゅるるっ!!

 比呂美の腰を抱き寄せ、奥まで挿入し射精する。
 膣内が精液を求めるように収縮してくるので、さっき以上の精液がゴム越しの膣内に注がれてゆく。
 ゴム越しでも意識が飛びそうなほど気持ちいい。
 もちろん眞一郎は何もつけずに膣内射精する快感も知っている。
 ゴム越し以上の開放感に加え、比呂美を妊娠させるかもしれないという背徳感が混ざり合う、
神経が焼ききれそうな快楽。
 あれは麻薬だ。
 だからこそこうやってゴムをつけて自重しないと、簡単に比呂美を妊娠させる自信がある。
「んんっ……凄いっ……気持ちよくて……幸せ……」
 愛しい男が自分の胎内で果てる幸せをどう表現したらよいのだろう。
 こんなにも自分は満たされているんだともっともっと眞一郎に伝えたい。
 もっともっと眞一郎の喜びを受け取りたい。
 だからこそ強く思う。
「兄妹じゃなくてよかった……」
「そうだな」
 指を絡ませあい、優しく優しく慈しむように唇を重ねた。
「なぁ……比呂美?」
「……何?」
「もっといいか?」
「……うん」

 二人は布団に移動して、時間が許す限りお互いを求め合った。
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